夏への扉-キミのいる未来-
2021年6月25日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
高倉 宗一郎・・・山﨑 賢人
【2020年 劇場 2022年 アトムの童 TBS系列 秋ドラマ】
松下 璃子・・・清原 果耶
【2021年 護られなかった者たちへ 2022年 霊媒探偵・城塚翡翠 日本テレビ系 秋ドラマ】
あらすじ
1995年に科学者であった宗一郎(山﨑賢人)は恋人と義理の叔父に研究成果と財産を全て奪われ冷凍睡眠させられてしまう。30年後の2025年に目覚めた宗一郎は義理の妹の璃子(清原果耶)が事故で無くなったと聞かされ、さらに自分の研究成果は全く知らない別人が世に広めていた。何が起こったかわからない宗一郎はタイムマシンを作った科学者を元へ向かい過去へ行き璃子を救おうと奔走する。
監督は「フォルトナの瞳」「青空エール」の監督を務めた三木孝浩監督がメガホンを握ります。
原作は、ロバート・A・ハインラインのSF小説「夏への扉」を日本版に変えて映画化しています。
2022年度の秋の日曜ドラマ、TBS系21：00～「アトムの童」の主演の山﨑賢人×日本テレビ系22：30～「invert 城塚翡翠 倒叙集」の主演の清原果耶の日曜ドラマ主演コンビが繰り広げるSFヒューマンドラマとなっています！
総括
魅力ある演技の俳優陣
登場人物を演じている俳優陣の適材適所のおかげで観応えのある作品になっている事も事実です。主役とヒロインの山﨑賢人と清原果耶だけで無く脇を固める出演者がいい味出してました。
藤木直人の演じる役柄は、アンドロイドという一見難しい役柄ではありますが、ぎこちなさと不器用さを兼ね備えた観ている人たちにもユーモアを与えてくれ時にはロボットらしくない優しい雰囲気を魅せるような演技を見せてくれました。
この映画の中では彼が一番好きと言う人も多数いるのではないかなと思います。
ネプチューンの原田泰造もこの物語では重要な役割を果たしていますが、素晴らしい存在感なのです。彼は年を重ねるにつれてすごく魅力的な演技をするな～と感心しています。
もう20年位前のドラマになりますが、「ビッグマネー～浮世の沙汰は株しだい～」や「編集王」の時はイマイチぱっとしなかった記憶がありますが、年をとるにつれて役柄にもメリハリが効くようになり、渋みも増して見れる俳優を演じれるようになってるのではないかなと感じています。
夏菜が一番豪快に役を演じていました。主人公の恋人を演じていましたが、最近の彼女は魔性の女を演じるのがすごく様になっています。昔はもっと純粋な役柄を演じている事が多かった気がしますが・・・最近は掴み所のない女性を演じる事が多くなった効かしますね！
感想
一番最初にハメられる描写もあり、現在リアルタイムで「アトムの童」が放送されているのもあり、復讐の物語かなと思いきや未来から過去へ行き来するSFヒューマンドラマみたいな感じです。
最初の方でいくつもの謎も残し、伏線回収もしっかりとされていてモヤモヤとするような気持ちにはならずにパズルのように次から次へとピースがはまっていくので最後まで鑑賞する事が出来ます。このピースが全てはまった時にきっと爽快感が生まれると思います。
2022年12月2日現在、Netflixでは配信されていますが、Amazon prime、Huluでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画3.8、映画.com3.5、Filmarks3.5となっています。
※ちなみに私はこの映画の評価としては4.0に値すると思っています。サスペンス好きの私ですが、ヒューマンドラマでこんなにも集中して観れたのはなかなかありませんでした。いつも優しい雰囲気だと飽きてしまったりしちゃうので・・・
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