Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【映画】THE 4TH KIND フォース・カインド ~事実なのかどうか混乱しましまう~

THE 4TH KIND フォース・カインド

 

2009年12月18日 日本公開

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

アビゲイル・タイラー・・・ミラ・ジョヴォヴィッチ

【2009年 パーフェクト・ゲッタウェイ

 

あらすじ

アラスカ州のノームという小さい町では、1960年代から謎めいた多数の行方不明者が出るという事件が相次ぎ、FBIの捜査訪問も2000回以上と報告されている。このノームという街で不眠症を訴える多数の患者をカウンセリングしていたアビゲイル・タイラー博士(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、患者の共通点は午前3時頃に白いフクロウの夢を見ている事が判明する。

患者に催眠療法を行うと宇宙人の拉致が関与しているのではないかと見解を立てた上で、自分の夫の死も何かこれに関係しているのではないかと関連付けて調査をする。

タイラー博士に待ち受ける運命とは・・・

 

監督を務めるのは、「スモーキン・エース2」の脚本・「エビデンス・全滅」の監督を務めたオラントゥンデ・オスサンミ監督がメガホンを握ります。

ミラ・ジョヴォヴィッチは、この監督の事を「一緒にお仕事をした男性の中で一番頭が良くて賢明」とインタビューで語っていました。

 

 

記録映像と再現映像あらなるドキュメンタリー風なモキュメンタリーのジャンルになります。

モキュメンタリーは、ドキュメンタリー映像の様にフィクションを見せるといった演出方法で「パラノーマル・アクティビティ」「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」「放送禁止」の様な演出方法です。

 

 

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総括

主演はミラ・ジョヴォヴィッチですが「バイオハザード」の様にアクションも無く、「ノー・グッド・シングス」のように艶も無く、ごく淡々に博士を演じる事に徹するという役柄を演じています。

この役柄だったら別に彼女ではなくても良かったのではないか?と考えてしまうのですが、ごく一般の役を彼女が演じるのは貴重でもあり、彼女が出演していないだけでこの作品はきっとB級以下になり下がっていたかもしれません・・・

ネームバリューも結構作品には大切ですね!

 

この作品はモキュメンタリー=フィクションなのですが、ミラ・ジョヴォヴィッチもインタビューの中で「実際の映像を見た時に衝撃的な映像に涙も出たし、世の中の人々はこの事件を知るべき」という様な事を語ってました。インタビューもフェイクなのかと考えてしまいます・・・でも、この作品に賭ける意気込みがインタビューからは十分伝わってきました。

そして、この映画の中に差し込まれる実際の動画などを観て、実話なの?フェイクなの?という感じになってこんがらがってしまいます。

 

それがこの映画の狙いでしょうかね。

 

この映画にはきちんとした答えが最後まで無いので視聴者に答えをゆだねるような流れになっています。

 

 


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この映画は2021年6月4日現在、Amazon primeNetflix両方で配信されていません…

この映画の評価は、yahoo映画2.8、映画.com2.9、Filmarks2.8となっています。

私は今回この映画は、ミラ・ジョヴォヴィッチという事と配信されていないのでDVDを購入して観ました。DVD特典にこの作品のインタビューや未公開映像なども入っていて楽しむ事ができました。DVD特典は映像を観てるだけでは伝わらない事が判明する時もあるのでオリジナルのDVDを観ることも時にはいいな!と感じました。定期的に購入しようと思います。