斉木楠雄のψ難
2017年10月21日日本公開
キャスト
山﨑 賢人・・・斉木 楠雄
橋本 環奈・・・照橋 心美
【2017年 銀魂 警視庁いきもの係 フジテレビ系列 夏ドラマ】
吉沢 亮・・・海藤 瞬
【2017年 銀魂】
笠原 秀幸・・・灰呂 杵志
賀来 賢人・・・窪谷 須亜達
【2016年 森山中教習所 2017年 愛してたって秘密はある 日本テレビ系列 夏ドラマ】
新井 浩文・・・燃堂 力
【2017年 奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール フランケンシュタインの恋 日本テレビ系列 春ドラマ】
あらすじ
生まれた時から超能力を持つ高校生、斉木楠雄。人の心を読むことやサイコキネシスなど超能力は年が経つにつれて協力となっていくが表向きは普通の高校生とみんなに超能力で思いこませている。そんな楠雄の学校で文化祭が開催されることになるが、今回問題が起きると今後中止となってしまう事態になる。文化祭は自分にとって一番の安らぎの行事である楠雄は、個性的な同級生が多くの問題を起こさないか見張るが無事文化祭を何事もなく終えることができるのか?
2012年~2018年まで「週刊少年ジャンプ」で連載され全26巻発行されているギャグ漫画を「銀魂」「今日から俺は 劇場版」の福田雄一監督が指揮を取り実写化された映画です。(最近では2020年12月11日公開の「新解釈・三国志」の監督でもあります)
登場人物達は、斉木楠雄→「サイキック」 照橋→「テレパシー」など超能力が由来となっています。
※「ψ難」と書いて「さいなん」と読むのですが、「ψ」の文字ってどうやって変換するのかというと「ぷさい」と打つとこの文字が出てきます。
出演者たち
出演者たちも、結構マッチングしていて実写化には必ずこの人といってもいいくらいの山﨑賢人や「今日から俺は」の賀来賢人、イケメン俳優吉沢亮は「銀魂」よりの演技を見せてくれるので、シリアスな演技をよく見る俳優たちのちょっと崩れた姿を見ることができます。
簡単にいうとまともな登場人物がいません!
ほかにも、文化祭でマジックをしているマジシャン蝶野雨緑にムロツヨシ、校長先生神田品助に佐藤二郎、楠雄の両親を田辺誠一、内田有紀
と無駄に豪華な所にも味があります。
総括
登場人物のキャラは個性的でつかみやすく、注目すべきキャラクター一人一人がしっかりと紹介されていて物語の背景はわかりやすく覚えやすいです。パッケージを見る感じでは「ジョジョの奇妙な冒険」みたいなコスプレ具合じゃん・・・と感じるかもしれませんが、ギャグ・コメディーの実写化でシリアス感を求めてなくゆるーい感じだからこそこの映画のコスプレは許されるのではないでしょうか。未読の方もきっとすんなり入り込めて楽しめるとおもいます。
中身はほんとにコメディです。全く何も考えずに観ることができ、5分に1回は必ずボケが入る位と笑えるところも沢山あります。だからこそダラダラと長いコメディ映画と違い個性的な登場人物たちが繰り広げる個性的な雰囲気だからこそ飽きが来ないコメディ映画になったのではないかと思います。
興行収入は「斉木楠雄のψ難」が10億ということで「ジョジョの奇妙な冒険」「BLEACH」よりも興行収入が多いなんてちょっと皮肉ですね。原作ファンはこの2作品のほうが多いと思うのですが・・・
Amazon primeで2021年1月3日現在動画配信されています。