Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【ドラマ】天国と地獄~サイコな2人~⑨  ~解け始める伏線!最後は素直に見よう!~

天国と地獄~サイコな2人~

2021年1月17日スタート TBS系列日曜21:00~

第9話 2021年3月14日放送

 

 

 

 

 

9話で回収された伏線

私が前回のブログで謎としていた一覧を下に引用してみました。

謎の一覧として

 

・リストアップされた人間の共通点

・数字を予告した理由

・「クウシュウゴウ」は、一体誰なのか?(十和田or東)

・ボストンでの事件の犯人

・3年前の一之瀬殺しの犯人

新月の日に殺された3人の犯人

・なぜ久米の息子がリストにないのに殺されたのか?

・日高が漫画を持ってた訳

・日高が奄美大島で東と名乗ってた訳

・東と日高が二人が大人になって出会ったのはいつか?

・事件現場で起こっていた出来事は?

・入れ替わりの謎

  

などなど考えただけでも結構浮かびます。きっと気になる部分はこれだけではないでしょう。第9話は15分拡大SPだとしてもこれから新展開を向かえるには確実に回収不可能になるに違いないので、どんどん伏線回収に向けてこれからは動いていくと思います。丁寧に回収していってほしいですね。

 

 

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  9話で判明した事実(赤字は判明していないと思われる)

・リストアップされた人間の共通点

→殺したほうが世の中の為の人間をリストアップしていた。

・数字を予告した理由

→日高を試したという事になるのでしょうか?明確な答えはわかりません。

・「クウシュウゴウ」は、一体誰なのか?(十和田or東)

→一ノ瀬の事件では十和田、他の3人は東がクウシュウゴウとなっていた。

・ボストンでの事件の犯人

・3年前の一之瀬殺しの犯人

→東いわく「漫画の描いた奴が本当に人殺しをしていた」と言っていて証拠の写真も持っていた。

新月の日に殺された3人の犯人

→ほぼ話の流れから東で確定

・なぜ久米の息子がリストにないのに殺されたのか?

→刑事と一緒に張り込みしている日高(魂・望月)を見て目が覚めて、日高のせいにしないように最後は自分でけりをつけ、日高に迷惑をかけないようにするためにあえて痕跡を消させないようにした。

・日高が漫画を持ってた訳

→東に歩道橋であっていた時に渡され、ケンカ別れして置いていった。

・日高が奄美大島で東と名乗ってた訳

→太陽と月の伝説でもしかすると自分がいけなくなってたかもしれないと思うと、運命に負けている気がして兄の名前を語り一緒に奄美に行ったことにした。

・東と日高が二人が大人になって出会ったのはいつか?

→東はコ・アースのビルで清掃員をしていて、日高がコンタクトを探している時に東が拾い仲良くなる。手紙の話を東にした時に手のひらのほくろを見て兄かもと思い、DNA鑑定をしてもらい兄だと気づく。うすうす日高は兄の存在に気づいていた。東は日高に会った時から弟の存在に気づいていた。

・事件現場で起こっていた出来事は?

→兄が書いたかどうかもわからないが現場に行くと本当に田所が殺されていた。理由は明確ではないが、置かれていた遺留品から兄と確定していた。先回りして捕まえようとしていた。日高の乳歯を落としたのは故意ではなくアクシデント本当に大切にしていた東にとっては宝物。

・入れ替わりの謎

 

ほぼ9話で殺人の謎が解明されていたのではないかなと思います。双子の兄弟の15分先に生まれるかどうかの運命でここまで左右されるのは本当に切ない話で、殺人を犯している東にもちょっと同情してしまう点はありますね。

 

まだまだ黒幕が存在するのか?

最終回は、望月(綾瀬はるか)がいかに日高を助けるか?という所が焦点に当たるのではないでしょうか?それに合わせて日高と東の兄弟愛を描きながら、望月と陸(柄本佑)の行く末も描かれると思うので、ここの丁寧な流れから物語が一気に破綻するような作りにはしないと思います。

八巻(溝端淳平)の黒幕説もまだ最終回まで流れていましたが無いでしょう・・・最後に八巻が上司に言おうとした事は、日高と望月が入れ替わっていたという真実を伝えたと思いますが、ファンタジー要素は一切信じてもらえないオチではないかと考えます。

何故かというとこのドラマでは、常にどっちにも捉えることのできる意味深のシーンを先延ばししますが、シンプルな答えが多いからです。(7話の最後での陸が東の手のほくろの有無を確認するシーン・・・手のひらにほくろがあり東と確信する・8話最後での望月と日高の入れ替わったかどうかのシーン・・・結局入れ替わっていた)

なので八巻の裏切り説などは低いと思います。

 

総括

数々の日高の優しさのエピソードは本物だと確定しましたね!1話から考えるとこんな感じの兄弟愛のストーリーになるとは思いもよらなかったです。

伏線の回収もすごく丁寧で突っ込みたくなるところはほとんどなく、脚本がすごく優秀だという事がわかります。ただ単純に見るだけでも面白い作品です。私たちが踊らされていただけなのかもしれませんが、色々考察できるような伏線づくりや演出などどれをとっても魅了してくれました。特に登場人物に数字を入れてくる辺りも私たちを混乱に陥れて考察させようとしてくれている演出の一つと思っています。

綾瀬はるか高橋一生の演技が最高で、特に高橋一生は入れ替わった瞬間から一気に女らしさが消えるという素晴らしい演技を魅せてくれています。間違いなくこのドラマ自体のMVPは高橋一生でしょう!迫田孝也も東と判明してからすごく良く見えてきました。このドラマの真の主役はこの兄弟だったかもしれませんね。

最終回も考えすぎず素直に見る事考える事によって真実が見えてくるのかもしれません。きっと楽しめる75分になると思います。

いつもこのドラマの感想を書くと長くなってしまいます・・・それほどこのドラマは1話1話たくさん皆さんに伝えたい事があるという事です!ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

最終回予告

 

予告を見る感じ

日高の無実を証明するために動いている望月の姿が見られます。どうやって釈放されたのかは気になる所です。最後は、東が日高の無実を証明する形になるでしょう!きっとあのSDカードが証明してくれるはず・・・

陸が「オレもなかなか最低」と言っているところや「日高・日高すごいね~」と言っているところから望月に対して別れを告げたのではないかなと思います。最低=望月を傷つけたという事に繋がるのかなと予想しています。

 

9話の視聴率は16.5%と8話の14.8%から大幅のアップです。最終回は更にアップするでしょう!視聴率が全てではないですが、多くの方に楽しんでもらいたい所ですが、このドラマ最終回が初見だと面白さわからないかもですが・・・