今回なんとか更新出来ましたが、映画のレビューではありません。(あまり閲覧もされていないので見てる方もわずかだと思いますが)
年明け早々に身内の不幸が相次ぎこの一週間なかなか更新出来ず映画も観ることことできませんでした・・
お葬式は子供の頃に出席した位だったのですが、多額の費用がかかるのですね。あんまり気にしてませんでした。いつ私が喪主になるのかわからないので今から想定してコツコツ資金計画を立てないといけないと実感しました。皆さんも今を楽しむことも大事ですが資金計画はお早めに!
という事で今回は映画ではなくギリギリ年明け前に見ていたドラマのレビューをしていきます。
岸辺露伴は動かない
2020年12月28日~30日迄
NHK 22:00~22:54 全3話
あらすじ
2020年12月30日放送「DNA」
前回志士十五(森山未來)を救った催眠術で事故で記憶喪失中の彼氏、平井太郎(中村倫也)に催眠術をかけて助けて欲しいと京子(飯豊まりえ)から頼まれる露伴(高橋一生)。太郎と会っている所にすれ違った親子の娘・真央の手が太郎を掴み怪我をさせてしまう。真央は、反対に言葉をしゃべり目の色が左右ちがっていて、そこに露伴は興味を抱く。
このドラマの原作は、「岸辺露伴はうごかない」の2巻に収録されている原作です。元々は「別冊マーガレット」に収録されていた話になります。作者の荒木飛呂彦先生も「別冊マーガレット」に収録されるという事で怖いラストを普通は目指すが、感動のハッピーエンドになったと語っているストーリーです。
感想
3話通してになりますが良い意味で原作のアレンジをしてくれている。「DNA」に関しては、登場人物の真依(瀧内公美)と娘の真央と真依の夫以外は、根本的な流れを除きほぼアレンジという形で魅せてくれています。
スタンドをあえて「ギフト」と呼ぶことにより、物語の1話で露伴が言った「天からのギフト」繋いでいて「スタンド」と言う言葉は出さないぞ!という製作側の意図もあるのかもしれません。そしてこれによりジョジョを知らない人がこのドラマを1話から見てもすんなり入り込める作品となっています。「ギフト」=「スタンド」という事になるでしょう。
しかし、ジョジョファンの事を忘れていないのが「岸辺露伴は動かない」なのです。この3話で出てきた、サイコロを振るチンチロのシーンが出てきたと思いますが、
これは「ジョジョの奇妙な冒険」オリジナルの原作で、
主人公の東方仗助が岸辺露伴からサイコロイカサマでお金を巻き上げようとする物語
を思い出す人もいたのではないでしょうか?
ファンに対する配慮も忘れずファンだからこそ連想させるジョジョへの伏線もしっかりと繋いでくれています。
世間的にも結構好評価を得ているこのドラマですが、続編を作るとしたらしっかりと温めて作って欲しいと思います。その時は、岸辺露伴=高橋一生、泉京香=飯豊まりえの2人は続投決定でしょう!まずこの2人がいないと成り立たないですね。
もし続編が製作されるのなら是非「ザ・ラン」をこのクオリティで再現してほしいと思います。
「ザ・ラン」は露伴が唯一自分の性格を認めていて本当に心から反省したエピソードとなり、内容は
ジムで出会った橋本陽馬にジムで出会った露伴はトレッドミルの速度を徐々に上げ時速25キロになったら停止ボタンを押した方の勝ちという勝負で、はじめは露伴の勝利に終わるが、後日2回目の勝負の時に彼の雰囲気が変わっている事に気づく…
といったストーリーですが、また続編が製作されるなら是非お願いしたいです。
なんとか映画の汚名返上はしましたね!
ジョジョ知ってる人も知らない人もすんなり入り込め、きっと岸辺露伴のバックグラウンドも見てみたいと思う人も出てきたのではないでしょうか?
29巻~48巻がジョジョの奇妙な冒険の4部なので気になる方は是非見てみて下さい。ジョジョのシナリオの中でも比較的に分かりやすく読みやすい部になります。
岸辺露伴の初登場は、34巻~登場しますので是非興味持った方は「岸辺露伴は動かない」の原作と共に読んでみるのも良いかなと思います。
続編が制作される事を期待して・・・