ザ・セル
2001年3月24日 劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
キャサリン・ディーン・・・ジェニファー・ロペス
【2001年 ウェディング・プランナー】
ピーター・ノヴァク・・・ヴィンス・ヴォーン
【1999年 サイコ】
あらすじ
キャサリン(ジェニファー・ロペス)は小児精神科医で、少年の精神世界に入り込み回復させようとする治療を行っていた。ある日、連続誘拐殺人犯のカール・スターガーが一人の女性を誘拐したまま昏睡状態になってしまう。スターガーは誘拐した女性を空間に閉じ込め溺死させる凶悪殺人者でこのままでは女性が死んでしまう・・・閉じ込められている場所を探すためにキャサリンはスターガーの精神世界に入り込み居場所を探ろうとする。
監督は「落下の王国」「インモータルズ・神々の戦い」の監督を務めたターセム・シン監督がメガホンを握ります。
総括
精神世界に入り込み居場所を見つけるというのが主の目的だったはずだが、いつの間にか焦点がずれていてこの映画の軸は違う所にあるという事を認識させられました。ちょっと位ずれてもこの映画はストーリーよりも映像美に目がいってしまう作品です。
精神世界と言う想像だけの世界に対して、凶悪殺人犯の世界はクレイジーではあるものの映像一つでサイコパスの世界がとても美しく見えます。それと重なり、ジェニファー・ロペス演じるキャサリンも精神世界の描写ごとに衣装や風貌が変化していて、毎回変わる姿にも注目で、更に映像美を美しいものにさせてくれます。
生々しさやグロテスクな部分も登場しますが、全て映像に溶け込んでいます。
この映像とストーリーを受け入れる事ができるかどうか
でこの映画を楽しめるカギが眠っていると思います。
2001年に劇場で公開されていた映画と思いながら観ると20年前からこんな映像が作れたんだな~と思ってしまいます。
「ザ・スイッチ」のヴィンス・ボーンの若かりし頃にも注目です!
※監督・出演者はガラッと変わりますが、「ザ・セル2」という続編も出ていてFilmarksでの評価が★1.8ととても低評価なので、低評価ハンターとしてはワクワクします。
2023年6月19年現在、Amazon primeで字幕版のみ配信されています。Hulu、Netflixでは配信されていません・・・
評価はyahoo映画3.4、映画.com3.0、Filmarks3.6となっています。
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