コンジアム
2019年3月23日 日本公開
あらすじ・出演
あらすじ
韓国の最大の心霊スポットコンジアム精神病院に肝試しに行った人間は開けたら死んでしまうと言われている402号室に関わる度に行方不明になってしまっている。その出来事に目をつけたホラータイムズというYouTuberの主催のジヒョンは隊長となり、一般参加者も一緒に募り、男女7人で病院に乗り込み402号室を開ける事を生配信する企画を行う。ジヒョン以外の6人が演者となり、最初はホラータイムズ側の演出で仕掛けを行い一般参加者達を脅かすが、そのうち予測不能な出来事が次から次へと発生して一人一人とパニックに陥っていく・・・
実在する「昆池岩(コンジアム)精神病院」という韓国の最大の心霊スポットを舞台にした映画でこの映画に出てくる7大心霊スポットの内、日本には「青木ヶ原樹海」「軍艦島」があります。
キャスティングがほぼ無名の新人に近い俳優が名を連ねています。
キャスト(ほぼ実名が役名になってます)
パク・ジヒョン・・・ジヒョン (ホラータイムズ リーダー)男
パク・ソンフン・・・ソンフン(ホラータイムズ カメラマン)男
イ・スンクウ・・・スンクウ(ホラータイムズ 進行)男
ユ・ジュエン・・・ジュエン(一般参加 YouTuber)男
パク・ジヒョン・・・ジヒョン(一般参加 サブカメラ)女
ムン・イュウォン・・・シャーロット(一般参加 帰国子女)女
オ・アヨン・・・アヨン(一般参加 看護学生)女
総括
上記でも書いている通りキャスト陣がほぼ無名に近い俳優陣でキャスティングをしていて有名俳優が出ていないところが既にリアル感漂い、いかにもYouTuberらしさがでていると感じます。
そしてこの映画の見どころは、POV方式といわれる主観的なカメラの手法なのでまるでその場にいるような臨場感が溢れます。一人一人にカメラをセットをしているので、驚きの表情、恐怖の表情が一人一人リアルに表現されていて更にこの映画の恐怖を倍増させてくれます。またバックの効果音なども無駄に流さずあくまでも自然な音のみを表現しているのもリアルに感じる一つです。更に怖さがこちらまで伝わってくるそんな感じです。POV方式といえば【「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)】なんかもこの手法だったと思います。
低予算で始まったこの映画ですが、低予算でも十分面白い映画が作れるという事を証明してくれている映画だと思います。出演した俳優たちもこれからメジャーになる俳優もいるかもしれません。「EXIT」から韓国映画続けて観ましたがやはり良いですね!
Amazon primeで字幕のみが2021年1月31日現在配信中ですが、
字幕で観たほうが臨場感を味わう事ができるので是非字幕で観てみてください!そんなに難しい内容でないので。
心霊スポットとは興味本位、数字が欲しいからと言って気軽に訪れてはいけないという事がわかると思います。何かを憑けてきたかどうかは目に見えないので本当に証明できないので・・・この映画を観て心霊スポットには行ってはいけません!という事を感じてください。という事を伝えたいです。
この「コンジアム」という映画は、韓国歴代ホラー2位の観客動員数を記録したらしいのですが、1位の「箪笥」という映画も気になるところです。ちなみに韓国で同日に公開された「レディ・プレイヤー1」を超えてその週は1位になっています。