Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【映画】ブラック会社に勤めてるんだがもう限界かもしれない ~小池徹平主演、ブラック会社をユーモアかつコミカルに描く~

ブラック会社に勤めてるんだがもう限界かもしれない

 

2009年11月21日劇場公開

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

マ男・・・小池徹平

【2009年 ごくせん THE MOVIE   おひとりさま TBS系 秋ドラマ】

中西・・・マイコ

【2009年 山形スクリーム

藤田・・・田辺 誠一

【2009年 少年メリケンサック  神の雫 日本テレビ系列 冬ドラマ】

 

あらすじ

ニート生活を送っていたマ男(小池徹平)は、母親の死をきっかけにプログラミングの資格をとり、何社も落ちる中、小さいITの会社に就職する事に成功する。しかしそこは俗に言うブラック会社で、残業・徹夜は当たり前、上司からは理不尽な要求を突き付けられたりとするマ男だったが、唯一の人格者の藤田(田辺誠一)のおかげで支えられながらこの会社で成長していく。

監督は「何も無き世界のエンドロール」「」の佐藤祐市監督がメガホンを握ります。

 

 

感想

出演者たち

主人公のマ男を小池徹平が演じちょっと弱弱しい感じの演技がやっぱり上手いと感じます。上司にヘコヘコするが部下に対しては威圧的な態度で攻めるリーダーに品川庄司品川佑、そのリーダーに付いていく調子のいい金魚のフンの井出に池田鉄洋、早稲田出身の後に入社してくる野心家の木村に田中圭。そしてこの会社の唯一の人格者の藤田に田辺誠一という面々のキャスティングで繰り広げられますが、どの人物も役柄にマッチしていて違和感なく観れました。

小池徹平×池田鉄洋は「医龍」(2006年)でも一緒にいる事は多かったですが、この関係を知ってる人ならそのままこの作品に関係がスライドしたような感じです。品川が憎たらしい役がやっぱり似合います「ガリレオ」(2007年)の刑事の様な感じに見えます。

仮面ライダー龍騎」の須賀貴匡は柴田という取引先の相手をチョイ役で演じていますが下請けに対する態度が無理難題を突き付けてきたりと・・・でもこの無理をクリアしないといけないのが下請けの最下層の役目という事を感じさせます。

 

感想

ブラック会社の重たい題材に見えますがコミカルに描かれているので気軽に拝見する事は出来ます。現実にはこんな感じでは無く殺伐としていると思いますが、ブラック会社のあるあるをユーモアを交えながら上手く詰め込み表現した作品だと思います。

仕事がきつくても人が大事なんだな~という事も気付かせて頂きました。こんなブラックな環境下にいると誰もがすさんでしまう中、人格者がいれば心の支えになるし人の動かし方ひとつでやる気スイッチを入れさせる事ができる職場へと変える事が出来るという事が伝わってきます。悪しき習慣が職場をブラックにさせ、より従業員の生産性と定職率を下げているのではないでしょうか?

一人の人間の成長の面から見ても、ブラック会社の面から見ても面白く最後まで観れた作品でした。

 

2022年11月13日現在、この作品はHuluで配信されていますが、Amazon primeNetflixでは配信されていません・・・

評価はyahoo映画3.4、映画.com3.1、Filmarks3.0となっています。

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