Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【ドラマ】日曜劇場『キャスター』第3話 |のんの透明感が光る、永野芽郁騒動始めの回

キャスター


2025年4月13日スタート

 

 

 

第3話

2025年4月27日放送

 

1. 現実の“STAP細胞騒動”を思わせるテーマ

第3話は、現代の出来事でいうと「STAP細胞」を彷彿とさせる科学的な不正問題を軸に、報道の在り方を描く回となりました。

フィクションの中に現実のニュースを織り込んでいく手法は本作の魅力の一つでもあります。今回の第3話は科学とメディア、両者の関係に鋭く切り込んでおり、見ごたえある構成でした。

2. 道枝駿佑に焦点を当てた展開

3話は、道枝駿佑演じるAD本橋にスポットが当たった回でもありました。理想と現実のギャップに悩みながらも真実を追い続ける姿には、彼の成長要素も感じられました

ジャーナリストを目指しているのはわかるのですが、ADの枠を超えてしまっていて彼のテレビ局での役割という部分ではちょっと首をかしげてしまう所はありました。

3. 永野芽郁の“騒動”と視聴者の目線

個人的に引っかかってしまったのは、永野芽郁さん演じる崎久保の登場シーンがやや少なく感じられた点。

最近の話題が影響しているのか、どうしてもキャラクターとしてより“本人”として見てしまう自分がいて、物語に完全に没入できなかった部分がありました。これは多くの視聴者が抱えている正直なジレンマかもしれません

4. のんの演技が物語を救った

そんな中、視聴者の気持ちを浄化してくれたのが女優・のんの存在です。科学者・綿貫を演じた彼女は、報道される側の苦悩や矛盾を繊細に表現し、透明感のある演技で物語に厚みをもたらしました。演技のトーンの切り替えや感情の震えの表現は、まさに圧巻。

永野芽郁の出番が少なく感じたからこそキャストの中でも誰よりものんが光っていた、そう感じる視聴者も多かったのではないでしょうか。今後、他のドラマでもこれから出演が増えそうな予感を抱かせました。

5. 総括

1話・2話で強く押し出されていた進藤(阿部寛)と崎久保(永野芽郁)との関係。テレビ局会長・国定(高橋英樹)の組織内部の思惑といった縦軸の展開が今回ほぼ展開が無かったのは残念。とはいえ、横軸のテーマとしては強い内容だったので、次回以降また縦軸が動き出す展開に期待したいところです。

 

2話感想はこちら

www.itosen06.com

 

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※ネットの不調で更新が遅れてしまい申し訳ありません!第4話の感想も追ってアップ予定ですので、よければ引き続きご覧ください。

 

 

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