岸辺露伴は動かない
8話 ジャンケン小僧
2022年12月27日放送 NHK
キャスト・あらすじ
メインキャスト
岸辺露伴・・・高橋 一生
【2021年 るろうに剣心 最終章 The Beginning 2022年 インビジブル TBS系 春ドラマ】
泉 京香・・・飯豊まりえ
【2021年 くれなずめ 2022年 オクトー~感情捜査官 心野朱梨~日本テレビ系 夏ドラマ】
ゲスト
大柳賢・・・柊木陽太
このジャンケン小僧のエピソードには必要不可欠な大柳賢という人物を誰が演じるか注目していましたが、今回演じていたのは柊木陽太(ひいらぎひなた)という子役です。どこかで見たような名前なんだよな~と思えば、
【「ミステリと言う勿れ」2022年 菅田将暉主演】
で菅田将暉演じる久能の幼少期を演じています。
最近では、ついこの間まで放送されていたドラマ
【「PICU 小児集中治療室」2022年 吉沢亮主演】
で函館の子供の圭吾を演じていました。観ていた方は記憶に新しいと思います。
肝心の演技も申し分なく彼で適役だったのではないかと思います。高橋一生と堂々と子役ながら渡り合っていました。
あらすじ
一人の少年、大柳賢(柊木陽太)が露伴の漫画ピンクダークの少年をもって露伴の家を訪ねてくる。どうしてもホットサマー・マーサのデザインが気に入らないと直談判してきたのだった。何度も露伴のもとを訪れるが塩対応で門前払いをくらう。
その少年は、ある日露伴の行く先々でジャンケンを挑んでくるようになり行動の邪魔をしてくる。頭にきた露伴はジャンケン勝負に乗っかることにする。
総括
原作との違い
この物語自体は「ジョジョの奇妙な冒険」の40巻に収録されているエピソードを元に制作されています。
簡単に言うと原作では、ラスボスを追う主人公一行を再起不能にするために送られた刺客として岸辺露伴と戦う感じだったので、どのように結びつけるのか?と考えていたら、前話の「ホットサマー・マーサ」のデザインを巡って露伴に絡みに行く、ある意味岸辺露伴と漫画の大ファンすぎる少年です。
前作のイブ(古川琴音)も露伴大好きだったので、露伴のファンが巻き込む物語に今回の2話はなっていたのかなと感じます。
勝負の結末も、原作ではある能力を持つ赤ちゃんを使って決着をつけるのですが、この作品では勿論赤ちゃんは出てこないのでどのように決着をつけるのかが一つの見所に感じていましたが、この第7話・第8話の物語の流れ独特の決着のつけ方でした。
全てが丁寧につながっているのがGOODです。
感想
ジャンケン一つで丸々1時間近くを費やすドラマは、このドラマだけだと思います。
原作を知っていても緊張感があり、展開が読めません。そして、勝負の下り坂や運をジャンケンで全力で語りつくしているので、ここまで広げるのがすごいストーリーだと思いました。原作も手に汗握りますが、実写も間違いなく手に汗握ります!
「岸辺露伴は動かない」は全部で第8話まで放送していますが、全てが神回に感じます。期待以上のクオリティをジョジョのファンである私は感じます。
第1話~第3話、第4話~第6話、第7話~第8話とそれぞれ繋がっているので、観るなら各始まりを観ないと岸辺露伴の持っている能力もわからず、ちんぷんかんぷんになりかねません・・・一度岸辺露伴という男を知ればどの話から観ても十分楽しめると思います。
映画化してくれても全然違和感なく楽しめるとは思いますが、これからも年末の風物詩にこのドラマはしてほしいな~と思っています。
2022年12月31日現在、1話~6話まではAmazon primeで配信されています。
※今年最後のブログ更新は「岸辺露伴は動かない」で終わりました。
来年は沢山、映画やドラマを観て更新できればランキングとかも作りたいな~と思う今日この頃でした。
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