Nessのテレビ・映画レポート

映画とドラマがとにかく好きで、 メジャー作からB級映画、未公開作品まで幅広く観ています。 はてなブログ **「Nessのテレビ・映画レポート」**では、 ・作品の良かった点 ・物足りなかった点 ・なぜそう感じたのか を中心に、正直な感想を書いています。 更新は不定期ですが、 主に日曜日・木曜日の21時頃にアップすることが多いです。 評価が低い作品や続編モノ、 「前作と比べてどうだったのか?」 そんな視点で語る記事も多めです。 同じ作品を観た人、 これから観ようか迷っている人の 参考になれば嬉しいで

【ドラマ】緊急取調室シーズン1 第7〜9話(最終話)~真壁の縦軸が収束する終盤、今更ながら追って視聴中~

緊急取調室season1

2014年1月9日~3月13日放送

 

最近、緊急取調室のドラマ、season5に入り始めて観賞しました。「ドクターX」とこのドラマだけは食わず嫌いで観てなかったのですが・・・たまたま見たら密室の中の心理戦と取調べを受ける人間の背景にあるドラマ。奥深くて面白かったです。season5途中から観てしまうのも違うかな~と思って、season1から観てみる事にしました。

Amazon prime videoでも今の所は配信されています。良かった!

 

season1も終盤に突入し、第7〜9話ではこれまで断片的に描かれてきた“縦軸”が一気に前面へ出てきます。真壁の夫の事件、そして警察内部へとつながる真実。ここでは最終章3話をまとめて振ります。

 

あらすじ

警視庁に新設された「緊急事案対応取調班」、通称“キントリ”。重大事件の容疑者を短時間で取り調べ、真実を引き出すことが任務の精鋭チームです。SIT(特殊犯捜査班)から異動してきた真壁有希子(天海祐希)が、個性派揃いの取調官たちとぶつかり合いながらも事件に挑んでいく姿を描きます。

第7話~第9話(最終話)では、死刑判決を受けたジャーナリストの再取調べをきっかけに過去の事件に直面、第8話では、真壁自身に殺人の重要参考人となってしまい彼女が取調べを受ける側に回るという異例の展開へ。そして最終話では、真壁が追い続けてきた事件の真相が明らかになり、シーズン1はひとつの区切りを迎えます。

 

第7話「真実を告げる男」:言葉のプロとの心理戦

第7話の相手は、3人を殺害したとして死刑判決を受けたジャーナリスト・真田。言葉を武器に生きてきた人物だけに取り調べは一筋縄ではいかない。なぜ供述に嘘が混じっていたのか?その理由を探る過程で、意外な事実が判明していきます。

この回は、最終章への“序章”としての役割が強く、真壁の夫の事件にも静かに触れていきます。多くのエピソード同様、結末の根底には「家族」や「大切な人のため」というテーマが流れていて、キントリらしい余韻を残してくれます。

 

 

第8話「逃げる女」:縦軸が一気に動き出す

第8話では、真田の残した手帳を巡って物語が大きく動きます。真壁は重要参考人として取調室に入ることになり、これまでとは立場が逆転する構図になります。主人公が取り調べられる側に回るという展開は、終盤ならではの緊張感を生み出す。

この辺りから、キントリメンバーの結束がはっきりと感じられるようになってきました。シーズン序盤のぎこちなさは薄れ、真壁を中心にチームとして支え合う姿が印象的だでした。物語の縦軸と人間関係の変化が同時に進行する、非常に重要な回と言えると思います。

 

 

第9話「マル裸の女」:静かな決着

最終話では、真壁が手帳を手に、警察内部の人物たちへと踏み込んでいきます。事件は次第に内部の問題へと広がり、決して単純な勧善懲悪では終わりません。だからこそ、観る側の感情も複雑になりました。

それでもseason1は、過度に暗く沈み込むことなく、前を向いた形で幕を下ろします。最後に取調べをされた郷原草刈正雄)の言葉や立場にも一定の理解ができ、明確な“巨悪”として描かれていない点が、現実味と余韻を残す締めくくりとなっています。

 

 

3話を通しての見どころ

この3話を通して、真壁が追い続けてきた事件の縦軸がしっかりと描かれていました。密室の取調べという限定された空間でありながら、怒り、悲しみ、迷いといった様々な感情が浮かび上がる構成は、本作ならではの魅力だったと思います。

シーズン全体を通して、1話完結型でありながら縦軸と横軸が丁寧に積み重ねられており、どこから観ても楽しめる作りになっている点も評価したいです。

 

 

まとめ

season1終盤の第7〜9話は、物語としても感情面としても非常に濃密なパートだったと思います。密室での心理戦を軸にしながら、人間ドラマとしても見応え十分。

season2以降ではさらに豪華なゲストが登場することを考えると、ここから先への期待も自然と高まります。改めて、完成度の高いseason1だったと感じました。

でも、この頃はseason2の構成は特になかったんだと思います。だからこそ後腐れ無いこのような作品が出来上がったのだと思います。

 

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