ドント・ヘルプ
2018年2月1日 日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
マリア・・・マリア・エボリ
カミラ・・・バネサ・レストレポ
アニータ・・・カルラ・アデル
あらすじ
強盗の3人姉妹は、ある一人の上院議員の家へと侵入する。目的はもちろんお金だ。その家の夫婦を襲い椅子に縛り付けておくが、その時に地下から物音が聞こえるが、夫婦は「絶対に地下室に行くな」というが、地下室を調べるとそこには夫婦の娘がベッドに縛り付けられていた・・・そこで娘に助けを求められ拘束を解き病院へ連れていこうとすると、目を離したスキにそこにいた娘はいなくなっていた・・・助けようとした強盗3姉妹の運命は?娘に隠された秘密とは?
この映画は、メキシコ映画で監督は「ノック・ノック」や「グリーン・インフェルノ」とイーライ・ロス監督作品の脚本をつとめていた、ギジェルモ・アモエド監督がこの作品のメガホンを握ります。
「ドント」…「~してはいけないシリーズ」
今回の「~してはいけない」シリーズは、「助けてはいけない・・・」
「音を出してはいけない」「電気を消してはいけない」という限定条件に比べるとさほど条件自体限定的でもなく行動範囲が大きいです。
私が見た行動限定ものの作品です。
電話を切ってはいけない 「ドント・ハングアップ」
電気を消してはいけない 「ライト/オフ」
音を出してはいけない 「クワイエット・プレイス」
呼吸をしてはいけない 「ドント・ブリーズ」
総括
「ドント・ブリーズ」と同じで強盗に入った家で起こる出来事が物語の核になります。悪い人達がこのような展開だと自業自得に感じてしまうので主人公たちに共感できなくなってしまうのが事実です。犯罪者を主人公にするには、もう少し共感できそうなバックグラウンドがあれば別ですが薄かったり、何も無ければ共感できる方も少ないのではないでしょうか?
後半にいくにつれて緊張感が増してきて、想像していた展開よりも強烈な展開を与えてくれ手に汗握るストーリーが繰り広げられます。としか言えません。(伝えたい事は沢山あるのですが、私の感想では一つ掘り下げて話してしまうとネタバレになってしまうので・・・)
登場人物達が精神的にえぐられる姿は、ひしひしとした恐怖感を与えられます。展開自体は面白かったと感じました。グロテスクなシーンはほとんどないので苦手な人は安心して観れると思います。
私は、「ドント」シリーズは好きなのですが、「ドント」や「オブ・ザ・デッド」や「シャーク」などがタイトルについているとちょっとB級チックに聞こえてしまいますが、今回の作品は「ドント・ヘルプ」ではちょっと物足りなくもったいない気がしました。題名も観る側の興味をそそるものだと実感しました。だからと言って、この映画にどんなタイトルをつけるの?と聞かれても良いタイトルが思い浮かびません・・・
この映画は、Amazon primeで4月15日現在配信されていますが、Netflixでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画では2.2、映画.com2.5、Filmarks2.7となっていてちょっと低評価気味になってます。私的にはこの評価よりは面白かったかなと思っています。