Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【映画】東京喰種S トーキョーグールS ~続編ありきで製作するの止めて下さい!~

東京喰種S トーキョーグールS

 

2019年7月19日公開

 

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

窪田 正孝・・・金木 研

【2019年 Dinerダイナー  ラジエーションハウス フジテレビ系列 春ドラマ

山本 舞香・・・霧島 董香(トーカ)

【2018年 ギャングース チア・ダン TBS系列 夏ドラマ

松田 翔太・・・月山 習

【2020年 一度死んでみた 2019年 家売るオンナの逆襲 日本テレビ系列 冬ドラマ

 

 

あらすじ

半喰種として葛藤しながら生きている金木(窪田 正孝)はあんていくで日々アルバイトをしながらトーカ(山本 舞香)達と過ごしていた。その中喰種の中で美食家と呼ばれる月島習(松田 翔太)が店に来る。月島には「関わらないほうがいい」と念を押される金木だが、月島と仲良くしてしまう・・・関わってしまった事により喰種VS喰種の戦いが繰り広げられることになる。

 

2011年~2018年まで石田スイ先生により「週刊ヤングジャンプ」で掲載された漫画で1部全14巻、2部全16巻が発行されています。今回は1部の4巻~5巻の内容が実写化されています。

 

出演者たち

前作から主要キャラは変更になってません。窪田 正孝をはじめ、ヒナミ=桜田 ひより、ニシキ=白石 隼也、芳村=村井 國夫、亜門 鋼太朗=鈴木 伸之など続投しています。新キャストに松田 翔太・新田 真剣佑・知英が出演してます。

霧島 董香(トーカ)役は、前作の清水 富美香から山本 舞香にキャスト変更になりました。前作と続けて観たのですが、最初から居たかのように違和感は全く感じませんでした。

 

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松田翔太=月山習

今回の作中で変態の位置の月山を演じた松田翔太、代表作でもある「ライアーゲーム」シリーズの秋山のようなクールな雰囲気を醸し出しながらも変なテンションを全力で演じています。今回の映画でMVPで言うと間違いなく彼でしょう。しかし、彼の怪演むなしくそこまで興行収入的に伸びなかったのは残念ですが・・・

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」のアンジェロを演じた山田孝之と同様で原作のキャラ越えを唯一している人物だったのではないかと思います。

 

 

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総括

全体的に盛り上がりに欠ける作品だと思います。ただ原作をなぞっただけのストーリーの流れでただなぞるだけなら、アニメ・原作漫画を観ていたほうがよっぽどいいと思います。前作は「喰種になってしまってしまった若者の苦悩」が十分伝わる実写でしたが、今回は「喰種同士の戦い」を描いているのですが、見せ場とも言えるアクションシーンは盛り上がりに欠けるものとなってしまって残念でした。

前作で存在感を出していた亜門鋼太朗(鈴木伸之)は、原作ではこのストーリーに特に絡まないのでオリジナルの出演をしていますが、使い方は勿体ないと感じました。ここに少しオリジナルの展開を持ってきても良かったのでは・・・と思います。

最後に続編がありそうな雰囲気で終わります。これは、やってはいけない事ですね。今回の映画は興行収入3.55億円という事で確実に続編は制作されること無く終わってしまうでしょう。終始の盛り上がりの欠け方からいっても仕方ないのかもしれませんが・・・

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」と「BLEACH」そしてこの「東京喰種 トーキョーグール」と続編を予感させるとコケるんですかね・・・こういう終わり方で終わると映画を面白いと思い続きを見たいと感じたお客様に失礼なので、続編上映決定した上で制作して欲しいと思います。「コケたらいいや」という投げやりな感じが見られます。

観ている側が満足するるような形で中途半端でなく終わらせる事も制作側の責任

でないかなと最近の実写化映画を観て感じてしまいました。

 

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2021年1月3日現在Amazon primeで配信されています。