十角館の殺人
画像引用元:Hulu
2024年3月22日Hulu配信開始
全5話
鑑賞理由
映像化不可能と言われる、そして衝撃の一行は本当に存在するのか?
キャスト・あらすじ
キャスト
江南 孝明・・・奥 智哉
【2022年 ラーゲリより愛を込めて 2023年 ラストマン-全盲の捜査官- TBS系 春ドラマ】
島田 潔・・・青木 崇高
【2024年 犯罪都市 NO WAY OUT】
あらすじ
江南(奥智哉)の元に一通の手紙が届く、その差出人は建築家の中村青司(仲村トオル)で十角館の存在する角島で謎の死を遂げた人物だった。江南が所属していたミス研のメンバーたちは時を同じくして十角館で合宿を行っていた。角島に居るミス研のメンバーは一人、また一人と殺されていく。一方江南はそのような事情を知らず中村青司を追う中でミステリー好きの島田(青木崇高)と出会い二人でこの手紙の差出人の謎を追う。そして別々の場所で起きている事件がどんどんと繋がっていく。
感想
新たな衝撃
どんでん返し系での文言でよくあるのは「ラストの衝撃」などよく書かれているのを見かけます。
しかし見飽きた感も強く、「シックスセンス」や「ソウ」を超える作品にはなかなか出会えず、そのような文言を書いている映画を観ても肩透かしを喰らってしまう作品がほとんどです。
このドラマも「映像化不可能」「衝撃の一行」の謳い文句がこのドラマにはあり、かなり期待させるような雰囲気がありました。が、この作品は最初期待半分で観ていたら、謎が解けた時の心にズシンとのしかかるような衝撃を受けてしまいました。そして、演出が素晴らしく、なぜエンドロールを流さないのか?キャスティングの秀逸さを知った時、全てがこの衝撃の一行の為の伏線だったのだと知った時、今までにない衝撃を覚えました。
原作未読者は今観るべき
私は原作は全く知らない状態でこのドラマを観たのですが、初見で観ている人を上手く欺く演出方法を堪能できるのも今だからこそなのです。あまり書き過ぎるとネタバレになっても困るので詳しくは書けませんが、今のこのキャストだからこそ表現できるドラマなのです。
あと1年後・2年後観ようと思っても、もしかすると2年後に観ると謎が簡単に解けてしまうかもしれません!
今、観るからこそ衝撃が生まれるのです。(今は意味が分からないかもしれませんが、観終わったらきっとそう思うはずです)
サスペンス・ミステリー好きなら観て損は無い映画だと思います。
総括
私的にはラスト・演出方法・衝撃の一行の表現方法、全てとっても満点だったと思います。2024年はこのドラマ以上の作品には出会えないかもしれません。そのくらい私にとっては衝撃的なドラマでした。
そして原作を知らなくて良かった~と心から思ってしまいました。
この真相を知った後、もう一度違う視点から観る事によってもう一度楽しめ、1つのドラマで2度おいしい作品となっていると感じました。
人によって価値観があるのであまりドラマ・映画を勧めたりはしないのですが、このドラマは少しでも興味があるなら是非見た頂きたいそんなドラマです!私はHuluの回し者ではないですが、1か月の無料トライアルを使うなら今しかないと思っています。
※ちなみに原作者の綾辻行人先生も「完成の作品を観て拍手したくなった」と太鼓判を押しています。(一部、DVD&動画配信でーた 2024年4月号抜粋)
気になる方は是非見てみて下さい!!
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