フライト・ゲーム
2014年9月6日 日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ビル・マークス・・・リーアム・ニーソン【2015年 96時間/レクイエム】
ジェン・サマーズ・・・ジュリアン・ムーア【2014年 アリスのままで】
あらすじ
航空保安官のビル・マークス(リーアム・ニーソン)のフライトの仕事の最中に「指定の口座に1億5000万ドル振り込まないと20分ごと乗客の誰かを殺害する」という一つのメールが届く。そんな中1人目の犠牲者が出てしまいイタズラではない事を悟ったマークスは、機内の捜査を進めていく。乗客全員が容疑者である状況に加えて次から次へと最悪な出来事がマークスを襲う。
マークスは無事見えない犯人を見つけ出す事が出来るのか?
監督は「アンノウン」「トレイン・ミッション」の監督を務めたジャウム・コレット=セラ監督がメガホンを握ります。リーアム・ニーソンとはこの作品では「アンノウン」に次ぎ2作目になります。
総括
他の出演者としてジュリアン・ムーアが出演しています。「ハンニバル」の時に比べるとやはり年月が経っているので若さこそないですが、彼女がいるだけで存在感が全く違います。ネームバリューもやはり必要だと感じました。今回の彼女は、敵か味方か終盤まで読めないミステリアスな女性を演じています。
「トレイン・ミッション」から先に観てしまったのですが、内容的にはトレイン・ミッションの飛行機版みたいな感じに思いました。誰もが怪しく見える中、更に密室状態であるというシチュエーションの中で二転三転するのでハラハラドキドキの展開が襲ってきます。
物語に絡んできそうな人物には怪しいシーンがピンポイントに当てられ、なぜそのような行動をしていたのか?という伏線もしっかりと描かれるので回収してくれ消化不良という感じは感じられませんでした。ドラマの「あなたの番です」みたいなあのシーンは何だったのか?と考えることなく観れるのでスカッとします。
リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督のタッグは鉄板過ぎるほど展開が読めず面白さを感じますが、犯人や真相がわかってしまってから少し薄さを感じてしまいます。しかし、それをカバーする出来事と映像が大規模に表現されているので差し引いてもおつりが来る位満足できると思います。
2022年1月2日現在Amazon primeでは配信されていますが、Netflixでは配信されていません・・・
評価はyahoo映画3.7、映画.com3.6、Filmarks3.6となっています。