世間はコロナウイルスで話題が持ちきりですが、緊急事態宣言にも関わらず旅行に出掛けたり不要な外出する人も見られますがホントに我慢して家に居ましょう!皆が我慢して耐えればそれだけ早く終息すると思うのでここは一致団結したいと思っても無理ですよね…
家に居ても暇と言う方500円でAmazon primeに加入できるので是非家でどんどん映画ドラマを見てしまいましょう!しばらくはAmazon primeのビデオについて感想述べていこうと思います。
翔んで埼玉
2019年2月22日公開 106分
2020年 第43回日本アカデミー賞
最優秀脚本賞・最優秀監督賞受賞
あらすじ・出演者
結納をする娘の愛海(島崎遥香)と父親の好海(ブラザートム)と母親の真紀(麻生久美子)は、結納に向かう車の中で埼玉にまつわる都市伝説がラジオ流れて来るのを聞く。その内容は、
ひと昔前、埼玉県民は通行手形が無いと東京に出入りすることが出来ない時代があった。名門校の白鵬堂学院にアメリカ帰りの麻実麗(GACKT)が転校してくる。そこで、学院の生徒会長の檀ノ浦百美(二階堂ふみ)と出会う事から埼玉の運命は大きく変わっていく事になる…
と言う話を運転しながら聞き入る3人の家族はどう思うのか?
二階堂ふみ…檀ノ浦百美
【人間失格 太宰治と3人の女たち 2019年 ストロベリーナイト・サーガ 2019年】
GACKT…麻実麗
伊勢谷友介…阿久津翔【マチネの終わりに 2019年 ボイス110緊急指令室 2019年】
感想
正直予告見てもバカらしくて全くそそられなかったのが最初の印象でした。Amazon primeで配信していたので拝見、予想と全然違いました。めちゃめちゃ過ぎる位埼玉をディスりまくっているこの映画ですが、裏を返せば埼玉愛があるからこそ表現できる物語だと思います。ユルい感じだけど引き締まってるからこそ最後まで真剣に見れる映画です。
100%フィクションのはずなのですがいつの間にか引き込まれてあたかもこんな事があったのではないかと錯覚させられそうになります。
演者達が楽しんでのびのびと撮影に挑んでいたのではないでしょうか?映像からもその雰囲気が伝わるからこそ日本アカデミー賞の監督賞や脚本賞も獲得できたのではないかなと思います。この映画を見ると元気になれる映画です。
埼玉あるあるも多く埼玉県の人がこの映画を観たときの笑顔が目に浮かびます。もちろん埼玉県民以外の方でも楽しめます。むしろ劇中では埼玉県は何もないと言われてますが行ってみたくなります!
それがこの映画「翔んで埼玉」なのです!
二階堂ふみ
今回この映画では、あくまでも男性役に徹しています。彼女はちょっと癖のある役をやらせると右に出る女優はいないのではないかなと思うくらいです。「リバース・エッジ」や「ストロベリーナイト・サーガ」などただのヒロインや主演でない雰囲気を醸し出す方が彼女にはあっていると思います。普通のヒロインでは、物足りなくもったいない感じがしてしまいますね。
今回の役も癖のあるのですが宝塚みたく男役に見えず終始どうしても女の子にしか見えなかったのが残念でしたが十分難しい役どころをよく演じきったかなと思います。まだまだこの先を見てみたい女優です。
GACKT
まさかこの映画に出演するなんてって感じです。「格付けチェック」を見ても記録をクールに伸ばし続けてる彼がカッコいいけどちょっと3枚目の役を演じるという事が以外でした。あまりGACKTが俳優として演じる所は見たことなかったですが、あの衣装が似合う男と言ってもなかなかいません。
「格付けチェック」に似たシーンもこの映画には登場しますがやはりGACKTだからこそ演じさせたのかなと思ってしまいます。
いつもテレビでは冗談なのか本気なのかいまいちわからないGACKTですがこの映画ではしっかりとハジケっぷりを見せてくれています。こんなGACKTもなかなか見れないと思います。映画という演技のなかではありますがこんなGACKTも必見です。
エンドロール
最初から最後までエンドロールまで楽しめるのがこの映画の強みではないかなと思います。エンドロールに流れるはなわの埼玉県の歌がテロップ付きで流れますがこれを聞くために最後まで見たほうがいいとオススメします。リズムといい歌詞といい最高です。
エンドロールって結構長くていい楽曲でない限り見るのも結構辛くなったりするので自分は、エンドロール後何かあるかも?と期待する映画以外はエンドロールは見ません。
でもこの映画ではエンドロールですら見所、時間が短く感じさせてくれます。
この「翔んで埼玉」は万人受けする映画だと思います!