トワイライトシンドローム デッドクルーズ
2008年8月2日劇場公開
キャスト・あらすじ
キャスト
春香・・・関 めぐみ
【2008年 ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ 2007年 ライフ フジテレビ系 夏ドラマ】
五郎・・・野久保 直樹
【2007年 荒くれNIGHT～激闘編 】
あらすじ
元々高校の同級生でクルーズ旅行に出かけた6人。春香（関めぐみ）はそこで少女からゲームをもらう。いじめられっ子の絵里（寺島咲）が優子（仲村瑠璃亜）に煽られてゲームを始めると、今いる場所がゲームの世界となりミッションをクリアすることを課せられ、凶悪な敵が迫る中ゲームの攻略を目指す。
監督は「アナザー Another」「走れ！T校バスケット部」の古澤健監督がメガホンを握ります。
2024年1月9日現在、Filmarksで観た人が178人に対して★1.9の作品です。（私は★2.5以下は低評価だと思っています）
それがこの
「トワイライトシンドローム・デットクルーズ」
であり、現在はHuluで配信されています。
ニンテンドーDSのソフト「トワイライトシンドローム」の発売に合わせて公開された映画になります。
そしてこの映画とほぼ同じ時期2008年8月16日には続編の「トワイライトシンドローム・デッドゴーランド」も公開されています。
感想
登場人物は誰も救えない
一見仲間6人でゲームをするのか？と思いきや仲が悪い感じに見える6人が主体となっているので、なぜこの6人で旅行をしようと考えたのかがわからないです・・・いじめっ子といじめられっ子を同時に誘う意図も分かりませんし、100歩譲って誘った人間が中立の立場で仲裁するならわかるのですが、口でちょっと注意するだけでほとんど放置してしまうと言った偽善ぶりを発揮しています。
いじめっ子の優子（仲村瑠璃亜）はあまりにも自分勝手すぎるし、その彼女の彼氏の一平（村井良太）も浮気性でどっちつかずの態度で頼りない、そんな一平を誘惑するのが美智（福下恵美）で、いじめられっ子の絵里（寺島咲）も一見イジメられてて可哀想に見えるのですが闇落ちがすごいし、この性格なら距離は縮まらないなと思います。どこをどうやってこのメンバーを誘ったのか不思議でなりません。
そして、このグループとは別で小さい女の子が出てくるのですが、「アンフェア」シリーズにも出演していて現在はAKB総監督を務めている向井地美音が演じています。
総括
主人公を演じていた関めぐみが光っていたからこそ成り立っているようなもので、知らない俳優・女優の映画だったら恐らくB級以下で更に観れるような映画ではなかったかもしれません・・・今はアメリカでお芝居をしている元羞恥心の野久保直樹を見れるのは、日本のドラマや映画でもそこまで出演していないので珍しいです。
ゲームの雰囲気は良いにしろ謎解きゲームなのにその要素はゼロでどこまで進んでいるかもよくわからず仲間たちのギクシャクをずっと見せられている様でした。五郎は少し可哀想な気もしますが・・・このメンバーなら仕方ないENDを迎える事になりますが、今回はバッドエンドでもしっくりと来ます。この6人の人間性だったからこそバッドエンドも肯定できると思います。
唯一良かったのはこの映画の主題歌だったと思います。
私的には評価的には★2.2です。物語自体は大した事ないのですが、このラストは私的にはしっくりくるので。そして関めぐみが出演していたと言う事でおまけしてのこの点数です。
ちなみに映画.comの評価はレビューされてませんでした。
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