サイコメトラーEIJI

1997年1月11日~3月15日放送
あらすじ
刑事・志摩(大塚寧々)の大学時代の恩師である教授が、爆弾事件に巻き込まれて命を落とす。志摩は事件の背景に自身の大学時代の人間関係が関わっていると直感し犯人はかつての同級生グループではないかと疑い、映児(松岡昌宏)のサイコメトリー能力を使って真相に迫ろうとする。
浮かび上がるのは「時計仕掛けのリンゴ」と名乗る犯行グループの存在。彼らの正体と目的、そして志摩の過去に隠された因縁とは?映児と志摩は、連続爆破事件の阻止に挑むことに・・・
感想
今回は志摩の大学時代に焦点が当たる回で、彼女の過去や人間関係が描かれる点が印象的でした。刑事としての強さの裏にある背景が見え、キャラクターへの理解が少し深まる構成になっています。
ゲストに田辺誠一が出演しているのも印象的で、志摩役の大塚寧々と現実では現在夫婦であることを思うと、視聴者としては少し特別な感慨もありました。本作が二人の結ばれた縁の一つになった作品なのだろうと感じられる点も興味深いところです。
登場人物の顔ぶれを見る段階で、ある程度犯人像が予測できてしまう点は少し惜しく感じました。もう少し全員に怪しさが漂っていれば、サスペンスとしての緊張感はさらに高まったように思います。
とはいえ事件自体は爆弾を扱う内容だけに、描写にはなかなかエグみもあり、堤幸彦監督らしいダークさはしっかり健在でした。
映司と章吉と裕介のトリオは今回も自然体で、軽口を叩き合ういつもの空気感が安心感を生みます。その分、事件の核心に触れて3人が真剣な表情になる場面では、物語全体がピリッと引き締まるのが印象的でした。
コミカルさとシリアスさの切り替えが、このドラマらしい魅力として改めて感じられる回でもありました。
総括
志摩の過去に迫る人物ドラマと爆弾事件というサスペンスが組み合わさったエピソードでした。犯人像の読みやすさという弱点はあるものの、キャラクターの関係性や背景が描かれることでシリーズの厚みは確実に増しています。
映司と章吉と裕介の軽妙な空気感と、事件の重さとのバランスも良く、本作らしさをしっかり味わえる回だったと思います。
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