2020年1月10日公開
カイジファイナルゲームが公開され、期待を膨らましながら劇場へと足を運びました!観賞日が公開日の次の日でしたのでお客さんも沢山いました。
しかし正直な感想…実写版カイジのファンの方は、DVDがリリースされてからで十分間に合います!カイジとは似ても似つかない作品になってました。
自分は原作も好きでパチンコ沼までは読んでましたが、実写もギャンブルバトルは、大幅に原作より省略されているものの筋がしっかり通っており結末を知っていても手に汗握る展開になってましたが、今回はスリリングな展開を一切味わう事が出来ませんでした。
今までみたいに逆境にも立たされてないカイジはやはり緊張感のかけらも無くなってしまったのでしょうか…
カイジ=逆境と言うイメージがあり、1000万円でも今まではとても重たいお金の重みを伝えてくれました(LIAR GAMEなどは、あまりお金の重みを感じない)今回はそれも感じること無く最初から最後まで終わってしまった気がします。
ファイナルゲームを名乗るには素晴らしくない内容です。天海祐希や生瀬勝久など前シリーズに出た出演者達を出すのは粋ですが使い方が勿体ない…
出演したのはいいですが、ほぼゲスト出演みたいなものなので実写ファンとしてはかなり物足りないです。
自分の思い描くファイナルゲームは、かつての宿敵利根川(香川照之)、一条(伊勢谷友介)のその後から始まり、そこに、坂崎(生瀬勝久)や遠藤(天海祐希)なども加わって全員で協力して最大の帝愛グループに挑むストーリーを壮大にやって欲しかったなと思ってました。まだまだいくらでも面白くする事が出来たはずですが…
香川照之と伊勢谷友介を出さないのはファイナルではないです!全員が揃って初めてオールスターでファイナルでしょう。新キャラばかりのファイナルなら目に見えてどうなるかわかるでしょう…
宿敵の黒川(吉田鋼太郎)や高倉(福士蒼汰)もなんかちっちゃく絶望感を特に感じさせない役になってしまってました。別に彼らが悪いのではなく元の脚本のせいでしょう!
ちょっとネガティブな事ばかり書いてしまいましたが、藤原竜也ファンからするととても藤原竜也らしさやカイジ感満点で良かったですよ!
藤原竜也の舞台のような演技は、ファイナルゲームでも健在で彼の演技だけでも十分楽しむ事が出来るそんな映画でした。
キンキンに冷えてやがる~悪魔的だぁ~
はこの映画の中では一番の名台詞でしょう!
まとめると
カイジファンはDVDまで待つべし!藤原竜也ファンの為の映画という事です!