本日3月21日は、「国際人種差別撤廃デー」で1960年の同日南アフリカのシャープビルで、人種隔離政策に反対するデモ行進に対して警官隊が発砲し69人の死亡者を出す事件が起きたことがきっかけで悲劇を繰り返してはいけないという事で1966年に国連総会で制定された記念日で全世界共通です。そこで本日は、白人と黒人の人種差別問題が中心に描かれているスポ根ドラマの「タイタンズを忘れない」を紹介したいと思います。
タイタンズを忘れない
2001年4月28日日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ハーマン・ブーン・・・デンゼル・ワシントン【2001年 トレーニング・デイ】
ビル・ヨースト・・・ウィル・パットン【2000年 60セカンズ】
あらすじ
まだ人種差別の緊張が最も高かった1971年の物語で、白人と黒人の高校が統合されて、アメフトチームのタイタンズも白人と黒人の混合チームになり、そんな中、黒人のハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)がヘッドコーチとして雇われ、白人のビル・ヨースト(ウィル・パットン)がアシスタントコーチに降格する。白人と黒人の選手たちもお互いが交わらないままいがみ合いアメフトの合宿がスタートする。ブーンはチームを一つにまとめる事ができるのか?奇跡の物語がここから始まる。
この映画は、実話で監督は、【「セイフ/SAFE」(2012年 ジェイソン・ステイサム主演)】・「ホステル1・2」の製作総指揮を務めた、ホアズ・イェーキン監督がメガホンを握り、プロデューサーは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマーが務めています。
他の出演者として「リミット」のライアン・ゴズリングがチームの中の一人として出演していて、ヨーストの娘のシェリルに当時10歳のヘイデン・パネッティーアが配役されています。彼女は、海外ドラマ先駆けで2006年~2010年にseason4まで製作された「HEROS」のチアリーダーの主人公格のクレア役で有名になった女優で私の中ではメジャーな彼女ですが、調べるまで全く彼女だという事気づきませんでした。
総括
私自身全くアメフトのルールがわかりませんでしたが、ルールがわからなくても問題ありません。中心となるのはゲームの中にある、それぞれの登場人物の人間ドラマがメインになるので、問題ありません。
この映画を通じて、人種が違う者同士がいきなりの統合が難しいと感じさせられますが、相手の事を先入観無しで理解する事、これが距離を縮める近道の一つであると認識させられますがなかなかそれができないのも確かで、現代社会でも人種差別とは別でも通じるものがあります。
スポ根を通じて一息つけぬ壮大な人間ドラマは観ていない人は観るべき1本だと思います。アメフトに抵抗があっても是非一回騙されたと思って見てみて下さい!アメフトのルールやポジションがわかるともっと楽しめるのかなぁ・・・と感じます。
アメフト映画もいいなと思い、個人的に観てみたいと思ったのは、【「エニイ・ギブン・サンデー」(1999年 アル・パチーノ主演)】 【「しあわせの隠れ場所」(2009年 サンドラ・ブロック主演)】です。この2本がちょっと気になります。
【「リプレイスメント」(2000年 キアヌ・リーブス主演)】は一度見た記憶があるのですが、もう一度見たくなりました。
評価は、yahoo映画 4.2、映画.com 4.2、Filmarks 4.0とすごく高評価になっています。私のライフスタイル中心のAmazon primeでは配信されていませんが、ディズニースタジオで製作されているのでディズニープラスでは見放題配信されているみたいですね!