サイレント・トーキョー
2020年12月4日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
朝比奈 仁・・・佐藤 浩市
【2020年 Fukushima50】
山口 アイコ・・・石田 ゆり子
【2020年 望み 2021年 TOKYO MER~走る緊急救命室~ TBS系 夏ドラマ】
世田 志乃夫・・・西島 秀俊
【2020年 任侠学園 2019年 メゾン・ド・ポリス TBS系 冬ドラマ】
あらすじ
クリスマス・イブの東京で一つの爆発事件が起きる。それを起点に犯人は「総理大臣との生放送で一対一の対話」の条件を受け入れられない場合は、渋谷のハチ公前を爆破するという声明が届く。刑事の世田(西島秀俊)と相棒の泉(勝地涼)は犯人を特定すべき捜査を始める。総理大臣は犯人の要求に乗ることは一切ないと表明する中、約束の時刻となってしまう・・・犯人は誰なのか?そして目的は?
監督は「オズランド 笑顔の魔法おしえます」の監督を務めた波多野貴文監督です。
原作は秦連日子先生の「And so this Xmas 」となっていてこの先生は「アンフェア」シリーズの原作となった「推理小説」も手掛けています。
総括
出演者
他の出演者に「ファーストラヴ」の中村倫也が、不審な行動をとる実業家の須永基樹を演じ、須永に近づくOLの高梨真奈美を「AI崩壊」の広瀬アリスが演じています。
佐藤浩市と石田ゆり子の映画かな~と観る前は思っていましたが、蓋を開けてみると恐らく物語上目立っていたのは、西島秀俊と中村倫也だったかな~と感じてしまいます。
この人がこんな役を!といったサプライズ的な感じは無くその人相応の役柄って感じでした。
感想
最初から中盤までの展開は引き込まれるものがあり、物語が進むワクワク感溢れる展開が続いていきました。この映画の目玉とも言えるのが、渋谷の爆発シーンだと思いますが、ここがピークに感じてしまいました。しかし、このシーンを見る事がこの映画の醍醐味と言ってもいいと思います。
このシーンでは、「自分だけは大丈夫」と思っている人たちが沢山痛い目にあう描写があるのですが、私は非人道的ではありますがスカッとしてしまいました。
このシーンを観てスカッとしてしまう人は多数いると思います。
他人に迷惑をかけないように生活をしている人たちはきっと同じ感想を持つはずです。
この現代社会のご時世の中でも「自分は大丈夫」と思って行動している人たちはきっと違う感情を抱くことでしょう・・・
このシーンが終わるとクライマックスに進むのですが、真相がわかってくるにつれて尻つぼみになってしまい、このスケールの映画なのに結果感情輸入もする暇も無くあっさりとしてしまいました。
後半部分もより濃く描いてくれたら評価も変わっていたかな~と思いました。
爆破シーンまでは観ましょう!
2021年11月14日現在、Netflixでは配信されていますが、Amazonprimeでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画2.9、映画.com3.0、Filmarks3.1となっています。