Nessのテレビ・映画レポート

映画とドラマがとにかく好きで、 メジャー作からB級映画、未公開作品まで幅広く観ています。 はてなブログ **「Nessのテレビ・映画レポート」**では、 ・作品の良かった点 ・物足りなかった点 ・なぜそう感じたのか を中心に、正直な感想を書いています。 更新は不定期ですが、 主に日曜日・木曜日の21時頃にアップすることが多いです。 評価が低い作品や続編モノ、 「前作と比べてどうだったのか?」 そんな視点で語る記事も多めです。 同じ作品を観た人、 これから観ようか迷っている人の 参考になれば嬉しいで

【映画】闇金ドッグスX 後編 ~新シリーズらしさが見えないまま終わってしまった~

闇金ドッグスX 後編

2024年8月10日配信開始

 

 

前編の延長線上にある、想定通りの展開

正直な感想としては、「前編の流れ通りに終わったな」という印象が強い。
良くも悪くも予想を裏切らない、ありきたりな結末で、この作品でなければならない理由が最後まで見えてきませんでした。

これまでの『闇金ドッグス』シリーズは、後味の悪さやリアルな不快感が作品の持ち味だったように感じます。
しかし今回は、その“嫌な余韻”すら残らず
観終わった後に残ったのは、ほぼ「無」に近い感覚でした。

 

 

主人公・真田のキャラクターが活かしきれない

真田は「元傭兵で最強の闇金」という設定を持つキャラクターだが、
その強さが最後まで十分に描かれたとは言い難い気がします。
もしこの設定を活かすなら、もっと格闘や肉体的な強さを前面に押し出しても良かったのではないかと思いました。

そうすれば、キャラクターとしての魅力も立ち、シリーズの中でも異色の主人公として印象に残った可能性があると思います。
設定はあるのに、それを“見せ場”として昇華できなかったのが惜しいです。

 

 

闇金ドッグスとしての物足りなさ

今回の債務者と物語の流れを見ていると、
「この内容なら、前作までの闇金ドッグスコンビでも面白くならないのでは?」
と感じてしまう部分もありました。

新章としての必然性や、主演交代による新鮮さが最後まで弱かったこともあり、
シリーズファンにとっては物足りなさが残る後編だったと思います。

 

 

総評:印象に残らないことが最大の欠点

厳しい言い方になるが、感想があまり出てこないという点こそが、この作品の評価を象徴しています。
嫌悪感も衝撃もなく、ただ淡々と終わってしまいます。

闇金ドッグスというシリーズに求めていた
“ガツンとくる一撃”が最後まで感じられませんでした。
新章として仕切り直すのであれば、もっと振り切った方向性が必要だったのではないかと感じる後編でした。

 

 

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【映画】闇金ドッグスX 前編 ~新コンビ始動も、シリーズの空気は別物に~

闇金ドッグスX 前編

2024年8月10日配信開始

 

主演交代と新コンビの印象

これまでの山田裕貴×青木玄徳コンビから、佳久創×池田匡志へと主演が一新された本作。
2人は戦隊シリーズキングオージャー』でヒーローとして共演していた経歴もあり、組み合わせ自体はファンには話題性があります。ただし、本作ではその“ヒーロー感”が良くも悪くも拭いきれていないのか、闇金という世界観に完全に馴染みきれていない印象も受けました。

 

 

真田という主人公の物足りなさ

今回の主人公・真田は「元傭兵」「最強の金貸し」という肩書きを持つキャラクターだが、前編時点ではやや掘り下げ不足な気がしました。
強さや異質さが設定止まりで、シリーズ特有の“人間の闇”を体現する存在としては、少し物足りなさを感じてしまいます。

その一方で、相棒の渡辺(池田匡志)は印象的でした。
情に流されやすく、格闘技的にもまだ弱い存在だが、だからこそ今後の成長が期待できるキャラクターでもあります。
彼が闇金という非情な世界で、どれだけ揉まれ変化していくのかは後編以降の見どころかなと思っています。

 

シリーズとしての断絶と違和感

前作までの『闇金ドッグス』は、『ガチバン』の安藤忠臣という強烈な存在感があり、暗くリアルな空気が作品全体を支配していました。
しかし本作は、前シリーズとの繋がりがほぼ感じられず、完全に新作としてリスタートした印象を受けました。

その結果、新キャラクター中心の構成となり、’これから’の俳優陣ではシリーズファンの心を一気につかむのは難しいと感じました。

 

失われた闇金ドッグスらしさ

特に気になったのは、作品全体の雰囲気です。
以前のような重苦しく、現実にありそうな闇のリアリティは薄れ、どこか『闇金ウシジマくん』寄りの演出に感じられる場面も多々見られました。
(実際にウシジマくん出演者も登場するが、それだけが原因ではない)

結果として、シリーズ独自の色が弱まりどっちつかずの印象を与えてしまっているのが惜しいと感じました。

 

前編としての評価と後編への期待

前編である以上、評価が控えめになるのは仕方がない部分もあります。
ただ、渡辺というキャラクターの成長余地や、物語が本格的に動き出す余地は十分に感じられます。

後編でどこまで巻き返せるのか?
シリーズとしての“闇金ドッグスらしさ”を取り戻せるのか?
その点に期待しつつ、後編もしっかり見届けたいと思います。

 

2025年12月28日現在はYouTubeAMG公式チャンネルでも闇金ドッグスシリーズは無料で配信されてますので興味のある方は是非!!

 

 

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【ドラマ】アナザヘヴン~eclipse~4話〜6話  ~映画ありきで深まる世界線と新章への助走~

アナザヘヴンeclipse

2000年4月20日~6月29日

 

ドラマ版『アナザヘヴン』の4話から6話は、物語の“序盤整理”と“新章突入”が同時に進む重要な区間です。この数話を観て、はっきりと確信したことがあります。
本作は、映画→ドラマの順で観るべき作品だと感じました。

 

映画を観ているかどうかで理解度が変わる

4話〜6話を観ていると、映画で描かれた出来事が前提知識として扱われている場面がかなり多いように感じました。
特に「脳みそシチュー事件」や「柏木千鶴」という女性の存在は、ドラマ内では詳細に説明されていなく映画を観ていれば「同じ世界線の物語である」という感覚が自然に腑に落ちるが、ドラマから入ると状況が把握しづらく、ちんぷんかんぷんになる可能性が高いように思います。

ドラマはあくまで“映画の続き”という立ち位置に近く、映画ありきで構築された物語だと感じる場面が多いです。

 

4話〜6話の流れと物語の区切り

物語の進行としては、
4話で序盤の一区切りがつき、失踪していた女性は一応の形で見つかりますが、事件そのものの核心は何一つ明かされず、謎だけが残る構成でした。

5話からは明確に新章へ突入。
行方不明だった香織という女性が現れ、物語は再び不穏な方向へと転がり始めます。

6話では、五郎(大沢たかお)を取り巻く女性関係にも動きが出始め、サスペンスとしての色合いが一段と濃くなっていきます。

 

紀子のトラウマと紫の石が絡み合う展開

特に気になるのが、紀子の過去のトラウマです。
6話の終盤、そのトラウマに深く関わる人物が登場し、単なる背景設定ではなく、物語の軸に関わってくることが示唆されています。

さらに、紫の石との関連性がどのようになるのかが気になるところでもあります。
心理的な傷」と「超常的な要素」がどう結びつくのかが、今後の大きな見どころになりそうです。

新山千春演じる加奈子も物語に絡み始め、人間関係は一気にドロドロとした様相を帯びています。
加藤晴彦演じるユウジ、室井滋演じる亜希美といった既存キャラクターも、ここから本格的に動き出しそうな気配を感じました。

個人的には、亜希美については後半で何かしらの“裏切り”があってもおかしくないのでは…と疑ってしまうが、これはあくまで主観ですので…何か信用出来ないような…

 

謎は深まり、物語に熱が入る中盤へ

6話の時点でも、富豪・戸津山が何をしようとしているのか、紫の石の正体も依然として不明なままです。それでも6話あたりから、物語全体に明確な“熱”が入り始めた印象がある。

序盤は世界観と人物配置の説明に近かったが、
ここから先はサスペンスとして一気に加速していきそうな気がします。
映画で感じたあの異様な空気が、ようやくドラマでも全面に出てきた——そんな中盤の入り口となる4話〜6話でした

 

 

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【映画】ペナルティループ ~理解できなくても惹きつけられる、奇妙で癖になるループ映画~

ペナルティループ

2024年3月22日劇場公開

 

 

あらすじ

最愛の彼女を殺されてしまった岩森(若葉竜也)は、ある日を境に同じ一日を何度も繰り返す“ループ”の中に閉じ込められる。その日、彼は復讐の相手である溝口(伊勢谷友介)を殺す。しかし時間は巻き戻り、殺したはずの相手は何事もなかったかのように生きているのだった。
殺す側と殺される側、双方がループする世界。岩森は復讐を果たすため、何度も試行錯誤を繰り返すが、物語は次第に単純な復讐譚とは違う方向へと転がっていく。

 

実力派2人が支える、見やすいループ構造

若葉竜也伊勢谷友介という、演技力で成立させるタイプのキャスティングがまず強いです。派手な演出があるわけではないですが、2人が対峙するだけで画面に緊張感が生まれていました。特に若葉竜也の抑えた芝居は、この不条理な世界観と非常によく噛み合っているように感じました。

ループもの特有の「同じ場面に戻る」構造は、少しずつ変化を加えながら進むため、一本一本が短編のようにも感じられました。難解そうな設定のわりに、意外と見やすく、テンポも良いように感じ映画自体は、あっという間に終わりました。

 

理解できなくても退屈しない、不思議な引力

正直に言えば、この映画は「完全に意味が分かるか?」と聞かれるとかなり難しい部類に入ってしまいます。
それでも不思議と退屈はしないのです。復讐映画として「どう倒すのか」「どう攻撃をかわすのか」を追っているうちは、ループを攻略する話として楽しめるが、中盤あたりから物語は明確に別の方向へ進み始めます。

ループそのものの意味、2人の関係性、そしてタイトルにもある“ペナルティ”とは何なのか。観ている側に答えを委ねるような展開で、理解よりも感覚で受け取る映画だと感じました。

 

世にも奇妙な物語的な後味と、B級的な魅力

構造やオチの感触は『世にも奇妙な物語』を思い出す人も多いはずです。観終わったあと、自分一人では整理しきれず、誰かの考察を読みたくなるタイプの作品です。(最低でも自分はそうでした)

ジャンル的にはB級と言われても不思議ではないが、若葉竜也伊勢谷友介の関係性には妙な愛着が湧きます。荒削りだが、どこか癖になる様な映画です。理解できなかった部分も含めて、記憶に残る一本でした。

 

私的関連作品

●「ハッピー・デス・デイ」(2017年)

ホラーコメディだが、同じ日に殺され繰り返す主人公。どう攻略するか?を堪能できる

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●「オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年)

トム・クルーズ主演映画。いわゆる死にゲーみたいにどんどん成長していく主人公。

 

 

●「MONDAYS/このタイムループ上司に気付かせないと終わらない」(2022年)

邦画のタイムループ作品みたいです。全く見た事も無いのですが、高評価です。

 

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【ドラマ】緊急取調室シーズン1 第4〜6話 ~今回は箸休め的なエピソードかな?!今更ながら追って視聴中~

緊急取調室season1

2014年1月9日~3月13日放送

 

最近、緊急取調室のドラマ、season5に入り始めて観賞しました。「ドクターX」とこのドラマだけは食わず嫌いで観てなかったのですが・・・たまたま見たら密室の中の心理戦と取調べを受ける人間の背景にあるドラマ。奥深くて面白かったです。season5途中から観てしまうのも違うかな~と思って、season1から観てみる事にしました。

Amazon prime videoでも今の所は配信されています。良かった!

 

序盤の第1〜3話で強烈な印象を残した「緊急取調室」。第4〜6話ではトーンがやや落ち着きつつも、チーム内の関係性や真壁の家族背景など、シリーズの“横軸”が少しずつ描かれています。今回はそんな中盤3話を振り返っていこうと思います。

 

あらすじ

警視庁に新設された「緊急事案対応取調班」、通称“キントリ”。重大事件の容疑者を短時間で取り調べ、真実を引き出すことが任務の精鋭チームです。SIT(特殊犯捜査班)から異動してきた真壁有希子(天海祐希)が、個性派揃いの取調官たちとぶつかり合いながらも事件に挑んでいく姿を描きます。

第4〜6話ではジャンルの異なる事案が続き、いずれも1話完結型ではあるが、真壁を中心にキントリの人間関係や、彼女の家族とのつながりがさりげなく描かれ、物語の厚みが増していきます。

 

第4話「挑発する男」:議員相手の異質な取調べ

第4話は、贈収賄容疑で任意同行された国会議員を巡る物語。通常なら別部署が扱う案件を、キントリが担当することになり、元2課の小石川(小日向文世)が中心となって取り調べを行う。相手は“議員先生”という立場を盾に、暴言や挑発を繰り返す人物。密室の緊張感というよりは、権力と立場を利用した嫌らしさが前面に出る回。

ゲストは神保悟志泉谷しげる。正直なところ、シリーズらしい取調室の緊迫感はやや控えめでした。その代わり、渡辺(速水もこみち)や監物(鈴木浩介)といった捜査一課の2人が冷たく見える場面が印象に残りました。議員と秘書との関係性を軸にした物語は悪くないが、物足りなさが残る一話でもあるように感じました。

 

第5話「3人のうるさい女」:設定勝負の軽めエピソード

第5話は、詐欺グループの1人真木(竹財)がスーツケースの中から遺体で見つかる。スーツケースを運ぶ男を見たという目撃者が3人現れる。 それぞれ共通点もない主婦だが証言する顔の人相は3人とも不思議と正確に同じだった。

ゲストは、根岸季衣・茅島成美・西尾まり竹財輝之助。被害者役の竹財輝之助は、甘いマスクと柔らかな雰囲気が詐欺師役にぴったり。どうしてもこうした役柄が似合ってしまう俳優だと再認識させられる。一方で、ストーリー全体としては強烈な印象は残りにくく、箸休め的なエピソードという位置づけの様に感じました

第6話:「ゲームの神と呼ばれた男」切なさが残る誘拐事件

第6話は、ゲーム会社の社長が誘拐され、その会社ではたらくゲームデザイナーの北原(満島真之介)が逮捕される。今回のキントリの目的は、北原から社長の居場所を聞き出すこと。真壁と今回の取り調べでタッグを組む中田(大杉漣)は北原と面識がある素振を見せる。彼らの間にはどんな関係があるのだろうか?そして北原は、「監禁場所はゲームの中に答えはある」と言う

ゲストは満島真之介。この回は大杉漣の演技が一番の見所で彼が全てもって行ったと言っても過言ではありません。一見いけ好かない容疑者を演じる満島なのだが見方がだんだんと変わります。ストーリーが進むにつれて、ただの誘拐事件ではなく奥にある出来事が切なさを感じさせてくれます。個人的にはこの3話の中で最も見応えのある回だった。

 

3話を通しての見どころ

Amazon Prime Videoでも配信されているseason1は、豪華ゲスト陣と密室心理劇が大きな魅力。序盤3話は「キントリとはどんなチームなのか」「真壁はどんな人物なのか」を丁寧に描き、シリーズの根幹を作っています。後のseason5では完全にチームが一丸となっていますが、その前段階としての“まだ距離がある関係性”を味わえるのは今だからこそ。

第4〜6話は、派手さこそ控えめだが、物語の土台を固める重要なパート。キントリのに徐々に溶け込んでいく真壁。完全なチームになる直前の背景、真壁の私生活が垣間見えることで、後半への期待感が高まっていきます。

 

 

まとめ

1話〜3話が濃すぎたせいで少し霞んでしまったかもしれません…真壁の娘を演じるのは杉咲花であり、彼女も今はドラマで主演を務めるようになりました。家族の物語が静かに描かれている点が重要であり、真壁の夫の事件という“縦軸”と、取調という“横軸”が丁寧に組み立てられています。

1話完結型の構成なので、シーズン1の1〜6話はどこから見ても楽しめると思います。

 

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【ドラマ】アナザヘヴン~eclipse~ 1話〜3話  ~映画から続く“異質な世界”への導入~

アナザヘヴンeclipse

2000年4月20日~6月29日

 

ドラマ版『アナザヘヴン』は、映画の世界観を引き継ぎつつも、独自の謎と構造で物語を再構築していく作品です。今回はその第1話〜第3話までを視聴した感想をまとめていきます。なんとAmazon prime videoで配信されています!

 

クロスオーバーするキャスト陣の存在感

主演は大沢たかお、ヒロイン役には本上まなみが配置され、映画版との世界観の連続性をしっかりと感じさせる布陣となっているように感じました。さらに第1話では江口洋介原田芳雄も登場し、映画とのクロスオーバー要素が序盤から色濃くなっていました。

注目すべきは、当時まだ大ブレイク前だった松重豊柴咲コウの出演。ちょい役ながらも物語の鍵を握るポジションに置かれていて、今見ると非常に興味深いキャスティングだと思います。
また、犯罪マニアの加藤晴彦、刑事役の六平直政といった映画組も続投しており、シリーズとしての一体感も強い形になっています。

 

映画とは異なる“導入の構造”

映画では「ナニカ」という存在を追うストーリーだったのに対し、ドラマでは失踪者探しから始まり、「紫の石」を巡る騒動へと巻き込まれていく展開となっています。

1話〜3話は明確な答えを提示するというよりも、謎を積み重ねるフェーズでした。

  • 1話:主要キャラクターの紹介と世界観の提示

  • 2話:五郎(大沢たかお)が事件の容疑をかけられ、逃亡しながら真相を探る展開

  • 3話:探していた人物に辿り着くが、そこで明かされる“まさかの人物”の関与

序盤からサスペンスとしての緊張感が続き、視聴者に「何が起こっているのか」を考えさせる構成になっています。ほんとに謎が多いです!

 

映画視聴→ドラマ視聴がベスト

個人的には、映画を見てからドラマに入るのが正解だと感じました。
ドラマ内には映画の出来事が反映されているものの、その詳細は意図的にぼかされており、未視聴だと理解しきれない部分も出てきますので、映画を観てるとその点はクリアできます。

また、映画の終始張り詰めたシリアスさに比べると、ドラマには若干コミカルなニュアンスも加わっており、重苦しさの中にも緩急が感じられるのが印象的でした。

 

今後への期待

これまで「いつか観たい」と思っていたドラマがAmazon Prime Videoで配信されていることもあり、最後までじっくりと世界観に浸っていきたいと思います。
映画・ドラマともにPrime Videoのみでの配信という点も含め、今だからこそ改めて触れておきたい作品といえます。

序盤3話だけでも、十分に“不穏さ”と“引き”を感じさせる導入となっており、この先物語がどこへ向かうのか非常に楽しみな作品であります。

 

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【ドラマ】緊急取調室シーズン1 第1〜3話 ~小芝風花もゲスト出演してた!今更ながら追って視聴中~

緊急取調室season1

2014年1月9日~3月13日放送

 

最近、緊急取調室のドラマ、season5に入り始めて観賞しました。「ドクターX」とこのドラマだけは食わず嫌いで観てなかったのですが・・・たまたま見たら密室の中の心理戦と取調べを受ける人間の背景にあるドラマ。奥深くて面白かったです。season5途中から観てしまうのも違うかな~と思って、season1から観てみる事にしました。

Amazon prime videoでも今の所は配信されています。良かった!

まずは心理戦×密室劇という、ドラマとしての強みが凝縮されていたseason1の序盤3話の感想を書いていきたいです。今回はそれぞれのエピソードを振り返りつつ、シリーズの“始まり”ならではの魅力をまとめていこうと思います。(書きたい事は沢山あるんですけどね・・・)

 

あらすじ

警視庁に新設された「緊急事案対応取調班」、通称“キントリ”。重大事件の容疑者を短時間で取り調べ、真実を引き出すことが任務の精鋭チームです。SIT(特殊犯捜査班)から異動してきた真壁有希子(天海祐希)が、個性派揃いの取調官たちとぶつかり合いながらも事件に挑んでいく姿を描きます。

season1序盤は、真壁がまだチームに馴染めず、距離感もぎこちない時期。後のシーズンの“チーム一丸”とは違う初期の空気が楽しめます。

 

第1話「名前のない男」:初回から空気が張りつめる導入回

初回は、真壁がキントリに配属されるまでの流れを描く“開始エピソード”。交番に爆弾を仕掛け死傷者を出した男を相手に、いきなり実戦での取り調べに挑みます。男は名前も目的も語らず、こちらを試すように沈黙と威圧を繰り返す存在。真壁とチームの距離感もまだ遠く、互いの信頼が形成されていない初期ならではのピリついた空気が魅力です。

ゲストの高嶋政伸が圧倒的。現在では悪役イメージが強いものの、今回は“初回ゲスト”として完璧な存在感。静かな狂気をまとった演技が真壁の緊張感を一層引き立て、キントリというドラマの雰囲気を一気に作り上げています。

 

第2話「しゃべらない男」:黙秘の裏に潜む“親子”の物語

第2話の容疑者は、一切の供述を拒む“黙秘の男”。言葉を引き出す技術を求められるキントリの真骨頂とも言える回で、静かな攻防が続く取調室の空気が非常にリアルです。物語の鍵を握るのは彼の娘。視聴者の悪い想像を掻き立てながら、真相が少しずつ見えていく構成が印象的。

ゲストは林家正蔵小芝風花特に小芝風花は、まだ新人期の初々しさが魅力で、後に主演として活躍する若き日の姿を見られる貴重な回。現在視聴したからなのか、存在感がすでに抜群で、物語に確かな“温度”を与えてくれます。

 

第3話「嘘まみれの女」:嘘を重ねる女の“本心”を暴く

第3話は、夫を殺したと語る女性が、証言を次々と変えてしまう“嘘の連続”のエピソード。彼女がなぜ嘘を重ねるのか、その奥にある本当の理由とは何なのか。真壁が同じ母親として向き合い、彼女の心を解きほぐそうとする姿が胸に残ります。

ゲストの安達祐実が素晴らしい。天才子役時代から培ってきた演技力が冴えわたり、淡々と嘘を語り続ける姿は圧巻。物語は第2話同様“親と子”を軸にしており、序盤の共通テーマとしても興味深い構成です。

 

3話を通しての見どころ

Amazon Prime Videoでも配信されているseason1は、豪華ゲスト陣と密室心理劇が大きな魅力。序盤3話は「キントリとはどんなチームなのか」「真壁はどんな人物なのか」を丁寧に描き、シリーズの根幹を作っています。後のseason5では完全にチームが一丸となっていますが、その前段階としての“まだ距離がある関係性”を味わえるのは今だからこそ。

特に第1〜3話は、心理戦・親子の物語・キントリの初期状態と、シリーズを理解するのにうってつけのセット。これから視聴を続ける人にとっても、見返す人にとっても充実した3話になっています。

 

 

まとめ

season1の第1〜3話は、キントリの魅力が端的に詰まった濃密なセット。真壁とチームの距離感、ゲスト陣の迫力、密室での静かな緊張感。どれを取っても見応え抜群で、序盤にして作品の方向性がしっかり伝わる内容です。

これからのエピソードで、彼らがどう“チーム”になっていくのか――その変化も含めて楽しんでいけるはずです。

 

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【映画】トリック劇場版 ~コメディタッチだが以外に物語はえぐい。ラストの余韻、トリックらしさ全開~

トリック 劇場版

2002年11月9日 劇場公開

 

 

 

テンポのいい「霊能力者バトル」、絶妙なコメディと後味の悪さ

『トリック』らしく、今回も奈緒子&上田コンビが次々と霊能力者と対決していく構成はテンポが良く、視聴していて飽きがこないです。

他人のイメージを実体化する男(竹中直人)、足裏の心眼でなんでも見通す男(ベンガル)、確立を支配する男(石橋蓮司)といういかにもペテン師っぽい霊能力者と対峙します。
ギャグパートはしっかり笑えるし、シリアスパートはきちんと空気が締まるという、その“区切りの良さ”のおかげで、映画としての見やすさは抜群です。

ただ、それだけに終わらないのがトリックシリーズの面白い所。トリックという作品、ドラマ版含めて「え、そこ行く…?」というちょっと後味が悪いラストが多い気がします。
今回の映画版も、ゆるい空気で包まれてはいるものの、物語の本質は意外とえぐい。
人の欲、信仰、承認欲求…そういった“人間の暗い面”をしっかり見せてきます。笑っていたはずなのに、最後だけ妙に現実味が刺さりこの“落差”が、トリック特有のクセになる感覚でもあります。

 

 

縦読みの伏線──物語の余韻を残す仕掛け

本作のキーとなるのが、縦読みで意味が浮かび上がる独特な読み方の伏線。
これ自体はとても秀逸で、物語のラストの余韻を強める装置になっています。ただし、物語の途中で縦読みが使われるシーンは“聞き取りにくい&分かりにくい”のも事実。

このチグハグさもトリックらしさといえばらしさで、
「分かりにくいところまで含めて作品の味」
になっていると感じました。

しかしその伏線が最後に綺麗に回収され、鬼束ちひろ『月光』のイントロが流れ出すタイミングと完璧に重なるラストは、まさにシリーズの中でも屈指の名場面だと思います。

 

 

 

総括

トリックシリーズは「不可能に見える現象の種明かし」が 一番の醍醐味。
今回もその部分がしっかり描かれており、“霊能力”という曖昧な領域に科学的なオチをつけるスタイルは健在。

ミステリーとしてもエンタメとしても十分楽しめる内容です。

現在も活躍する女優・成海璃子が子役として出演。
ドラマシリーズでは山田奈緒子仲間由紀恵)の子ども時代を演じており、今作では事件のカギを握る一人の少女として別役で登場します。当時は“塚本璃子”名義でクレジットされていました。
シリーズを見返すと「ここに成海璃子が!」という発見があるのも面白いポイントでした。

 

私的関連作品

●「トリック 劇場版2」(2006年)

この映画の劇場版続編となります。

 

 

●「ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年)

堤監督作品、中谷美紀×渡部篤郎のバディものでドラマシリーズからの映画化

 

 

●「溺れる魚」(2001年)

堤監督作品。仲間由紀恵も主要人物として登場しています。主演は椎名桔平

 

 

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【映画】プリデスティネーション 〜1週回ってもう一回見たくなる!〜

プリデスティネーション

2015年2月28日日本公開

 

 

感想・総括

主人公は「時空警察」のエージェントであり、未来に発生する大事件を防ぐ為、ある時代に潜入し任務を遂行していて、彼には長らく追い続けてきた凶悪な爆弾魔がいるのだが、物語はその“最後の任務”の局面から始まって行きます。

その中で、主人公はバーテンダーとして働きながら、とある青年と出会い、この青年の人生が――あまりにも数奇で、普通の人生では絶対に起こり得ないレベルの“異常”さを孕んでいて、この長い“語り”のシーンが作品の太い幹になっています。

ここが退屈に見えてしまう可能性が十分にありますが、この映画で最も重要なのは「会話」「言葉」「表情」「テンポ」。この映画を理解する鍵が、ほぼ全てここに置かれている様に感じます。

後半に向かうほど退屈に感じた“一つ一つの言葉”が意味を変え始めてきます。この作りが本当に秀逸で、二回目に見た時、冒頭の会話ひとつが全く違う意味に捉える事ができます。“後で意味が変わる前提で書かれている脚本”と言えるのではないでしょうか?

タイムトラベル映画の多くはロジックが破綻しやすいし、矛盾が生じる作品も多々あると思います。だがこの映画は「敢えて破綻させていない」のではなく、「破綻そのものを作品のテーマとして扱っている」様に見えました。

これはSF好きなら震える構造でむしろSFに馴染みがなくてもこの映画のカラクリに驚く事になると思います。

イーサン・ホークの落ち着いた演技、青年の役者の表情の変化、視線の揺れ、会話の間――意味の反転に必要な“演技”が丁寧に積み上がってます。

97分という時間の密度は異常なほど濃すぎです。集中しないと置いていかれるが、集中して見たら絶対に伏線が回収できスカッとします。しっかりと集中させるための97分かもしれません。

タイムトラベルというもはや“鉄板”とも言える題材を扱いながら、ここまで真っ向からパラドックスを主題の中心に据え、しかも一本のストーリーとして最後まで破綻させずに走り切った作品はそう多くないと感じました。

97分という短さの中で、観客の予測を何度も裏切りながら、しかも「すべての伏線を回収する」形で終着させる緻密な構造になっています。初見時の驚きと“背筋が冷える感覚”は、ネタバレを知らずに見られた観客にのみ許される特権だと思います。

私は「タイムトラベル映画の一つの到達点」と呼んで良いと思います。衝撃と切なさが同時に来る感覚に鑑賞後は、誰かと“構造”について話したくなる衝動に駆られます。

 

何を喋ってもネタバレになりそうな気がします・・・そんな映画でした。

 

私は「シックス・センス」以来の衝撃を覚えました。もう一度記憶を無くした状態で観たい映画です。

 

私的関連作品

●「デイブレイカー」(2010年)

監督のスピエリッグ兄弟とイーサン・ホークのもう一つのタッグ作品

 

 

●「シックス・センス(1999年)

記憶を消してもう一度観たい映画筆頭

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●「インターステラー」(2014年)

難解に感じるが意味が分かると素晴らしいSF映画

 

 

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