ONE PIECE THE MOVIE エピソード オブ チョッパー+冬に咲く奇跡の桜
2008年3月1日劇場公開
ワンピース劇場版の第9作目となる作品で、この劇場公開当時はテレビアニメでは、
345話「動物いっぱい?ペローナの不思議な庭」
が放送されており、スリラーバーグ編真っ最中の時に公開された劇場版です。
今作品で監督を務めた監督は志水淳児監督です。監督を務めたONE PIECE作品は
2000年「劇場版 ONE PIECE」
2001年「ねじまき島の冒険」
2002年「珍獣島のチョッパー王国」
の3作品となり、今作が4作品目なります。
今回の作品は「第32回日本アカデミー賞」優秀アニメーション賞受賞の作品になります。ちなみに最優秀賞アニメーション作品は「崖の上のポニョ」となっています。
主題歌
DREAMS COME TRUEの「またね」です。
総括
声優陣
今回のゲスト声優は、みのもんたでワポルの兄のオリジナルキャラクターのムッシュールを演じていましたが、言われるまで全然気づきませんでした。役に入り込んでいて違和感無しで普通の声優使っているんじゃないかな~と言う位ハマっていました。
青野武は今回はイッシー20の一人、イッシー1を演じていました。
感想
この映画の作画は結構悪く感じました・・・「オマツリ男爵と秘密の島」と同じくらい作画には違和感を感じますが、悪さだけを取ったらこの劇場版が一番悪かったかなと思います。
正直、前劇場版の「エピソード・オブ・アラバスタ」と同じようにまたダイジェストで進んでいくのかな~と思い少し懸念をしていました・・・が、この作品では原作でチョッパーが仲間になる冬島編のエピソードをベースにしながら、ロビン・フランキーが仲間になっている状態で立ち寄ったらどうなるか?というIFの世界を描いてくれているので見ごたえはありました。
ビビも今作では居ないですし、メリー号もサニー号に変わっていますので時系列的にはエニエスロビー編から冬島にという流れになっています。
そしてこの空島での敵になるワポルの兄のムッシュールというオリジナルキャラクターも登場しルフィと激闘を繰り広げます。
この冬島の根本的な流れは変わりませんが違う視点で観れて原作と合わせても2度おいしい作品になっています。「エピソード・オブ・アラバスタ」と同じでストーリーの良い所はしっかりと抑えてくれているので感動もしっかりとできるような作品でした。
2023年5月30日現在、Amazonprimeで配信されており、Hulu、Netflixでは配信されていません・・・
評価は、yahoo映画4.3、映画.com4.1、Filmarks3.8となっています。
私の評価としては★3.4としておきますが、同じ評価のデッドエンドの冒険も良かったのですが、また違う味を魅せてくれたこの作品も別視点で同じ評価にしたいと思います。作画が良かったら3.5位はいったかな・・・
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