キャスター

2025年4月13日スタート
第1話
2025年4月13日放送
阿部寛の存在感が圧巻!
冒頭から阿部寛演じる進藤壮一の放つ言葉には、ニュース番組の枠を超えた“緊張感”が宿っています。
ありきたりなニュースが並ぶ現実のテレビ報道とは異なり、このドラマでは、進藤の「真実を伝えようとする執念」が視聴者の心を強く打つとともに報道の闇にも触れている様な描写もあります。彼の存在感によって何が正義なのかと言う事が深く考えさせられます。
現代日本のメディアに対する問題提起のようにも感じられ、フィクションながら「報道とは何か?」を鋭く問いかけてくる作品です。
進藤壮一というキャラの正体は?過去作と見比べて
進藤壮一はどこか掴みどころのない人物。
日曜劇場で言えば、「ドラゴン桜」の桜木建二のような厳しさと、「新参者」の加賀恭一郎のような“真実を見抜く力”を兼ね備えたキャラに近い印象に思えました。
しかし、彼の本当の目的や善か悪かすらまだ読めないという“ダークな魅力”も秘めており、今後の展開が楽しみなキャラクターです。
永野芽郁・道枝駿佑・月城かなと…助演陣の存在感も注目
番組の総合演出を担当する崎久保を演じる永野芽郁、AD本橋役の道枝駿佑といった若手も個性的なキャラとして印象に残りました。この二人はメインキャストでもあるので今後の物語の展開を面白くしてくれるキーマンとなってくれるでしょう!
そして私が特に注目したのは、サブキャスター・小池奈美を演じる月城かなとの存在感には驚きました。宝塚出身で今回がドラマ初出演とのことですが、まるで本物のアナウンサーのような自然な演技が印象的でした。最初はアナウンサーの人かなとホントに思って調べてしまいました。
また、加藤晴彦の久々の出演も、個人的に少し懐かしさを覚えました。
“敵役”官房長官に北大路欣也…まさにラスボス感
1話で早くも登場した「政界側のキーマン」官房長官の羽生剛を演じる北大路欣也は、強烈な“ラスボス感”を放っています。
進藤と対立構造を作る存在として、今後のストーリーの縦軸を握る人物になりそうです。彼がどう「ギャフン」と言わされるのか、日曜劇場ならではの“カタルシス”にも期待したいところです。今の所はめちゃくちゃムカつきます!
総括
「キャスター」第1話は、視聴者の「本当の報道って何?」という問いに鋭く切り込んでくる、まさに社会派ドラマの真骨頂だと思います。
キャラクターの掘り下げも1話から濃く今後の展開が非常に楽しみです。
私が思う今後の見所としては、
進藤が張り巡らせる伏線と真の目的とは?
社会問題をどこまでリアルに描いていくのか?
辺りが見所になっていくのかなと思っています。
次回以降も感想を更新しつつ、過去の報道系ドラマとの比較や考察も深めていきたいと思います!(これは願望・・・いつもできてない)
私的関連ドラマ・映画
強い女性キャスターの姿とチームの関係性が印象的。キャスターという名前も入ってるし。
テレビ局の報道の裏側を描いた連続ドラマ。
新聞記者が命をかけて“真実”を追う姿に共通点多数。
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