ロスト・バケーション
2016年7月23日日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ナンシー・・・ブレイク・ライブリー【2016年 かごの中の瞳】
あらすじ
今はなき母が利用していたビーチに休暇の時間を利用して探し出したナンシー(ブレイク・ライブリー)は、そのビーチで何もかも忘れて趣味のサーフィンを楽しむ。そんな中、クジラの死骸を見つけたナンシーはだったがその時に何かに襲われて足を負傷してしまう。そこにいたのは大きい人喰いザメでなんとか岩場にたどり着くが、サメがうろついている為、岩場から全く身動きが取れない状況が続いてしまう。絶望的な状況のナンシーは、満潮になり岩場が沈むまでにサメから逃げのびる事ができるのか?
本作の監督は「エスター」・「トレイン・ミッション」「フライト・パニック」そして2021年8月13日公開予定の「ジャングル・クルーズ」の監督をしている、ジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを握っています。ロストバケーションを日本語に略すと失われた休暇になりますが、この映画の原題「Shallows」は浅瀬という意味になります。
ブレイク・ライブリー
この映画は、中心となる出演者はブレイク・ライブリーしかほとんど出てきませんので彼女の為の映画と言っても過言ではありません。彼女の出演していた「ゴシップ・ガール」や「シンプル・フェイバー」などでも彼女は結構、高飛車なセレブ的な役柄が多く目立っているイメージがありますが、今回はそれを覆すようなサバイバル感あふれる女子大生役を務めています。
ブレイク・ライブリーの映画なのでファンの方は是非観るべき映画かなと思います。こんなにボロボロに泥臭く生きる為に必死になる演技は見どころだと思います。
「ゴシップガール」「シンプル・フェイバー」からの流れでもいいので観てみて欲しい映画の一つです。
総括
バケーションという事だけあって最初はただの休暇を表現しており楽しくサーフィンをする描写がメインで撮られていますが、その楽しい休暇を見せられているからこそ後半の絶望的なシーンがより活きてきます。
人喰いサメが出てくるような「シャーク」と付く名前の映画は、通常は悲鳴やがパニックがメインとなり次々と襲われるようなパニック映画になることが多いのですが、この映画では、静かな所で妙なリアル感を感じあくまでもサバイバル映画としての位置づけなになるのではないかと感じました。
ほとんど海の岩場のワンシチュエーションな映画となり、物語も単純明快でサメから逃げ切ることができるかどうか!ただこれだけです。それでもってスリルと緊張感があり、足の傷の深さや痛み、夜になった時の海の寒さの表現もリアルで見ているこちらまで何もかもが伝わってくる映画だったと思います。
後半はドキドキしっぱなし間違いなし!
2021年11月23日現在 Amazon primeで配信されています。
Netflixでは、配信されていません・・・・
評価は、yahoo映画 3.5、映画.com 3.5、Filmarks 3.4となっています。