貞子3D2
2013年8月30日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
安藤 楓子・・・瀧本 美織
【2010年 食堂かたつむり GTO フジテレビ系 夏ドラマ】
安藤 孝則・・・瀬戸 康史
【2013年 JUDGE/ジャッジ 斉藤さん2 日本テレビ系 夏ドラマ】
あらすじ
呪いの動画の事件から5年経ち孝則(瀬戸康史)と茜(石原さとみ)との間に凪(平澤宏々路)が生まれたが、茜は産後に他界してしまった為、凪の面倒を孝則の妹の楓子(瀧本 美織)に依頼する。そんな中、また呪いの動画の事件の噂が起こりこの事件は凪が描いている絵と似ている事がわかり、凪を怪しく思い調べていくうちに楓子は柏田(山本裕典)にたどり着く。
監督は「映画 賭ケグルイ」「トリガール」の監督を務めた英勉監督が前作に引き続きメガホンを握ります。
原作も前作に引き続き「リング」「らせん」の鈴木光司先生の「エス」が原作となっています。
この作品は、スマホと連動して「スマ4D」としても呼ばれており、映画終了後の深夜0時に貞子から電話がかかっていたりと怖い仕掛けが沢山ありました。
DVDでも同じ仕掛けを味わえたそうですが、4Dの連動は2015年2月までとなっていてもう味わう事が出来ません・・・
総括
今回の低評価映画は、Netflixで現在配信中の
貞子3D2
です。前回に引き続き続編を見てみる事にしました。
2022年6月6日現在Filmarksで★2.1、観て評価した人が2,083人、観たいと思っている人が215人となっている映画です。
出演者
前作に引き続き瀬戸康史・田山涼成・山本裕典そして石原さとみが続投しています。そして前作の茜と孝則の子供の凪役に「アーヤと魔女」で声優として参加している平澤宏々路がキャスティングされています。
一番存在感を示していたのも子役として参加していた平澤宏々路が不気味な雰囲気を醸し出していて表情も良くFilmarksの評価でも多数の人が彼女に対して評価していました。
今までのリングとは別物に感じる
Jホラーらしい気持ち悪さも特になく貞子のブランドをまとっているからこそ低評価に繋がっているのかな~って感じます。
観る人も初代の「リング」とどうしても関連つけて観てしまうので比べてしまうと思います。そのため物足りなさを感じてしまい、貞子という気持ち悪い存在感がほとんど見られることなく物語が進んでいきます。
貞子という名前を付けないで別タイトルと観れば先入観無しで観れて良かったのかもしれませんね。
「貞子3D2」というタイトルなのですが、前作と比べると3Dの描写も消えてしまっているように感じてしまい、いい所を全て奪った上でこの続編が作られているように感じました。
感想
予告に関しては前作よりもすごく怖そうに見えてしまい、この映画を観る前は期待感も沸きどこが低評価なのかなって観ましたが、良かった点を上げるとやっぱり先ほども言いましたが子役の力で何とか成り立っていた映画だったと感じます・・・キャスト陣が豪華なだけに勿体なく前作の内容が続編にも関わらずキャラ一人一人の描写が分からず魅力的に感じなかったのも一つの要因としてありそうです。観て間もないのに記憶から消えそうになっている自分がいます・・・
でも英勉監督の「賭ケグルイ 劇場版」はホントに好きな映画ですし「トリガール」や「東京リベンジャーズ」も評価高い映画なので、今回はハマらなかっただけだと思います。
yahoo映画2.1、映画.com2.1、Filmarks2.1となっています。
前作よりは評価が高いです・・・私自身としては前作の方がまだ良かったかな~って感じています。