ハッピー・デス・デイ・2U
2019年7月12日日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ツリー・・・ジェシカ・ローテ【2020年 オール・マイ・ライフ】
カーター・・・イズラエル・ブルサート
ライアン・・・フィー・ヴ
あらすじ
車の中で目を覚ましたライアン(フィー・ヴ)は、部屋に戻るがツリー(ジェシカ・ローテ)・カーター(イズラエル・ブルサート)にのけ者にされ追い出されてしまう。仕方なく自身の研究室に戻り友人たちと会うが、一人になったところベイビーフェイスを被った何者かによって殺されてしまう。目を覚ますとまた同じ車の中で同じ朝が繰り返し行われている事に気付くライアン。ツリー・カーターにこの出来事を話すとツリーは以前の自分と同じ経験をしているので2人はライアンを助ける事になり、ベビーフェイスを捕まえるがその正体とは・・・そしてループ化の原因が明らかになる。
前作「ハッピー・デス・デイ」同様、ブラムハウス・プロダクション製作でクリストファー・ランドン監督がメガホンを握っています。他の共演者として「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の主演の男優スラージ・シャルニもライアンの友人役を演じています。
総括
前作と対象者が変わるだけで内容は同じだと最初は思っていました。そして根本的に「死にゲー」システムの内容は変わらないですが、ジャンルがガラッと変わる続編は賛否両論ありそうです。前作「ハッピー・デス・デイ」、今作「ハッピー・デス・デイ・2U」と合わせて1つの作品と思ってもらったほうがいいかもしれません。
前作に散りばめられてある伏線や登場人物達の背景にも今作は繋がっていて、前作を観ていないと100%は楽しめないです。なので、内容を忘れないうちに連続で続けて観る事をオススメします。それがこの映画を楽しむ秘訣でもあります。
前作では一人のビッチの女性の成長を魅せてくれて、今作では精神的に成長した彼女に対して葛藤という感情がテーマとして重くのしかかります。彼女に対して感情輸入もしやすくなっているのが今作の見どころの一つでもあると思っています。
このようなタイムループ系の内容のストーリーは続編以降マンネリが原因となり冷めてしまう事がありますが、新しい切り口で展開を見せてくれるので全く飽きの来ない作品になっていました。前作よりも更にコメディ色は強くなっていると思いますが、真面目パートとおふざけパートとメリハリがとても効いていて観やすく中だるみしない作品に仕上がっています。
前作同様、パッケージは怖いですがグロテスクシーンは特になくベイビーフェイスに追われる緊張感だけなのでそういうシーンが苦手な人でも楽しめる映画になります。
プロデューサーのジェイソン・ブラムは、この作品は3部作と語っていて3作目の制作も前向きに考えていて、監督のクリストファー・ランドンとキャストのジェシカ・ローテも前向きみたいなのでいつか3作目も公開されると思います。
Amazon primeで2021年2月14日現在配信されています。前作と合わせて観れるので気になる方は是非観てみてください!
評価は、yahoo映画3.9、映画.com3.8、Filmarks3.8と高得点な評価になっています。