2004年5月29日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
竜ケ崎 桃子・・・深田 恭子
【2003年 阿修羅のごとく ハコイリムスメ フジテレビ系列 秋ドラマ】
白百合 イチゴ・・・土屋 アンナ【2004年 茶の味】
あらすじ
茨城県の下妻に住んでいる高校生の竜ケ崎桃子は、ロリータの衣装を着こなし、友達は別に必要ないと思っている、学校では一人でいつもいる高校生。桃子はひょんな出来事からレディースの白百合イチゴと仲良くなる。二人は同い年という事もありロリータとレディースの奇妙な友情が2人の間に芽生え始める。
監督は「来る」「嫌われ松子の一生」などの監督を務めた中島哲也監督がメガホンを握っています。
原作は、嶽本野ばらさんによる小説の「下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん」です。
総括
深田恭子と土屋アンナの良さが活かされていた作品です。当時2人は20代前半にも関わらず高校2年生の役柄を演じていました。そして土屋アンナに関してはほぼこの作品がデビュー作といっても良いと思いますが、それでいてW主演を務めています!
深田恭子は、シリアスな感じの役よりもちょっとコスプレをしているような役の方が型にハマっているような気がします。
土屋アンナもサバサバっとした役柄が似合っています。
共演者も豪華なキャスト陣で、桃子の父親に宮迫博之、母親に篠原涼子、祖母に樹木希林、そして小池栄子、阿部サダヲなども共演しています。
「翔んで埼玉」みたいに地域を題名にだして地域の良さをディスりながらも茨城県の下妻という場所を伝えてくれています。
程よい緩さで全編進んでいくので観やすい作品になっていました。
深田恭子と土屋アンナの掛け合いを観るだけでも価値のある映画です。
2021年6月26日現在Netflixでは配信されていますが、Amazon primeでは本日までとなっております。6月27日以降はまた配信待ちになります。
評価は、yahoo映画4.1、映画.com3.7、Filmarks3.7となっております。
地方を舞台にした映画というもの味があり、場所そのものを映し出してくれており地域にゆかりのある人だと嬉しくなるし、その地域を知らない人だとちょっと行ってみたくなったりもしますね!