Nessのテレビ・映画レポート

映画とドラマがとにかく好きで、 メジャー作からB級映画、未公開作品まで幅広く観ています。 はてなブログ **「Nessのテレビ・映画レポート」**では、 ・作品の良かった点 ・物足りなかった点 ・なぜそう感じたのか を中心に、正直な感想を書いています。 更新は不定期ですが、 主に日曜日・木曜日の21時頃にアップすることが多いです。 評価が低い作品や続編モノ、 「前作と比べてどうだったのか?」 そんな視点で語る記事も多めです。 同じ作品を観た人、 これから観ようか迷っている人の 参考になれば嬉しいで

【映画】あの人が消えた ~マンションという密室での伏線の回収が見事~

あの人が消えた

2024年9月20日劇場公開

 

 

 予告編で流れる「この結末は誰にも話さないでください」という言葉は、結末に自信がある作品と言う事。どんでん返し映画の代名詞でもある『シックスセンス』的な言い回しをする作品にはとても興味がそそられます。そして日テレ×田中圭・袴田吉彦×マンションと言えば2019年に話題になった考察ドラマ『あなたの番です』にも似ているのかな?と思いHuluにて鑑賞。

 

綺麗な伏線回収

実際に観てみて感じたのは、この映画に散りばめられている伏線が上手く後半にとんでもない事実と共に回収されます。物語の途中で「え、これどういうこと?」と疑問に思うポイントが、後半にかけて見事にパズルが噛み合うように解き明かされていく。この「点と点が繋がる」瞬間の快感はたまらないのですが、若干コメディチックに見えてしまう部分も・・・

果たしてこの真実が嘘か本当か?物語が二転三転する事も含めて楽しめると思います。

 

丸子というキャラクター

高橋文哉演じる主人公・丸子というキャラクターには、良い意味で翻弄されます。彼は本来謎を追う側ですが、その行動は紙一重でストーカーすれすれ(笑)。「そこまで踏み込んで大丈夫?」と画面越しにツッコミたくなるような彼の危うさが、物語に良い緊張感を与えていました。

丸子という男が持つある種の「突き抜けた熱量」が、この作品の核となりミスリードも誘うと言う役割も果たしているのだと思います。

 

キャスト陣

髙橋文也

 主演を務めたの高橋文哉。彼が主演だからこそ成立した、この歪で予測不能なストーリー。まだある意味俳優としての個性が強すぎない分、この映画での立ち位置がベストフィットしたのではないかなとも思います。

そんな彼は令和仮面ライダー第1作『仮面ライダーゼロワン』で主人公を演じた俳優でもあります。

 

染谷将太・菊地凛子

役柄は夫婦という設定ではないものの夫婦そろってこの作品に出演しています。なかなか夫婦で同じ作品に出演するのは珍しいのではないでしょうか?夫婦になる前、後の共演作品も今度調べてみようと思います。

夫婦で共演している俳優と言うと私は、高橋一生・飯豊まりえ夫婦の『岸辺露伴は動かない』シリーズしか思い浮かびません。

 

田中圭・袴田吉彦はもちろん、坂井真紀も久々に見たな~という印象です。

※シークレット枠で予告で隠れている俳優も主役級でした。(あえてネタバレしません)

 

総括

全体として、非常に満足度の高い「考察系ミステリー」でした。ただ一つ心残りなのは、もっと深掘りして住人たちの心理を追いたかったという点でしょうか?映画なのでそんな尺は無い事はわかっています!

今の私たちが日常で見過ごしている「隣人の顔」について、少しだけ疑心暗鬼になれるような、忘れられない余韻を残す1本でした。

あっ!この映画のタイトル『あの人が消えた』についてもしっかり回収してくれます!

 

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この結末は喋らないで下さい

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高橋文哉出演作品として

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染谷将太出演作品として

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夫婦出演シリーズ

髙橋一生×飯豊まりえ

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【映画】夏目アラタの結婚~檻の中にいるのはどっちだ?歪な主導権の取り合い~

夏目アラタの結婚

2024年9月6日劇場公開

 

 

 

 ふとHuluであらすじを眺めていた時、「死刑囚との獄中結婚」「死体を探すための駆け引き」という刺激的なワードが目に飛び込んできました。そしてよく見ると、原作は『医龍』の乃木坂太郎先生!この映画の監督はなんと『金田一少年の事件簿』の堤幸彦監督でした!これは見るっきゃない!と思い鑑賞しました。

 

檻の内側と外側の関係

この映画の見所の一つとしては、やはり「檻の内側と外側の関係」だと思います。 本来、死刑囚である品川真珠(黒島結菜)は、物理的には閉ざされた監獄の中にいますが、夏目アラタ(柳楽優弥)と対面室で向き合う二人の様子を観ていると、まるで檻の中にいるはずの真珠が、外側にいる夏目アラタを手のひらで転がしているかのような圧倒的な主導権を握っています。

羊たちの沈黙』のレクター博士を思わせる様な塀の中の存在感で観ていてもどこか寒気が襲ってきました。

サイコパスというフィルターを纏いながら、アラタという男を狂気の世界へと引きずりこもうとするこの描写は観ていて恐怖を覚えました。そして狂気と同情という二つの対角線上の感情を使いこなし、時には見ている側にも真珠が可哀想と感じる部分もあり、どこからどこまでが噓かホントかわからなくなります。

 

前半後半はタッチが違う

前半は、まさにアラタと真珠の言葉と心理的な攻防戦、駆け引きの連続で瞬きをするのも惜しいほどの緊張感でした。裁判のシーンも一つ一つの真珠の言動に引き込まれてしまいます。

後半の展開については、様々な意見があるかもしれません・・・心理的攻防という緊張感は消え、アラタと真珠の恋模様?的な感じが描かれます。果たしてこの描き方はいいのかな?とも思いますが、緊張と緩和をしっかりと表現してくれているのだと思います。終わり方も後味悪い形で終わるのではなく、この映画の終わらせ方でしっくりくる部分もあります。

 

キャスト陣

黒島結菜

真珠というキャラクターが物語が進むにつれて少しずつ違った容姿(表情)に見えてくる。歯並びの汚さだけでも狂気が詰め込まれているのですが、彼女の人間としての実態が露わになっていき、言動一つで可愛らしさを感じてしまいます。そんな演出の妙にはゾッとさせられました。

物語の狂気的な部分を体現する真珠の役柄には、驚かされることばかりでした。今後注目していきたい女優の一人です。そんな事なら彼女の出演していた『未解決の女season3』見ておくべきだった・・・

柳楽優弥

彼は、実はそんなに出演しているドラマや映画はほとんど見た事無かったのですが、いい演技していました。彼の出演している作品を見たとしたら『クローズEXPLODE』ぐらいだったと思います。

Disney+で配信されている『ガンニバル』とかも主演をつとめているので、黒島結菜と共に注目していきたい一人に感じました。

丸山礼

ものまねタレントとしても有名な丸山礼。普通にタレントという枠に収まっていない女優としての演技をしてました。いい意味で若干ふくよかで愛嬌のあるキャラが出てくると妙に安心しますね。

野呂佳代なんかもそんな一人にあたりますよね!野呂佳代の『銀河の一票』見ておくべきだったかな。と思いつつ、丸山礼は、2026年夏ドラマ『大追跡season2』にも出演するみたいなのでチェックしておきます。

 

他にも平岡祐太が出演していて、最初どこかで見た事あるな、と思って検索したら彼でした。佐藤二朗も出演していたりとキャスト的にはとても演技派を揃えたという印象でした。

 

総括

決して明るい物語ではありませんが、観終えた後の独特の余韻は、まさに「沼」そのものでした。何となくとはいえこの作品を偶然観た事は非常に大きな収穫でした!皆さんも、もし「檻の向こう側の支配者」を目撃したければ、ぜひこの狂気に触れてみてください。

堤監督の『金田一少年の事件簿』『トリック』『SPEC』の演出とはまた違うタッチな気もしますが、全然良かったです!

 

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柳楽優弥出演作品として

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【雑談】観たいドラマ配信され過ぎて何から手を付ければいいか・・・

 

6月も中旬に入り、気がつけば配信サービスが「宝の山」と化しています。

Netflix、Hulu、TVer、そしてアマプラと各社がこれでもかと名作ドラマをぶつけてくるものだから、一ドラマファンとして嬉しい悲鳴が止まりません!観たいものが多すぎて、正直なところ私の「ドラマ鑑賞計画」は早くも崩壊の危機に瀕しています(笑)。

​まずはNetflix。『医龍』が配信開始されています!あの音楽と共に流れる手術シーンの緊迫感、爽快感今観ても色褪せないですよね。手術の術式の意味が全く分からないのに見応えがある!

『警部補・古畑任三郎』の配信も始まりました。

シーズン2の第4話、木村拓哉ゲスト回とシーズン3の第5話、津川雅彦ゲスト回は、Netflixで配信がされていないエピソードです。ファンとしては少しだけ寂しい気持ちです。

木村拓哉の回は古畑が初めて容疑者を殴る回でもあり、津川雅彦の回は事件を未然に防ぐと言った風変わりなエピソードなのですけどね。

いつか全編コンプリート配信される日を心待ちにしています。

 

​さらにHuluのラインナップもエグいことになっています。見ることは出来ないと思っていたドラマ『フードファイト』や『ぼくらの勇気 未満都市』という伝説的なタイトルが数か月前から並んでいます。当時のドラマブームを思い出すと胸が熱くなります。

Huluでは、過去のTBS系列のドラマで『QUIZ』や『家族狩り』など『あなたの番です』で一世を風靡した考察ドラマよりも前に放送された考察系のドラマ達……。などなど、今月中というか年内に見ることもきっと不可能…な気がします。

​そしてTVerをチェックすると上戸彩版の『高校教師』も配信されているではないですか!さらにAmazonプライムビデオでTBSドラマが大量に追加されているのを見ては、「どれから手を付ければいいんだ!」と頭を抱える毎日です。

 

​これだけ過去の名作が並ぶと、改めて「ドラマには旬がない」と感じます。放送当時はリアルタイムで追っていたあの作品も、今観るとまた違った深みや、役者の主役を張る前の若い頃の姿も見えてくる。それこそが私自身がドラマを観続ける醍醐味です。

​ただ、あまりにも供給が過多すぎて、体がいくつあっても足りません。ドラマ好きな皆さんは、この「贅沢な悩み」に対してどう向き合っているのがとても気になります。

​とりあえず私は、今夜もどの名作を開封するか、迷うだけ迷う贅沢な時間を過ごそうと思います。全く追いつかないけれど、この「追いかけきれないほど面白いものがある」という状況こそが、ドラマ狂にとっては最高の幸せなのかもしれません。

 

これからは、映画よりもドラマレビューの方が多くなりそうな予感…って言って結局邦画も見る!

ブログの方向性も1話1話じゃなくてまとめた方がいいのかも…と模索中です。

カイジの最新作も来年に出るという事でまた藤原竜也作品もチェックしたい

ホントの雑談でした。

 

 

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【ドラマ】LOVED ONE 第2話〜5話 ~ただの「死者の声」に留まらないドラマ、山口紗弥加が良すぎ!!~

LOVED ONE

 

 

今期のドラマももう終盤戦。最近ようやく視聴が中盤に差し掛かってきました。観れば観るほど底なし沼のような深みを感じているのがフジテレビ系列水曜22時からの放送している『LOVED ONE』です。

第1話の衝撃も凄まじかったのですが、第2話から第5話にかけても色々と風変りな事件が多く第5話までを終えた時点での個人的な感想をまとめさせて頂きます。2話~5話までのタイトルを見てみると

2話「空から落ちてきた死体」

3話「矛盾だらけの交通事故」

4話「1つの死体に2つの死因」

5話「子供が見た“かいぶつ”」

と言うタイトルがつけられていて、私はこのタイトルだけで結構興味を持たされました。

 

 メンバー全員が主役。「チームで戦う」ことの深み

まず特筆すべきは、ディーン・フジオカ演じる水沢真澄という圧倒的な主人公がいながら、チームであるMEJ(メディカルイグザミナー)のメンバー全員にしっかりと焦点が当たっている点が一つの見所でもあります。

第2話の本田(八木勇征)、第5話の高森(綱啓永)など、各メンバーが抱える葛藤や成長が丁寧に描かれることで、物語に「チームとしての厚み」が生まれています。主人公がただただ解決する形ではなく、各メンバーが単なるモブとして消費されるのではなく、彼ら一人ひとりが真澄とどう向き合い、どう真実を導き出すのか?このプロセスが本作の大きな魅力です。

そして周りが魅力的だと是非焦点を当てて欲しいと思ってしまいますね!

 

山口紗弥加の「変化」に見る、ドラマの真髄

そして、個人的な推しポイントは、堂島を演じる山口紗弥加の存在感です。 前回の時も言いましたが、『リブートとは全く違う一面の演技を見せてくれています。

彼女は普段は誰に対しても攻撃的で怖いですが、第4話で瀧内公美演じる桐生と交わるシーン。あの場面で、彼女の苦悩を聞きながら見せた一瞬の「優しい目」と「笑顔」。あの瞬間の破壊力が凄まじかったです。

これまでの「毒」が強かったからこそ、あの笑顔に胸を打たれました。彼女の存在が、本作に良い意味でのインパクトを視聴者に与えています。彼女の存在はこのドラマには不可欠なものに感じました。

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バイプレーヤーたちの輝き

2話〜5話のゲスト陣で気になった俳優をピックアップします。

坪倉由幸

3話でゲスト出演しています。お笑いトリオ我が家の一人ですが、今期『リボーン』にもレギュラー出演されています。最近はドラマで見かける頻度が本当に増えたように感じます。

石垣佑磨

3話でゲスト出演しています。かつて『WATER BOYS』や『ごくせん』で画面を駆け回っていた彼を、こうして重厚なドラマのゲストとして観られるのは、長年ドラマを追いかけてきた身として非常に嬉しい出来事でした。

前田公輝

5話でゲスト出演しています。正直、昔のイメージとは別人のような実力派っぷりです。映画版の「ひぐらしのなく頃に」では演技が・・・と思う時もありましたが、今では脇にいるからこそ際立つ圧倒的な存在感。今の彼はどんな役を投げても完璧にこなす「実力派俳優」の筆頭だと確信しました。私の好きな俳優の一人です。

 

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 縦軸の謎と、これからの期待

正直、2話~5話の中には、感動を狙う演出に少し「こじつけ」を感じる回もありましたが、それを打ち消すほどの物語の推進力が本作にはあると感じています。徐々に明らかになってくる「真澄の過去」と「現在起きている事件」のリンク。この縦軸が複雑に絡み合い、どう収束していくのか?そこが今後の物語の終結のヒントになってくると思います。

2話から5話を経て、ようやく物語の地盤が固まった印象です。ここから一気に爆発するであろう物語の熱量を、これからも追いかけ続けていきたいと思います。今からでも観ていない方は、ぜひこの沼に飛び込んでみてください。

 

 

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【ドラマ】今更ながら春の新ドラマ注目作品を3作観たランキング!!

 

今期のドラマも、あっという間にもう中盤戦に差し掛かっています。私は見始めたのが最近なんです・・・

私自身の「興味のある好きなジャンル」「好きな俳優」「好きなドラマの制作陣」で3本選びました。まだ観たのは第一話だけですが、第1話だけのドラマの状況で私なりの3本をランキング形式で紹介します。

-選んだ作品-

興味のある好きなジャンル・・・LOVED ONE【法医学ミステリー】

好きな俳優・・・リボーン【高橋一生】

好きなドラマの制作陣・・・田鎖ブラザーズ【アンナチュラル・MIU404の制作陣】

この3つを視聴していこうと考えています

 


1話の段階でのランキング

第1位:LOVED ONE

2026年4月8日スタート フジテレビ水曜22時ドラマ

一番良かったの本作。やはり「法医学」というテーマは、死者の声を聴くという究極のミステリーなんですよね。

ポイントとして

決して派手な演出ではないが、遺体に残された微かな証拠から真実を紡ぎ出す丁寧な描写があり、捜査権限を持ってる法医学チーム「メディカルイグザミナー」という設定が斬新で着眼点が法医学者だと警察と違うのが面白かったです。

各話のタイトルがとても興味をそそられる。第一話では「水深40センチで溺れた遺体」と言うように覗きたくなるタイトルでいざ覗くとテンポも良くあっという間に時間が溶けました。

キャスト陣、ディーン・フジオカと瀧内公美の振り回されるような距離感が絶妙。そして所轄の女刑事を演じている山口紗弥加の演技がとても好き。「リブート」の時の包容力がある演技とは違う攻撃的な殺気に一瞬で心つかまれました!

 

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 フジテレビで言うと90年代の『きらきらひかる』から続く法医学ドラマの系譜を感じさせつつ、令和ならではの技術や倫理観をどう描くのか。ミステリー好きなら外せない一本だと思いました。そして1話を観終えた瞬間タイトルの「LOVED ONE」という言葉の重みがストンと胸に落ち、鳥肌が立ちました!

 

第2位:リボーン

2026年4月4日スタート テレビ朝日火曜21時ドラマ


高橋一生さんの圧倒的な表現力だけで、1時間持たせてしまうパワーがあります。ドラマ自体はIT社長が自分に瓜二つの商店街会長の息子に転生して商店街の復興に尽力を尽くす。

ポイントとして

「再生」というテーマを、傲慢なIT社長がどのように心の変化が表現されていくのか?

地味に犯人探しなどヒューマンドラマであるものの先の展開など考察しがいのありそうなドラマでした。

髙橋一生の強みは、「目の動きで物語りのジャンルを変えてしまうほどの表現力」だと思っています。IT社長から商店街の息子への入れ替わりを演じる化身ぶりに圧倒されました。以前「天国と地獄~サイコな二人~」でも入れ替わりは経験済みですが、その時も演技がよかったです。

 

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ちなみに私の突き落とした犯人予想は生まれ変わった根尾(高橋一生)。『プリデスティネーション』みたいに過去未來のパラドクスが発生しているみたいな感じ・・・あくまでも1話を観た直感です。

 

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第3位:田鎖ブラザーズ

2026年4月17日スタート TBS金曜22時ドラマ


『アンナチュラル』『MIU404』の制作陣ということで期待値はMAXでしたが、期待を裏切らないクオリティではあるもののスタートとしてはちょっと出遅れかも・・・

ポイントとして

 1995年の事件がどう現在にリンクしていくのか?脚本の緻密さに期待していて今後どのように進んでいくのか?1話の段階ではスロースタートみたいな形に見えるが爆発力が今後見込めそうです。

縦軸は自分の両親を殺した犯人探し(時効成立済み)と横軸である現代の事件の解決の絶妙なバランスの良さがいい。

岡田将生と染谷将太の掛け合いもよく周りのバイプレーヤー達もそれぞれの役割で存在感をしっかりと出していて誰もが怪しくも見える。登場人物の作り込みも流石!

 

1話目はあえて手の内を明かさない回だったのかなと思いました。1995年の闇が現代とリンクした時に凄まじい爆発力を持つドラマだと信じています。

 

以上が私の今期視聴したドラマランキング序盤になります。もう中盤なので次は5話くらいまで観た感想を書いていきたいと思います!

 

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【ドラマ】泉京香は黙らない~本作でかすかに見えてくる、岸辺露伴がウザい彼女を切らない理由~

泉京香は黙らない

 

「泉京香は黙らない」キャスト・あらすじ【まとめ】|シネマトゥデイ

2026年5月4日放送

 

2026年5月4日、ついに放送された『岸辺露伴は動かない』のスピンオフドラマ

『泉京香は黙らない』

原作にはない完全オリジナルストーリーで飯豊まりえ演じる泉京香がメインの物語で、放送前から期待値は私の中では高かったです。蓋を開けてみればやはり「岸辺露伴ワールド」と思わせるような内容でした。

原作ではそこまで日の目が当たらない泉京香を実写のあの雰囲気だからこそスポットが当たる特別な物語と感じています。

「ヘブンズ・ドアー」に頼らない物語の導き方

今作最大の挑戦は、本編の主人公・岸辺露伴の特殊能力「ヘブンズ・ドアー(本にして記憶を読む能力)」が一切登場しない点です。 特殊能力といういわば物語解決へ導くショートカットが使えない状況で、泉京香は不思議な現象をどのように乗り越えていくのかが一つの見所でもあります。

ゲストの堀田真由、寛一郎の怪演も相まって、全編を通して『世にも奇妙な物語』を彷彿とさせる感じでじわじわと嫌な汗をかくような不気味な世界観に引き込まれました。

 

泉京香という「愛すべきウザキャラ」の深掘り

飯豊まりえ演じる泉京香。正直に言って今回も相当に喋り倒します(笑)。これが彼女の実写での最大の魅力でもあります。

露伴の視点から見ると「本当にウザい、突き放したくなる」という感覚は、スピンオフになっても健在しています。しかし、露伴が彼女を突き放しつつも完全に縁を切らない理由が今回の物語を通してより理解できた気がします。

彼女の過剰なお喋りの裏にある「表裏のなさ」と、図々しさの裏側にある「純粋な優しさ」が活かされており、露伴が「本心から突き放したくなる(でも放っておけない)」と思わせる彼女のキャラクター造形は実写版における一つのオリジナリティだと思います。

 

映像のクオリティと後半の「気持ち悪さ」

ドラマのクオリティに関しては、文句なしの最高レベルです。 衣装から美術、カメラワークに至るまで、「岸辺露伴は動かない」の世界観と実写のリアリティを融合させるバランス感覚は制作者の原作愛を感じます。だからこそ、映画化2作という異例の展開も納得してしまいます。

ストーリー面では少しだけ惜しい点もありました。後半の演出が不気味を超えて、少し気持ち悪さが勝ってしまった点です。この辺は、ダークなホラー演出を好むか、純粋なミステリーを好むかで評価が分かれるポイントなのかなと感じます。

 

まとめ

そして、ファンとして見逃せないのが高橋一生と飯豊まりえの共演です。 公私共にパートナーであるお二人の掛け合いを、このクオリティの作品で拝めるのは、今の日本のエンタメ界においてこのシリーズだけで結構特別だと思います。

『泉京香は黙らない』は、単なるスピンオフの枠に収まらない実写版「岸辺露伴は動かない」があるからこそ制作された一つの物語です。また機会があったら続編なんていうのも見たいな~と感じました。

後半の映像的なインパクトに少し驚きつつも、改めて実写化成功の鍵を握るのは原作へのリスペクトにあるのだと再認識させられました。

 

 

関連作品

岸辺露伴は動かない 映画化第一弾

「岸辺露伴ルーヴルへ行く」

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実写化第二弾

「岸辺露伴は動かない 懺悔室」

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テレビドラマ実写

第9話「密漁海岸」

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【ドラマ】金田一少年の事件簿 第3期 ~松本潤が魅せるスタイリッシュな金田一と綾瀬はるかのドラマデビューなどの豪華ゲスト陣に注目!~

金田一少年の事件簿 第3期

 

2001年7月14日~9月15日放送

 

 

初代・堂本剛からバトンを受け継ぎ、2001年に土曜9時から放送された『金田一少年の事件簿 第3期』。 二代目・金田一を演じたのは、嵐の松本潤。堂本剛版金田一のどこかふざけたコメディ要素を抑え、スマートでどこか影のあるクールな金田一がこの作品の特徴だと思います。金田一シリーズに新たな風を吹き込んだのではないでしょうか?

今この作品を観返して最も驚くのは、ゲスト出演している俳優陣かもしれません。Huluで視聴してみて紹介したいと思ったので書いてみました。

 

伝説の始まり。成宮寛貴と綾瀬はるかの“初陣”

この第3期は、後に日本のドラマ界を背負って立つ俳優たちの出発点でもあります。

成宮寛貴(第4・5話「黒死蝶殺人事件」)

今作がドラマデビューとなった成宮寛貴。彼の演じた斑目揚羽役は、後年の『ごくせん』『ヤンキー君とメガネちゃん』などで見せるワイルドな印象とは正反対の、中性的で繊細な美しさが際立っている男性を演じていました。

後に『金田一少年の事件簿NEO』で宿敵・高遠遙一を演じることになる彼が、ここから始まったと思うと非常に感慨深いものを感じます。

 

綾瀬はるか(第7話「魔犬の森殺人事件」)

実は彼女も、この作品がドラマデビューなんです。二ノ宮朋子役として出演していますが、正直に言って当時はまだ「その他大勢」の一人という印象で、今の圧倒的なオーラはまだ眠っている状態。今このドラマ観ると存在感は感じるんですけどね・・・

昔はどことなく観ていたドラマでも今となっては、お宝探俳優探しできるコンテンツになります。サブスクで昔のドラマを観られるようになったからこそこういう事ができるんだよな~とつくづく感じます。

 

他にも注目。今話題の「あの人」も

吹石一恵(第3話「仏蘭西銀貨殺人事件」)

高森ますみ役を演じていました。彼女は、 最近ではドラマ『リブート』への出演でも話題になり、なにより福山雅治さんの奥さまでもあります。

彼女はこのドラマでは「犯人の操り人形」として苦悩する難しい役どころを熱演していて、第3話のキーマン的なポジションでこの回の中心人物でした。

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「スマートな金田一」という新たな選択

松本潤、鈴木杏(第2期では子役として出演)、そして内藤剛志というトリオで挑んだ第3期。 堂本剛版のコメディ路線に慣れていると、最初は少し物足りなさを感じるかもしれません。そして堤監督が演出を担当していないのでまた生まれ変わった金田一を観る事ができると思います。

ミステリーとしてのシリアスな空気感・金田一のキレ者としての側面を強調した演出は、これはこれで非常に完成度が高いと感じました。

 

まとめ

昔のドラマは、誰が出ているか分からないから面白いです。 まさにそれを体現しているのがこの『金田一少年の事件簿 第3期』そして『金田一少年の事件簿 第1期』、今視聴中の『サイコメトラーEIJI2』もそうかも・・・

今のスターたちの瑞々しい(あるいは意外な)姿を楽しみながら、少し大人びた金田一の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。ドラマ好きならきっと昔のドラマを見ると刺さると思います。

 

 

関連記事

現在の主役級の俳優が多数、そして初々しい姿が見れる

『金田一少年の事件簿 第1期』

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実はこの作品の1話には、神木隆之介・上白石萌歌も出演!

「金田一少年の事件簿neo」

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ドラマデビューの山田孝之が沢山登場する3話・4話

「サイコメトラーEIJI2」

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【映画】近畿地方のある場所について ~菅野美穂の劇薬がこの映画を成り立たせた、ラストの映像の魅せ方で満足度が変わる・・・~

近畿地方のある場所について

 

2025年8月8日劇場公開

 

 

 

「謎が謎を呼ぶ」パズル。“観測者”から“当事者”へ

物語の構造は、複数のモキュメンタリー(擬似ドキュメンタリー)動画を主要人物が目撃していく形で展開します。 ある雑誌編集者の失踪を軸に、無関係に思えた過去のビデオ、素人撮った映像などがパズルのピースのように徐々に繋がっていく……。この構成が実に見事でした。

一つひとつの動画は、どこか手作り感がありながらも、そこに映り込んでいる「違和感」がじわじわと脳に侵食してきます。かつて私が熱狂した『放送禁止』シリーズや『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』を初めて観た時の、あの「これ、本当に観て大丈夫なやつ?」というゾクゾクする感覚。視聴者はただ映画を観ているのではなく、いつの間にか呪いの記録を主演の2人と共に紐解く「当事者」にさせられてしまいます。

 

 菅野美穂という「劇薬」がもたらした緊張感

この映画を単なるホラーで終わらせなかった最大の要因は、間違いなく主人公・千紘を演じた菅野美穂の存在感です。

今回の役どころは、彼女のような「一気に感情のギアを上げられる役者」でなければ成立しなかったと思います。静かな日常のシーンから、一瞬にして絶望や狂気へとテンションを爆発させるスイッチの切り替え、その振り幅があまりに鋭利でした。

特に終盤、彼女の存在感が物語を力強く牽引していく様は圧巻の一言。「菅野美穂こそが、この映画における最大の適役だった」と確信させるに十分な名演でした。

 

 傑作になれたはずの「最後の一歩」

しかし、だからこそ……正直に言わせていただくなら、クライマックスの演出には強い肩突き出し感を覚えてしまいました。ホラー映画やモキュメンタリーにおいて最も難しいのは「正体を見せるか否か」という点です。

今作は、そこまでの積み上げがあまりに完璧で、リアリティに満ちていたからこそ、最後の一押しとなる映像表現に「作り物感」が見えてしまったのが非常に惜しい。

「見えないからこそ怖い」という想像力の恐怖を、具体的な視覚情報が追い越してしまった瞬間、それまでの魔法が少しだけ解けてしまったような感じが……。映像の魅せ方一つ、あるいは「あえて見せない」という選択肢があったなら、この作品は間違いなく傑作になっていたはず。そう思わせるほど、前半から中盤までの完成度は凄まじいものでした。

 

 それでも、やはり「怖い話」が好きだ

よくよく考えてみれば、こうした「理不尽な恐怖」や「解けない謎」こそが、怪談の醍醐味。菅野美穂さんの鬼気迫る演技を堪能しつつ、挑んだ新たな形を、ぜひ皆さんもその目で確かめてみてください。

そして、もしこの映画の「不気味な質感」に惹かれたなら……。 『放送禁止』シリーズや『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』がオススメです!

 

モキュメンタリー映画作品過去記事

 

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【ドラマ】サイコメトラーEIJI2 第3・4話 ~「ユダの黙示録」:若き山田孝之の輝きと他のキャストはどうなのか?~

サイコメトラーEIJI2

 

1999年10月16日~12月18日放送

 

 

90年代を代表するサスペンス『サイコメトラーEIJI2』。 今回振り返る第3話・4話「ユダの黙示録」は、原作コミックスの8〜9巻にあたるエピソードです。

しかし、今改めて観返してみると思い出補正を抜きにしても「おいおい!」とツッコミたくなるポイントが満載の、ある意味で非常に“熱い”回でした。ほとんどストーリーに関する事は書いてないかもしれないですが、よろしければどうぞ!

Huluで配信されているのを拝見しました。

 

 

「お宝俳優」発見!若き日の山田孝之の存在感

今回の再鑑賞で最大の驚きは、山田孝之の出演シーンの多さではないでしょうか。ギャングの一員として演じていた山田孝之、当時はまだデビュー間もない時期ですが、現在の「怪優」としての片鱗はまだまだ感じず、イケメンの好青年って感じです。その後の彼が「クローズZERO」や「闇金ウシジマくん」で個性的な役を演じるとは夢にも思いませんでした。

主演の松岡昌宏さんとの掛け合いも含め、この時期の彼をこれだけたっぷり堪能できるのは、今となっては非常に贅沢な体験と言えます。

 

宿敵カルロス vs シーズン1の沢木。ラスボスの“器”を考える

今回の敵、真木蔵人さん演じるカルロス。原作では圧倒的なカリスマ性を誇るキャラクターですが、ドラマ版では「あれ、意外と……?」と感じた方も多いはず。 前作(シーズン1)で田辺誠一が演じた沢木の、あの背筋が凍るようなラスボス感と比較してしまうと、カルロスの造形は少し物足りなさを感じてしまいます。(原作ではこの回のカルロスの役どころは沢木でもあるのですが・・・)

さらに気になるのが、周囲の警察の無能っぷり。カルロスが策士というよりは、警察側があまりに隙だらけで事態が悪化していく展開には、思わずテレビ画面に向かってツッコミを入れてしまいました。これもまた、勢い重視だった90年代ドラマの醍醐味(?)かもしれません。

 

「志摩先生」交代の違和感は拭えるのか?

シーズン2最大の難所とも言えるのが、志摩役の交代です。前作の大塚寧々さんの印象があまりに強烈だったため、工藤静香さん演じる志摩先生にどうしても馴染めない……という感覚。

これは決して演技の良し悪しではなく、前作が築き上げた「映児と志摩」の空気感が完成されすぎていた反動でしょう。物語が進むにつれ、この“違和感”がどう変化していくのかも、ある種の見どころと言えそうです。性格は原作に近いのは工藤静香版の志摩です。

 

まとめ

ツッコミどころはあれど、最後までダレずに観る事ができるのは、過去の懐かしさと現在の一流俳優の若手のシーンがたくさん観れる事、そして作り上げた独特のテンポと世界観があるからこそ。 混沌としたストーリー、お宝俳優の発見、そして時代を感じる演出。それら全てを丸ごと楽しむのが、令和における『サイコメトラーEIJI2』の正しい嗜み方かもしれません。

 

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