ザ・スイッチ
2021年4月9日 日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ブッチャー・・・ヴィンス・ヴォーン【2020年 ブルーアル・ジャスティス】
ミリー・ケスラー・・・キャスリン・ニュートン【2019年 名探偵ピカチュウ】
あらすじ
冴えない女子高生のミリー(キャスリン・ニュートン)がある日、凶暴な殺人鬼であるブッチャー(ヴィンス・ヴォーン)に襲われてしまうが、何とか九死に一生を得る事になったミリーだったが、逃げ切ったのもつかの間、目を覚ますとミリーはブッチャーの体になっていて時を同じくしてブッチャーもまたミリーの体に入れ替わっていた。24時間以内にミリーの刺された魔力の持つ凶器でブッチャーを刺す事が出来ないと入れ替わることができないのでミリーは自分の体を手に入れるべく奔走する。
監督は「ハッピー・デス・デイ」シリーズの監督を務めたクリストファー・B・ランドン監督がメガホンを握ります。
総括
設定自体が面白く、この設定を映像で魅せるには入れ替わる2人の俳優の演技が重要だと思いますが見事にヴィンス・ヴォーンとキャスリン・ニューストンは演じていました。
日本のドラマでも綾瀬はるかと高橋一生のドラマ「天国と地獄~サイコな2人」も同じような設定でしたが、男性が女性の役を演じるのは話し方や仕草で表現がしやすいかもしれないですが、女性が男性を演じるには、男言葉だけでは表現が難しいので雰囲気を醸し出さないといけないと思うのですが、この映画では冴えない女子高生を最初に見せる事によって入れ替わった時に表情と服装で入れ替えを見事に表現していたと思います。勿論キャスリン・ニューストンの演技もあっての表現だと思いますし、この女優さんの映画をチェックしたくなりました。
内容も13日の金曜日を彷彿させるようなホッケーマスクをかぶり残忍ですが、目をそむけたくなるようなシーンも直接的にはカメラを向けていないので、グロ過ぎずジェイソンシリーズよりは観易いと思います。そして、少しコミカルに描かれているのでクスリとするシーンもあるので安心して観る事のできる映画です。ハラハラ感も味わう事が出来て、伏線も隠されているので美味しい所十分詰め合わせしている作品です。
「ハッピー・デス・デイ」とタッチは似ているので、「ハッピー・デス・デイ」を観るような感覚と一緒の感覚で観て頂くといいかなと思います。
2022年1月1日現在この映画は、Amazon primeとNetflixどちらでも配信されていません・・・
評価は、yahoo映画3.8、映画.com3.5、Filmarks3.7となっています。