グランメゾン東京3話・4話と連続して見ました。
視聴率は、3話は11.8%、4話は13.3%という結果でした。もっと伸びてもいいストーリーだと思いますが!
3話は、ジビエコンテストの話。
4話は、レストランのプレオープンの話。
が中心に行われます。
このドラマは、決してキムタク主体で動いていないこと、キムタク演じる尾花のグランメゾン東京での立ち位置は「スーシェフ」であり副料理長。
今回の立ち位置も「スーシェフ」そのもの。
キムタクドラマはいつもは、最後はキムタクがおいしい所を持っていくような流れが多い気がしますが、今回は彼の存在感そのものが周りの共演者達を活かすような働きをしています。まさに常に2番手にいる「スーシェフ」と言えると思います。
もしかするとキムタクドラマに少し抵抗のある方もいらっしゃるかもしれないが、今回は、彼の存在感がいい意味で発揮されていて苦手な人でも楽しめる作品となってます。
鈴木京香の立ち位置が非常にバランスが取れているのでよりこんなふうに感じると思います。キムタクが独走しようとすると上手く押さえつけているので、キムタクの独特の存在感を消してしまう効果が今回の彼女の役にはあると思います。
ミッチーの癒し、沢村一樹の調整など個々に充てられた役割が個性というものを生み出し、全員を上手く引き出していて物語自体のアクが取れ最高の人間ドラマとなっています。
手塚とおる演じる江藤オーナーのクズっぷりもこの物語を面白くしてくれている一つです。ライバル店「gaku」のオーナーですが、何とかグランメゾン東京を潰そうとする悪役。これがほんとに憎たらしい・・・結構嫌な役で彼を見かけることが多いですがホントに今回は憎いです。江藤と「gaku」のシェフ丹後(尾上菊之助)の関係にも今後注目する点だと思います。徐々に関係は悪くなってると思うので。
わかる人にはわかるかもしれませんが、4話の
「ウニでとるやないかい!!」
は、グランメゾン東京の代表する名言候補に挙がる一言だと思います。(笑)
一つの物を作り上げる為にバラバラの人間達が一つのチームとなるという、王道的ストーリーですが、こんな王道ストーリーは好まれますね。
そして、最大の敵が必ず存在する。
「医龍」や「ルーキーズ」などもその一種だと思います。
このグランメゾン東京でも最高のチームワークを見せつけていただきたいです。
4話物語終盤には、ナッツ混入の犯人有力候補も判明…物語の展開的には面白くなりますが、個人的にはショックでした。他にも裏切り者がでそうな雰囲気などなど前途多難です。
まだまだ付き合いますよ。