ドント・ブリーズ2
画像引用元:Filmarks ドント・ブリーズ2の映画情報・感想・評価・動画配信
2021年8月13日日本公開
キャスト・あらすじ
キャスト
ノーマン・・・スティーブン・キング【2021年 スレイヤー 7日目の煉獄】
フェニックス・・・マデリン・グレイス
レイラン・・・ブレンダン・セクストン3世
あらすじ
盲目の老人ノーマン(スティーブン・ラング)は少女のフェニックス(マデリン・グレイス)と一緒に暮らしていた。フェニックスは、母親が火事で死んでノーマンを父親だと信じて慕っていた。フェニックスが街に出た時からならず者に執拗に声をかけられ連れ去られそうになる。家に戻っても尾行され家に侵入されてしまう。
ならず者を迎え撃つノーマン。フェニックスと一緒に逃げ切ることができるのか?
監督は、ロド・サヤゲス監督がメガホンを握り、前作の「ドント・ブリーズ」の監督を務めたフェデ・アルバレス監督は、今回はロド・サヤゲス監督と共同で脚本を担当し、この作品の制作も一緒に務めています。
総括
前作との比較
前作では、盲目であるにも関わらず家の侵入者を追い詰め無双状態の追跡者として君臨そして狂気に満ちていた不気味・気持ち悪さがある老人ノーマンでしたが、今作では少女思いの優しく強い老人像になっていて、無敵というには程遠く別人・弱体化したような印象が受けました。
「ドント・ブリーズ」=「息をするな」といった前作の音を立ててはいけないハラハラ感も無く、ただ盲目の老人が少女の為に奮闘するという物語になってしまっていたと思います。別の物語って言われても納得できるような感じでした。
ノーマンという男
盲目ならではの聴覚・触覚を使ったようなアクションは健在しています。目が見えているかの様な素晴らしい動きを見せてくれます。研ぎ澄まされた感覚が彼を動かしているのでしょう。
そして、前作でも犬を飼っていたと思いますが、ただ闘犬に育てるだけではなく彼の犬への愛情が見て取れるシーンがいくつかありました。前作よりは、かなり人間味が溢れる老人になっており、前作のイメージとは真逆のイメージを持つことになるでしょう。
スティーブン・ラングは、アクション・顔だちが渋くカッコ良く続けて見てみてたい俳優になりました。
ポイント
・一番緊張感があったのは、少女がならず者から隠れるシーン
・前作よりも盲目の老人ノーマンが人間味あふれる人間になっている。
・作品イメージは前作とは真逆な感じになっている。
2022年4月10日現在、Amazonprimeで配信されていますが、Netflixでは配信されていません・・・前作の作品を振り返りたい時はNetflixでは配信されているので両方に入っていると1・2と観る事が出来ます。
評価は、yahoo映画3.5、映画.com3.5、Filmarks3.5となっています