ジョーカーゲーム 脱出
2013年8月17日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
大野 真希・・・鈴木 裕乃
あらすじ
命がけのババ抜きに敗北した女子高生たちは、「矯正施設」と呼ばれる閉鎖空間に送られる。そこでは大野真希(鈴木裕乃)たち敗北者達が外界から完全に隔絶された生活を送っていた。
ある日、彼女たちは脱出ゲームへの参加を強いられる。それはクリアしなければ死が待つという過酷なゲームだった。集められた7人は、ゲームが進むにつれて彼女たちの友情や信頼関係は揺らぎ始めそれぞれの過去や秘密が明らかになっていく。果たして7人は無事に脱出し生き残ることができるのか?
監督は「超・少年探偵団NEO Biginng」の監督を務めた芦塚慎太郎監督がメガホンを取ります。
感想
私は★2.5以下の作品は低評価だと思っています。
前作「ジョーカーゲーム」の続編であり、Filmarksでの評価は2025年2月26日現在★2.3と、前作よりも面白いという声がある一方で、演出やストーリー設定に不満の声も聞かれます。
本作は、前作でババ抜きに負けた生徒たちが送られた矯正施設を舞台に、新たな脱出ゲームが繰り広げられます。前作の登場人物である香奈(高月彩良)が探していた姉の真希の物語であり、前作にも登場した脱落者の下川ちひろ(吉田まどか)も引き続き出演しているなど、前作との繋がりが意識されています。
しかし、テンポに関しては、前作の方が良かったように感じました。今回のゲームは命を落とす脱出ゲームという設定ですが、1つ1つの謎解きまでのテンポが遅く、緊張感が薄れてしまいました。また、女性7人のキャラクターが立っているようで立っていないため、締まりのない印象を受けました。
ゲームの1つとして、七つの大罪に見立てたカードがそれぞれの性格や行動に合わせて配られるのですが、そのカードの使い方が活かされず、残念でした。例えば、それぞれのカードの能力を使ってゲームを有利に進めるとか、カードの組み合わせによって新たな展開が生まれるなど、もう少し工夫の余地があったように思います。ゲームを覆すようなどんでん返しも期待しましたが、観ていて想定内の展開ばかりで、驚きはありませんでした。
ただ、続編として前作の設定を崩さず、丁寧に作られていた点は評価できます。前作のファンにとっては、楽しめる要素もいくつもあると思います。もう少しテンポやキャラクター描写、ゲームの展開に工夫があれば、より面白い作品になったと思います。
最後に私としては、
本作は点数相応の映画だと感じました。
私の評価としては★2.2、低評価になってしまいます。
2025年3月4日現在動画配信サービスでは、Amazon prime、Hulu、DMMTVで視聴できます。
個人的関連作品
「ジョーカーゲーム 」★2.2・・・この作品の前作
「エスケープ・ルーム」★3.5・・・脱出ゲーム系の映画
「超・少年探偵団NEO Biginng」★2.6・・・芦塚慎太郎監督作品
「ジョーカー・ゲーム」★3.1・・・同じ名前の映画で亀梨和也主演の映画
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