ハッピー・デス・デイ
2019年6月28日 日本公開
キャスト・あらすじ
【2018年 フォーエヴァー・マイ・ガール】
イズラエル・ブルザード・・・カーター・デイヴィス
ツリー(ジェシカ・ローテ)は飲み過ぎて誕生日の日に名前の知らない同じ学校の男カーター(イズラエル・ブルザード)の部屋で目覚める。何気ない日常を自分の気のままに過ごすツリー。トンネルの中に一つのオルゴールがあるのを見つけるが、マスクをつけた何者かに襲われてしまう。そのまま死んでしまったツリーだったが、目を覚ますとそこはカーターの部屋で誕生日の朝に戻っていることがわかる。自分の死を回避するためツリーは襲った犯人の謎に迫る。
この作品は、最近話題のホラー映画プロダクションのブラムハウス・プロダクションズの作品です。最近公開延期した「ザ・スイッチ」のクリストファー・ランドン監督の作品になります。ブラムハウスでは、クリストファー・ランドン監督は2014年の「パラノーマル・アクティビティ/呪いの印」の監督や「パラノーマル・アクティビティ」2~4の脚本も担当していました。
リアル死にゲー
この映画は、死にゲーを実写版にしたような感じです。
死にゲーとは、プレイ中に何度もやられてしまう攻略が難関なゲームのことで、所見では回避することができないギミックが仕掛けられていて、何度もやられながらパターンを覚えていって攻略するといったゲームです。こういうゲームはクリアには根気が必要です。
この映画の主人公ツリーも根気強くこのリアル死にゲーの攻略目指して頑張り、最初はビッチだった少女が沢山の自分の死を通じて人間までも形成されていく・・・最初のターンと最後のターンでは、別人?と思うくらい成長しています。観ている側も最初は彼女の態度に共感は持てないですが、徐々に彼女を応援している自分に気づくでしょう!
総括
犯人がどこから出てくるかわからないドキドキ感とマスク異常者は「スクリーム」を彷彿させるような作りで、死にゲー表現は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」にも似ているような作品です。
96分という短い映画なので観やすいという事もあるのですが、何度も同じ状況を繰り返すというテンポがすごく良いので中だるみ無くあっという間に終わります。
この作品は、レンタルショップに行くとホラーの欄に配置されていてパッケージを見るだけでも怖そう・グロテスクな映像もあるのではないか・・・と感じてしまう方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません!結構あっさりしていて時折笑いも入っているのでホラーに抵抗がある方でも観ることができる作品です。
続編もあるので次は観てみます!監督・出演はほぼ変わりません。
続編「ハッピー・デス・デイ2U」
2021年1月17日現在、Amazon primeで配信しています。ちなみに続編も現在は、Amazon primeで配信中です。