Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【映画】リング2~中谷美紀主演、女子高生役の深田恭子も観れる。中田秀夫監督が描く「らせん」と別の結末~

リング2

1999年1月23日劇場公開

 

鑑賞理由

中田秀夫監督の独自に描く「リング」の続編だよ。観るしかない!

キャスト・あらすじ

キャスト

高野 舞・・・中谷 美紀

【2000年 ケイゾク/映画  1999年 ケイゾク TBS系 冬ドラマ】

浅川 玲子・・・松嶋 菜々子

【2000年 ホワイトアウト  1999年 救命病棟24時 フジテレビ系 冬ドラマ】

沢口 香苗・・・深田 恭子

【2000年 死者の学園祭  1999年 鬼の棲家 フジテレビ系 冬ドラマ】

 

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あらすじ

浅川玲子(松嶋菜々子)と高山竜司(真田広之)によって井戸の中から発見された貞子の遺体は死後1・2年しかたっていない事が判明する。高山竜司の恋人の舞(中谷美紀)は高山の死の原因を探るために浅川の行方を追う。そして、呪いのビデオの犠牲者となった女子高生の現場に居合わせた倉橋雅美(佐藤仁美)の存在を知り彼女に会いに行く。

 

監督は「リング」の監督を務めた中田秀夫監督が「らせん」とは違う結末をこの映画で描いています。

 

出演者

中谷 美紀

前作に引き続き高山竜司の恋人の高野舞を演じています。「らせん」でも高野舞を演じていたのですが、こちらの高野舞の方が表情にも明るさを感じられました。でも、主人公を演じるにはまだキャラは薄いのかな・・・という感じも否めませんでした。

中谷美紀にとってもこの映画の公開の最中に「ケイゾク」のドラマも放送されていたりと一気にスター街道まっしぐらな年だったと思います。

松嶋 菜々子

前作「リング」の主人公的な立ち位置の人物、浅川玲子を演じています。らせん」では出番がなかったのですが、この映画の世界線ではしっかりと生きていています。途中までは高野舞との絡みもあったので新旧主役が揃う場面も存在しますが、呪いには勝てなかった・・・そんな最期を迎えてしまいます。

この後もドラマで言うと松嶋菜々子は「魔女の条件」「やまとなでしこ」など話題作に出演していき大女優の道を進んでいました。

深田 恭子

呪いのビデオの話を知っている高校生の沢口香苗を演じています。彼女の高校生を演じる姿は懐かしくも感じます。若干ネタバレを言うと変顔で死んでしまう訳ですが、この頃の立ち位置だったからこそできた演技で今の彼女でこんな変顔を見るのは不可能でしょう・・・

この頃は「神様、もう一度だけ」のヒロイン役を演じた事により一気に人気が出ていた記憶があります。

佐藤 仁美

前作にも登場した、大石智子(竹内結子)の友人の倉橋雅美を演じています。彼女のその後どうなったのか描かれています。らせん」では名前も出てこなかったのでどうなったか気になる方も多いはず。「貞子」でも同じ役を演じているのですが、どのような役を演じているのか気になります。(まだ観ていないので)

リング」から公開は1年しかたっていないのでまだまだ若い彼女が見れます。

小日向 文世

貞子の呪いを解くカギを握る精神病院の所長の川尻を演じています。精神病院所長と言う事だけあり時々みせるサイコパスな一面にも注目です!

今となっては、色んなドラマや映画で見かける事が多くなった俳優ですが、この頃はそれほどメディア露出も高くない俳優でした。繋がりはないのですが、ドラマ版の「リング~最終章~」では、高山竜司に呪いをかけられる金田教授の役で出演しています。

真田 広之

リング」シリーズにはこの人あり、高山竜司を演じています。今回の役柄は「らせん」とは全く違う人物像の高山竜司となっています。ここまで来ると彼が出演してこその「リング」かなと思ってしまいます。

1999年には彼は「古畑任三郎」で犯人役としてゲスト出演していました。

 

感想

前作の「リング」に登場した人物達のその後が描かれていて、監督も中田監督と言うだけあり雰囲気も同じような空気の為、続編の空気感は「らせん」よりも強く感じる所があります。前回の主演の浅川玲子の最期までしっかり描いている点に関してはやっぱり続編だという感じはします。

しかし、物語自体の内容があまり入って来なく観てもすぐ結末忘れてしまいそうです。ホラー寄りと言うよりはSF寄りな感じになっていて呪いを科学で解決する的な流れになっていくので、ホラーと言う怖さは全く見えないし、貞子も出てくるのですが怖くなかったです。

らせん」と比べると私は結末の描き方はらせん」の方がじわじわと恐怖を感じるので「らせん」の方が結末的にはしっくり来ています。雰囲気はこの「リング2」の方が続編色が強かったと思います。らせん」も「リング2」も「リング」ありきの作品なので「リング」を知らなければ物語自体ちんぷんかんぷんになります。

今観るとホラーを楽しむより若かりし頃の中谷美紀深田恭子松嶋菜々子を見る為の映画なのではないかなと思ってしまいました。

 

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2024年4月7日現在、私の加入している動画配信サービスでは、NETFLIX・Amazonprime・Hulu・Disney+・DMMTVで観る事ができます。

評価は、映画.com2.3、Filmarks2.9となっています。

私的には★2.7の評価にしておきます。らせんと同じ評価でもいいのですが、前作の登場人物のその後が描かれていた点と深田恭子を見れた点が大きいです。

 

 

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