ザスーラ
2005年12月10日日本公開
キャスト・あらすじ
ジョシュ・ハッチャーソン・・・ウォルター・バドウィング
ジョナ・ボボ・・・ダニー・バドウィング
クリスティン・スチュワート・・・リサ・バドウィング
ティム・ロビンス・・・バドウィング
【2005年 宇宙戦争】
あらすじ
兄弟げんかの絶えないウォルター(ジョシュ・ハッチャーソン)とダニー(ジョナ・ボボ)。ケンカの際に地下室へと閉じ込められてしまうダニーは、地下室で「ザスーラ」というゲームを見つける。ウォルターがゲームで遊んでくれないので一人で「ザスーラ」というすごろくを行うとマスに止まったミッションの出来事が現実になってしまった。おまけに家まで宇宙空間に飛ばされてしまう。無事、兄弟はゲームをゴールして現実世界に戻ることができるのか?
本編の続編ではないが「ジュマンジ」の精神的続編の位置づけで「アイアンマン1・2」や「ライオン・キング」のジョン・ファブロー監督によって制作された作品で、「ジュマンジ」の宇宙版が繰り広げられます。
出演者たち
「ハンガーゲーム」シリーズのピータ役のジョシュ・ハッチャーソンや「トワイライト」シリーズのベラ役クリスティン・ステュワートという、キャスティングがこの映画ではされています。
「ハンガーゲーム」は2012年、「トワイライト」は2008年と世間に名を知らしめブレイクした3年以上前に子役として出演していた作品です。そしてお父さん役としてまとめるのが、「ショーシャンクの空に」のティム・ロビンスが演じています。
「ジュマンジ」と「ザスーラ」比べると
最初から兄弟ゲンカがとにかくうるさくて最初から1時間くらいは、「ジュマンジ」テンポの良さやワクワク感と比べてウザいな~って感じが先行してしまいます。1時間後位から一気にたたみかけるように面白くなるスロースターターな映画と感じます。そこまで観ているのが少しうーんって感じもしますけど・・・
「ジュマンジ」はすごろくからハプニングが現実世界に飛び出す内容ですが、この「ザスーラ」は宇宙空間にそのまま飛んでしまったというスケールはとても大きくなっています。が…笑いありスリルありの面白さを考えると「ジュマンジ」の方が全体的なバランスが整っていると思います。
最後のゴールの上がり方もちょっとやっつけ仕事のような感じに見えてしまいます・・・(是非本編で・・・すごろくにこんなことある?って感じです)
「ジュマンジ」は家族で楽しめる、CGも古いが味のある作品でしたが、今回の「ザスーラ」は舞台は宇宙になりスケールはでっかいですが、
兄弟愛が一つのテーマなのはわかりますがあまりつかみどころが無い作品に見えて仕方ないです。
総括
ほとんど書いてしまいましたが「ジュマンジ」を観ている人に対して言える事は「ジュマンジ」の精神的続編となってますが、全く「ジュマンジ」と関係ない物として扱ってだいた方がいいかなと思います。
似ているのは内容だけ、ちょっとしたパクり映画位の勢いで見たら少しは面白く観れるのかな~って感じます。
この作品が、ジョン・ファブロー監督の作品だなんてちょっとビックリですが、この後は私好みの作品を次々と生み出してくれているので結果オーライです!