DOPE 麻薬取締部特捜課

2025年7月4日 スタート
第6話
2025年8月8日放送
5億円事件の真相は意外とあっさり
第6話では、序盤からこれまで引っ張ってきた5億円事件の犯人も判明する展開に。予想よりもあっさりと真相にたどり着き、さらに陣内の妻・香織(入山法子)を殺した犯人までも判明しました。
しかし、この流れはまだ序章のような印象。事件の裏側にはまだ仕掛けが隠されていそうで、今後の展開が気になります。特に注目は、同期であり親友だった陣内と戸倉(小池徹平)の対決がついに描かれそうな点。次回7話では友情と因縁が交錯する熱いバトルの予感です。
DOPEの安売り感?能力者が続々誕生
DOPEは服用すると稀に特殊能力を覚醒させる設定ですが、実際にはかなり高い確率で誰もが能力者になっている印象です。ドラマなので盛り上げ要素としては理解できるものの、能力者の乱発はやや安売り感も。
特に今回は本郷(佐野和真)が新たに能力を覚醒し、その直後の陣内たちとの格闘シーンは迫力満点でした。アクションのキレは見応え十分で、緊迫感のある演出はシリーズ屈指の仕上がりです。
才木の能力は万能すぎる?
才木は未来予知だけでなくサイコメトリーまで使用可能という、ほぼ万能型の能力者に進化。
物語的には便利なキャラですが、「なぜ彼がここまで多彩な能力を覚醒できたのか?」という説明が今後必要になるでしょう。このまま行くと才木一人で事件を解決できてしまいそうな勢いで、最終決戦に向けた重要な役割を担うことは間違いなさそうです。
ジウと陣内の関係、ついに判明か?
物語は佳境に入り、謎の男ジウ(井浦新)と陣内の関係性がそろそろ明かされそうな雰囲気です。
これまで断片的に描かれてきた二人の因縁は、物語の核心に直結する可能性が高く、視聴者としては最も気になるポイント。第6話時点ではまだ大きな動きはありませんでしたが、残り話数を考えると次回以降で一気に真相が動き出すはずです。
伏線回収に集中してほしい終盤戦
既に多くの伏線やキャラクターが登場している本作ですが、終盤に差し掛かった今、新たな伏線を増やすよりも既存の要素を丁寧に回収してほしいところ。
視聴者は既に十分な謎を抱えているため、ここからは回収の爽快感を味わえる展開に期待です。特に、陣内と戸倉、ジウ、才木という主要キャラたちの因縁をしっかりと描き切ることで、満足度の高いラストに繋がるはずです。
総評
第6話は、事件解決と才木の新たな能力の登場が同時進行で描かれる密度の高い回でした。5億円事件の真相や香織殺害犯の判明は驚きつつも、まだ裏があると感じさせる構成。
そして、陣内vs戸倉、ジウの正体、才木の能力の謎といった要素が、最終章に向けて一気に収束していく気配があります。残り話数で伏線をどこまで回収できるのか、視聴者としては期待半分・不安半分の心境です。
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