グランメゾン東京5話
視聴率は、12.6%
もっと視聴率上がってもいいと思います。今回見逃したのなら失敗です。見逃し配信見るべきですと言えるくらい良かったですけどね。
中盤戦の5話です。ネタバレ含みます。
リンダ・真知子・リシャール(冨永愛)の記事によりOPEN初日から客が来ないと窮地に立たされる事になる「グランメゾン東京」ですが、それでも諦めず色々なグルメフェスタに出店する事になる話です。
キムタクしていないキムタクドラマ
冒頭の「エスコフィユ」の尾花(木村拓哉)の姿は、まるで鬼のような形相。3つ星をとる為にとりつかれたただのシェフ。もう誰も何も言えない位の威圧感が全開。すなわちキムタク全開の演技なのです。
冒頭のシーンがあるからこそいかに彼の人間性が変わったかが一目で分かるようになりました。
そしてグランメゾンの尾花は、やっぱりキムタクさをいい意味で全面に出してない。周りの人物達・そして料理がすごく活きている。(何回も言ってますが・・・)
3つ星を取れなかった時の人前では見せない悔し涙にしても今までにないキムタクドラマを予感させてくれています。キムタクのドラマでの涙ってあまり見たこと無い気がするんですが・・・
ライバル店「gaku」
またまた嫌な奴江藤オーナー(手塚とおる)、ホント姿から顔つきまで憎たらしいですし、
「余り物も煮込めばカレーになる、ファイトでっせ~」
この言葉なかなかムカつきますね!
丹後学(尾上菊之助)は、グランメゾン東京に対してはライバル関係であるのかもしれないですが、決して悪い人ではないと言う事が、にじみ出てわかります。ただ単純にお客様にホントに満足する料理を食べてもらい3つ星が欲しいと言う気持ちは、尾花と全く変わらないかもしれません。何か嫌いになれないライバルキャラですよね。
ただ彼に邪魔なのは、江藤オーナーただ一人。
彼に足を引っ張られて丹後も痛い目に会うのは見たくないなと感じてしまいます。もし丹後が負けるとしても正々堂々やりきった清々しい姿で最後はいて欲しいですね。
ちょっと丹後学、段々と好きになっている自分がいます。
ナッツ混入事件の全貌
ナッツ混入の犯人は、祥平(玉森裕太)が間違ってピーナッツオイルを使ってしまったのがきっかけと言う事が判明しましたが、果たしてそこに置いたのは誰なのか?と言う事になるんですかね。それとも想像の斜め上を行って全然違う事件の結末になるのかまだわかりません。
5話で真犯人があっさり判明したかなと思いきやうやむやになってこの件はいつの間にか無かった事になってる感じなので、これから物語が進む上で深く掘り下げるのかなとも思ってしまいます。こんなにあっさりでいいのでしょうか?
犯人に対し真知子が
「二度と料理の世界では生きていられないようにする」
と言っていたり、久住(中村アン)に向けて、
「犯人を一番許せないのはあなたでしょ」
と言う発言からナッツ混入は、祥平が犯人で終わりでなく、もうひと悶着あるのではないかなと予想します。
ちょっと雑?
人間ドラマとしては、最高にこのドラマは面白いし料理の見映えも素敵だと思いますが、ストーリーの進め方だけ少し雑な部分が出ていると思います。
例えば3話~4話にかけていきなり柿谷(大貫勇輔)がいること、5話でSNSでディスられてると思いきや、予約が沢山入ったりと、見ている者としては、いつの間に?そんなシーンあったっけ?と目が点になることもしばしばです。
まさかのラスト
最後は、またまた驚きです。祥平がgakuのシェフとしてグランメゾン東京と対決する事になりました。普通だったら仲間になるはずが、まさかのライバル店に!
でもこれは、gakuを陥れる為、脅されたからではなく単純に尾花と料理で勝負したいと言う気持ちでgakuに入ったのではないかなと思います。丹後の人間性も祥平は買ってるのだと思います。
尾花との関係と良好に戻りましたし、丹後とも関係は決して悪くないですし。この展開により、グランメゾン東京とgakuの対決は、どちらが勝つか展開読めなくなりましたね。
江藤オーナー以外は、全員正々堂々と戦ってほしいと願ってます!