ONE PIECE 珍獣島のチョッパー王国
2002年3月2日 劇場公開
あらすじ
王冠島にあると言われているお宝を探し島に上陸する麦わらの一味だが、海底火山の噴火によりチョッパーだけが船から投げ出されてしまう。動物たちが集まっている場所に落ちたチョッパーはこの島の動物王に奉られる。
一方ルフィ達は、王冠島でバトラー伯爵という男と出会い彼もこの島のお宝を探していると言いルフィ達と交戦する。
ワンピース劇場版の第3作目となる作品で、この劇場公開当時はテレビアニメでは、
103話「スパイダーズカフェに8時敵幹部集合」
が放送されておりオリジナルストーリーを経てアラバスタ上陸編の最中と言う事でチョッパーが劇場版に新しく加わりました。
今作品で監督を務めた志水淳児監督は「ONE PIECE」の映画では
第1作「劇場版 ONE PIECE」
第2作「ねじまき島の冒険」
第9作「エピソードオブチョッパー 冬に咲く奇跡の桜」
の3作品の監督を務めています。
主題歌
DASEINの「まぶしくて」です。
この映画辺りから主題歌もアニメの主題歌を直接使うのではなく、映画のみのオリジナルの主題歌が使われるようになりました。
総括
賞金首
今回の敵キャラの懸賞金は
バトラー伯爵・・・海賊ではなく動物学者なんですが賞金首にされていると言う事はかなりの悪なんでしょうね 1,490万ベリー
ベビー総裁・・・剣の達人でのちにサンジと対峙する 420万ベリー
ホットドック将軍・・・蹴りの達人でのちにゾロと対峙する 400万ベリー
前作の「ねじまき島の冒険」のトランプ海賊団よりはリーダーのバトラー伯爵は高いですが、他の2人はちょっと低めです・・・・
まだイーストブルーで出会った海賊団の方が懸賞金では評価されています。
感想
タイトルからもわかる通りチョッパー推しのアニメです。
内容自体には濃さと言う物は感じませんでしたし、敵に関しても前2作の方がまだ色が出ていたかな~っていう感じで、適役のバトラー伯爵はキャラが薄く残念な感じがしました。
様々な珍獣たちとの触れ合いと登場というこの映画の背景は完全にチョッパーと言うキャラに振り切っています。
もう一つの見所が、ゾロ・サンジとそれぞれが、自称蹴りの達人・自称剣の達人と対峙する訳ですが、
ゾロが蹴り、サンジが剣
という敵と戦う事によって、いつも喧嘩ばかりしている2人が互いに実力は認め合っているという描写がさりげなく描かれていて良かったです。
今回も60分くらいの尺で全員を活躍させるというのは難しいのかもしれませんが、ピンポイントでの活躍は見られます。
チョッパー推しにはたまらない作品です。そしてチョッパーを嫌いな人はそんなにいないと思うので映像だけ見ると万人受けする映画だと思います。
2022年4月21日現在、Amazonprimeで配信されており、Hulu、Netflixでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画3.1、映画.com2.8、Filmarks3.1となっております。
私的には★2.9の評価としておきます。
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