Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【映画】リング~これぞ貞子の原点!キャスト陣も豪華で今でも雰囲気怖い~

リング

1998年1月31日 劇場公開

 

 

鑑賞理由

中田秀夫監督を知った原点の作品を観たくなりました!

2024年4月1日に放送されるGTOリバイバル松嶋菜々子出演します!

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

浅川 玲子・・・松嶋 菜々子

【1998年 らせん Sweet Season TBS系列 冬ドラマ】

高山 竜司・・・真田 広之

【1998年 らせん タブロイド フジテレビ系列 秋ドラマ】

 

あらすじ

呪いのビデオテープの噂を追っているテレビ局のスタッフの浅川玲子(松嶋菜々子)は自分の親戚の智子(竹内結子)もこのビデオテープの犠牲者となってしまったと言う噂を聞き彼女の亡くなるまでの行動を追うと宿泊していたロッジで一つのビデオテープを見つける。そのビデオを再生すると意味の分からない映像が流れ、噂通りの出来事が彼女の身に起きてしまう。本物の呪いのビデオテープだと知った玲子は、元夫の高山竜司(真田広之)に助けを求める。

 

監督は「スマホを落としただけなのに」「禁じられた遊び」の中田秀夫監督がメガホンを握ります。

原作は鈴木光司先生の「リング」です。

 

www.itosen06.com

 

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出演者

松嶋菜々子

本作の主人公、テレビ局のスタッフ浅川玲子を演じています。この作品が公開された当時は彼女も25歳くらいのなので若々しいです。しっかりとホラーにも適応していてこの頃から演技派女優としての立ち位置も確立していたんだなと感じます。

この映画の公開された1998年7月に放送された「GTO」で反町隆史と共演して結婚に至ります。結婚した2001年当時は、反町隆史松嶋菜々子も人気絶頂期でテレビもほとんどこの話題を放送する位のビッグカップルの登場に日本が沸いたのが記憶にあります。

真田 広之

浅川玲子の元旦那で一緒に呪いのビデオを追う高山竜司を演じています。今じゃハリウッドで活躍中の彼ですが、松嶋菜々子×真田広之は今となっては観れないレベルの共演ではないでしょうか?ただただ渋くてカッコいい!そんな存在感をこの映画ではホラーながら残してくれていました。

中谷 美紀

高山竜司の恋人の高野舞を演じていました。このリングという作品では、積極的に登場することもなくほとんど存在感を出す事もありません。次作の「らせん」や「リング2」では彼女が結構メインになってきます。彼女を目当てに観るのなら本作は少し物足りないかもしれません・・・

この映画公開の1年後のドラマ「ケイゾク」で彼女の事も知ったと言う人も沢山いるのではないでしょうか?

竹内 結子

この映画での呪いのビデオでの最初の犠牲者となる大石智子を演じています。高校生役でもあり、この映画公開時は10代でした。今は亡き彼女ですが、本作が彼女の映画出演デビュー作になります。冒頭から登場するので探し易いです。

佐藤 仁美

智子の友達の倉橋雅美を演じています。この作品では冒頭の出演のみでしたが、彼女は「リング2」「貞子」に同役柄で登場します。今は、おばさんキャラになっている所もありますが、昔の彼女はものすごく可愛かったんですよね~。今の方がなんか愛着があって好きですけどね。

松重 豊

玲子の務めるテレビ局の報道局に勤める吉野を演じています。彼も本作ではちょい役です。ほとんど出演場面は無いので、「孤独のグルメ」ファンの人たちは見逃さない様にして下さい。見逃さない方法としては玲子がテレビ局に居る時は要チェックです!

 

総括

この映画はホラーの位置づけではあるが、ミステリータッチで物語は進行していきます。貞子の登場にこの映画の恐ろしさを全振りしており、それが功を奏してホラーといえると思います。貞子のビジュアルも全体をはっきりと映すと言うよりは断片・断片の表現の方が多いので貞子の見せ方も良く考えられた演出だったと思います。

こんなクオリティのキャラクターを中田監督は作りだせるのだから、私が最近鑑賞した「”それ”がいる森」や「禁じられた遊び」でも怖いキャラクターを生み出せるポテンシャルを持っているハズなんです!!中田監督のホラーの復活を待っています。

私は原作は未読です。原作がしっかりしているのもあるのかもしれないですが、起承転結がしっかりとしていて貞子のスパイス、ホラー映画としてのバッドエンド感を与えてくれ、雰囲気が終始不気味でビックリさせるような驚かせ方をするのではないので身の染みる怖さと言う物を味わう事ができました。

現在は、動画配信やDVDなのでビデオテープ自体があまり今の時代に刺さらないかもしれないですが、古い時代だからこその怖さも今だと感じる事ができるのです。

 

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このリングの続編として「らせん」があります。そして、「らせん」のパラレルワールド的な位置として中田監督が描く「リング2」が続編の立ち位置にあるのでこれも鑑賞していこうと思います。

 

2024年3月31日現在、私の加入している動画配信サービスでは、NETFLIX・Amazonprime・Hulu・Disney+・DMMTVで観る事ができます。

評価は、映画.com3.7、Filmarks3.5となっています。

私的には★3.8位はあるのではないかな~と思います。

 

 

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