ガチバンZ 代理戦争
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2013年11月9日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
渋若 剛毅・・・柾木 玲弥【2012年 高校入試 フジテレビ系列 秋ドラマ】
天野 光圀・・・やべ きょうすけ【2012年 夢売るふたり】
吉田 義男・・・鈴之助【2013年 ガチバン スプレマシー】
出口 大河・・・松浦 裕也
あらすじ
森紋児(佐野和真)が不在の中、衣笠高校に北関東の不良グループの「飛羅睨悪(ピラニア)」を喰ったと言われる狂犬の渋若剛毅(柾木玲弥)が現れ衣笠高校の面々は潰されてしまう。この暴走を止める為に助けを求められた自称2代目番長の出口大河(松浦裕也)は剛毅をよく知る人物の天野光圀(やべきょうすけ)に出会う。
剛毅の暴走を止めるには手数が必要と考え孤高のヤンキー黒永勇人(窪田正孝)を呼び出そうとするが、そこに現れたのは勇人の先輩の吉田義男だった。剛毅を止めるべく3人は手を組むことになる。
今作はガチバンシリーズの19作目となり、5代目主人公の柾木玲弥演じる渋谷剛毅が主役になっています。
総括
他のガチバンと繋がりは深い
今回のガチバンは「ガチバンクロニクル」の衣笠高校前日譚であり、めちゃめちゃにされた元凶が描かれており、「ガチバン SUPER MAX」でも黒永勇人と対峙したグループ「飛羅睨悪」というグループも関わってきており、ガチバンのクロスオーバー色が強くなっていますが、今まで主役だった森紋児や黒永勇人は出演しておらず、その二人の隣にいたトラブルメーカー兼お笑い的立場にいた出口大河と吉田義男が共に協力し合う形になります。
このガチバンシリーズで「闇金ドッグス」を含めてスピンオフやクロスオーバー作品をスケールは小さいながら作りやすい事も判った気がしますし、気になるキャラも沢山いる中でこのシリーズもずっと止まったままなのは少し寂しい気がします。
感想
正直、今回のガチバンの主人公の柾木玲弥演じる渋若剛毅には、黒永勇人や森紋児みたいな魅力は感じる事は今作ではありませんでしたが、この物語を通じて彼の後日譚や成長・心の変化は見てみたいと感じたし、森紋児や黒永勇人との邂逅も是非見てみたいと思いました。
今後、魅力的になる魅力の期待値はすごい高い気がするのですが彼のストーリーがこの物語で終わってしまうのは残念です。
今回のストーリーで渋若剛毅が魅力的に感じなかったのは、バットを振り回して素手のシーンが少なく彼の背景を知るには物足りなさすぎたのかもしれません・・・ちょっと改善すれば良くなるキャラなんだよなぁ、と心から感じました。
2021年11月18日現在、Amazonprimeでは配信されていますが、Netflixでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画2.3、映画.com2.8、Filmarks2.6となっています。