サイコメトラーEIJI2

1999年10月16日~12月18日放送
90年代を代表するサスペンス『サイコメトラーEIJI2』。 今回振り返る第3話・4話「ユダの黙示録」は、原作コミックスの8〜9巻にあたるエピソードです。
しかし、今改めて観返してみると思い出補正を抜きにしても「おいおい!」とツッコミたくなるポイントが満載の、ある意味で非常に“熱い”回でした。ほとんどストーリーに関する事は書いてないかもしれないですが、よろしければどうぞ!
Huluで配信されているのを拝見しました。
「お宝俳優」発見!若き日の山田孝之の存在感
今回の再鑑賞で最大の驚きは、山田孝之の出演シーンの多さではないでしょうか。ギャングの一員として演じていた山田孝之、当時はまだデビュー間もない時期ですが、現在の「怪優」としての片鱗はまだまだ感じず、イケメンの好青年って感じです。その後の彼が「クローズZERO」や「闇金ウシジマくん」で個性的な役を演じるとは夢にも思いませんでした。
主演の松岡昌宏さんとの掛け合いも含め、この時期の彼をこれだけたっぷり堪能できるのは、今となっては非常に贅沢な体験と言えます。
宿敵カルロス vs シーズン1の沢木。ラスボスの“器”を考える
今回の敵、真木蔵人さん演じるカルロス。原作では圧倒的なカリスマ性を誇るキャラクターですが、ドラマ版では「あれ、意外と……?」と感じた方も多いはず。 前作(シーズン1)で田辺誠一が演じた沢木の、あの背筋が凍るようなラスボス感と比較してしまうと、カルロスの造形は少し物足りなさを感じてしまいます。(原作ではこの回のカルロスの役どころは沢木でもあるのですが・・・)
さらに気になるのが、周囲の警察の無能っぷり。カルロスが策士というよりは、警察側があまりに隙だらけで事態が悪化していく展開には、思わずテレビ画面に向かってツッコミを入れてしまいました。これもまた、勢い重視だった90年代ドラマの醍醐味(?)かもしれません。
「志摩先生」交代の違和感は拭えるのか?
シーズン2最大の難所とも言えるのが、志摩役の交代です。前作の大塚寧々さんの印象があまりに強烈だったため、工藤静香さん演じる志摩先生にどうしても馴染めない……という感覚。
これは決して演技の良し悪しではなく、前作が築き上げた「映児と志摩」の空気感が完成されすぎていた反動でしょう。物語が進むにつれ、この“違和感”がどう変化していくのかも、ある種の見どころと言えそうです。性格は原作に近いのは工藤静香版の志摩です。
まとめ
ツッコミどころはあれど、最後までダレずに観る事ができるのは、過去の懐かしさと現在の一流俳優の若手のシーンがたくさん観れる事、そして作り上げた独特のテンポと世界観があるからこそ。 混沌としたストーリー、お宝俳優の発見、そして時代を感じる演出。それら全てを丸ごと楽しむのが、令和における『サイコメトラーEIJI2』の正しい嗜み方かもしれません。
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