ONE PIECE デッドエンドの冒険
2003年3月1日 劇場公開
あらすじ
港町で休息をとっていた麦わらの一味は、金欠気味だったがこの島で行われる「デッドエンド」というレースに参加することで得られる一億ベリーを目的にレースに参加することになる。そこで参加するのは、ガスパーデと呼ばれる元海軍だった海賊など一筋縄ではいかない参加者たち。一味はレースに最後まで残ることができるのか?
ワンピース劇場版の第4作目となる作品で、この劇場公開当時はテレビアニメでは、
146話「夢を見るな 嘲りの街 モックタウン」
が放送されており、アラバスタ編が終了して空島編が始まったばかりでした。
この映画ではロビンが劇場版では初登場の映画になります。
今作品で監督を務めた宇田鋼之介監督は「ONE PIECE」の映画では
第7作「からくり城のメカ巨兵」
の監督を務めています。
主題歌
BUMP OF CHICKENの「sailing day」です。
総括
賞金首
今回の敵キャラの懸賞金は
ガスパーデ・・・アメアメの実の能力者で体を水飴に変化させることができる。元海兵。9,500万ベリー
ニードルス・・・ガスパーデの側近で鉄の爪を武器にしている。5,700万ベリー
撃破されたばかりのクロコダイルが当時は8,100万ベリーでクロコダイルよりも懸賞金だけで言うと上回っています。魅力はクロコダイルの方が断然上ですが。
ガスパーデの側近だけでも5,700万ベリーととてつもなく懸賞金がインフレを起こしています。
ミホークの声優を演じている青野武は毎回劇場版にも参加していて、今回は一味がデッドエンドのレースの詳細を聞く飲食店の店長として参加してました。
今作から特別枠で声優陣に俳優も参加していて、今回はアナグマ役で酒井美紀が声優として参加していました。
感想
最近は「覇気」という言葉で全て片付いているが、この頃は特殊な悪魔の実の能力に対してどのように対抗していくのか?そして能力の特性の弱点を見つけて勝利をつかみ取る様な流れのバトルでした。それがこの映画でも描かれていて
アメアメの実をどのように攻略するか?
と言うのが観ていて楽しかったです。
話自体も海賊としての覚悟を表現していたり、オリジナルキャラクターの活かし方(特にシュライヤとアナグマ)が最高でした。特にシュライヤは原作に出たら人気が出る位いいキャラしていました。この映画でしか見れないのがもったいない・・・
敵のガスパーデの悪の印象が強すぎて倒してほしいと前のめりになる位のムカつき具合が倒した時の爽快感を生んでくれます。
物語自体は原作の二番煎じみたいに感じるかもしれませんが、ONE PIECEの面白さが映画の1作目から5作目まで考えると一番詰まっている作品です。
※ONE PIECEはアニメではワノ国編ですが、私の中ではまだドレスローザ編から時代が止まっています・・・でも映画だけ観ても楽しいのがONE PIECEだと思っています。
あっ!
名探偵コナンも映画だけでも十分楽しめますね!
2022年4月30日現在、Amazonprimeで配信されており、Hulu、Netflixでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画3.6、映画.com3.5、Filmarks3.5となっております。
私的には★3.4の評価としておきます。
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