来る
2018年12月7日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
野崎 和浩・・・岡田 准一【2018年 散り椿】
比嘉 真琴・・・小松 菜奈【2018年 恋は雨上がりのように】
田原 秀樹・・・妻夫木 聡【2017年 愚行録】
あらすじ
秀樹(妻夫木聡)の周りでは不可解な現象が頻発に続いていて、死者も出てしまった・・・不安に駆られる秀樹は、津田(青木崇高)からオカルトライターの野崎(岡田准一)を紹介してもらう。そして野崎はキャバ嬢霊媒師の真琴(小松菜奈)を連れてきて共に秀樹の周りで起こる謎と迫りくる強力な存在に立ち向かうことになる。
監督は「下妻物語」や「渇き。」の監督を務めた中島哲也監督がメガホンを握ります。
原作は、澤村 伊智先生の「ぼぎわんが、来る」が原作になっています。
総括
キャスト陣
本作の主人公でありオカルトライターの野崎和浩に岡田准一、キャバ嬢の霊媒師の真琴に小松菜奈、何かによる怪奇現象に悩まされている田原秀樹に妻夫木聡がキャスティングされています。
そして脇を固めるのが、秀樹の妻の香奈に黒木華。秀樹の友人であり、秀樹に野崎を紹介した津田には「るろうに剣心」シリーズの相楽左之助役を演じている青木崇高、真琴の姉で最強の霊媒師の琴子に「ラストレター」の松たか子がキャスティングされています。
インパクトがあったのは、逢坂セツ子役の柴田理恵が一番です。今までのお笑いの要素は皆無で最初は彼女と気づかないくらい役に入りこんでいました。彼女が最後まで「何か」と対峙する姿はまさに壮絶、インパクトがあり出演機会はそれほどないですが脇役の中では確実にMVPでしょう!
感想
前半は何がやってくるのかが全く分からないJホラーならではの不気味な雰囲気で進んでいき、この「来る」というタイトル同様襲って来る恐怖に緊張しながら拝見していました。
大きくパートは3つに分けられる様にられていますが、最後のパートは今までの不気味な雰囲気とは一転してエンターテイメント的な演出が続きます。怖いような、緊張感のある「SPEC」の映画みたいな攻防が繰り広げられます。ここからラストまで一気にたたみかけるように盛り上がり見応えがあります。
前半と後半とでは全く印象が変わってくるような映画です。
私的にはこんな展開はありだと思っていますが、賛否両論がありそうな映画だと思います。
2021年10月24日現在、Amazon prime・Netflixどちらでも配信されています。
評価は、yahoo映画3.2、映画.com3.2、Filmarks3.5となっています。