貞子3D
2012年5月12日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
鮎川 茜・・・石原 さとみ
【2012年 月光ノ仮面 リッチマン・プアウーマン フジテレビ系 夏ドラマ】
安藤 孝則・・・瀬戸 康史
【2011年 ランウェイ・ビート TOKYOエアポート~東京空港管制保安部 フジテレビ系 秋ドラマ】
柏田 清司・・・山本 裕典
【2012年 桜蘭高校ホスト部 GTO フジテレビ系 夏ドラマ】
あらすじ
茜(石原さとみ)が務めている学校では、呪いの動画というものが噂になっていたが、その真実は明らかになっていない。そんな中呪いの動画を探していた生徒の一人がマンションから転落死してしまう。その呪いの動画は、柏田(山本裕典)という男が自分を認めない世間に対して復讐の為呪いをかけたという事が判明する。
茜はその動画を観てしまい必用に貞子に狙われることになる。そして彼氏の孝則(瀬戸康史)にも危険が迫る・・・
監督は「映画 賭ケグルイ」「トリガール」の監督を務めた英勉監督がメガホンを握ります。
原作は「リング」「らせん」の鈴木光司先生の「エス」が原作となっています。
「リング」シリーズの5作目の位置づけで、「らせん」の直接的な続編になります。
総括
今回の低評価映画は、Netflixで現在配信中の
貞子3D
です。
2022年5月18日Filmarksで★1.9、観て評価した人が5,954人、観たいと思っている人が341人となっている映画です。
低評価をつけている人で多い感想
①3D使用に作られてるのが分かる
私もそう感じました!
3D演出にしようとして飛び出してくるような描写を一生懸命作ろうとしているのが手に取ってわかるので逆に描写が不自然にしか感じないという悪循環を生みだしてしまっているのではないかと感じてしまいました。
その不自然さがJホラー独特の気持ち悪さを全て打ち消して全く怖さを感じない貞子3Dが生まれてしまったのではないかなと感じます。
②貞子ではなくただのモンスター
当時の「リング」のテレビから出てくるという禍々しさも感じず。貞子自体の姿がクリーチャー化しているように感じました。私と同じような事を思っている人がいたのですが、私はフジテレビで昔放送していたドラマ「漂流教室 ロングラブレター」に出てくる未来人に見えて仕方なかったです・・・
貞子というよりは、「呪怨」の伽椰子寄りにも感じ、貞子という設定自体はほぼ活かされておらず貞子の名前を使っただけという印象が強かったです。
低評価が多いのも「リング」ファンからすると貞子自体の原形を失ってしまっていて「リング」とも程遠い所に行ってしまったからでは無いでしょうか・・・
褒めるべき所は
この作品に対して豪華キャストは素晴らしいと思います。
石原さとみ・瀬戸康史がメインキャストとして出演している中、染谷将太・橋本愛も脇にいながら素晴らしい演技力で存在感を示していました。石原さとみもまだ垢抜けてない感じが逆に良かったです。
呪いのビデオという形ではなく、呪いの動画という事が主体となってその時代に合わせた設定でYouTubeではなく「ニコニコ動画」に合わせてきた所が更に今となっては時代を感ることができて良かったと思います。
興行収入自体は13.5億円という事で、低評価ながらも続編も作られていますのでそちらも合わせて拝見してみたいと思います。
yahoo映画1.6、映画.com1.5、Filmarks1.9となっています。