RRR
2022年10月21日日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ビーム・・・N・T・ラーマ・テオ・ジュニア
ラーマ・・・ラーム・チャラン
あらすじ
イギリス軍にさらわれた少女マッリを救うために立ち上がった村の守護者のビーム(N・T・ラーマ・テオ・ジュニア)はデリーへと向かう。一方、守護者の存在に恐れたイギリス軍の統括はどんなことにも屈強な精神で恐れない警察官のラーマ(ラーム・チャラン)をビームを取り押さえる担当捜査官に従える。ビームとラーマはある出来事で出会うがお互いに親友として引かれあう。
追うものと追われるものだったという事実を知った時彼らの歴史が動く。
監督は「バーフバリ」シリーズの監督を務めた、S・S・ラージャマフリ監督がメガホンを握ります。
総括
インド映画=ダンス
私は、インド映画というものが観た事なくイメージとしては必ずダンスが入っている映画と言うイメージが強く、ちょっとインド映画を観ずに距離を置いていました。が・・・
この映画でそのイメージも払拭されました。
物語上意味のあるダンスで、ここではまず2人の友情の深まりをぐっと感じる事が出来てこの表現があるからこそのちの展開にも感情輸入できて心に「ぐっ」とくるものを感じやすくなりました。
そして白人のパーティーに来たインド人なので一見場違いに見えてしまい差別的な扱いも受けますが、ダンスを通じて場が一転!ダンスは人種関係なく楽しい気持ちにさせてくれるものなんだな~と感じます。
とにかくダンス一つでこんな楽しい気持ちになってテンションが上がります。ダンスパート的には4~5分くらいしかありませんが、とても濃厚で熱い時間を過ごせます。
アクションが・・・
もう一つの見所はアクションがすごかったです。
子供のレスキューの仕方が規格外だったり、野生動物をふんだんに使った戦い方を披露したり、そして肩車での2人無双など、
数々の映画を観てきた中で私はこんなアクション1回も観た事なく斬新なアクションを迫力ある映像で観る事が出来ました。
一個一個がかっこよすぎるんですよね。
感想
私自身インド映画が初めてなので、最初はみんな髭も生やして同じ顔に見えてしまいましたが・・・後半からは大丈夫でした。
ストーリーの流れ自体は単純だし、どこかで観た事あるような・・・と感じるかもしれませんが、この映画の音楽・映像・迫力全ての勢いに押されてとんでもなく3時間と言う時間が短く感じてしまいます。画面の絵を見ているだけで楽しいんですから!単純なストーリー展開だからこそ何も前情報無くても必ず楽しめます。
YouTubeとかで本編のアクションや音楽の映像が流れていますが、絶対に観ないで映画を観に行く事をお勧めします。ちょっとした映像のネタバレを観てしまうと初見の人はそれだけで映像への感動が薄れてしまうかもしれません。
まだまだ映画館でも上映していますので、観ようかどうか考えている人は必ず映画館で観てほしいです。DVDよりあの映画館で味わえる迫力と感動がこの映画をより素晴らしいものにさせてくれますので。
この映画はインド映画の私のイメージ自体を変えてくれた映画だったと感じています。
熱い友情・すさまじい映像・心に響きました!
※面白い面白いと聞いていたのでちょっと観に行ってみることにしましたが、3時間と聞いてジュースとポップコーンを用意していたのですがほぼ手をつけずに映画が終わってしまいました・・・
私的には高評価の映画は少しツッコミを入れてやろうとして映画を観ているのですが、この映画はそのような場面は全く見つからず・・・誉め言葉しか見つからないのも珍しいです。
そして最後は映画館で拍手起こっていました!映画館で観てこんなことは初めてでした。
2023年1月28日現在、上映中です。
評価はyahoo映画4.5、映画.com4.4、Filmarks4.4となっています。
私は★4.5とさせて頂きます。面白さ的には申し分ないですし、2023年に観た映画ランキングでこれを超える存在が現れるかどうかがわからないですが、満点にしてしまうとこれ以上上がらなくなってしまうのであえて0.5引くことにしました。感覚的には★5でもいいんですけどね!
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