グランメゾン東京7話の視聴率は、11.8%でした。
今回のあらすじは、相沢(及川光博)の失踪した嫁エリーゼが登場して娘のアメリーをパリに連れて帰ると言うが、トップレストラン50のエスコフィユも越えれなかった10位を越える事が出来たらアメリーを連れてくのはやめてほしいとエリーゼと賭けをする尾花(木村拓哉)だった。
尾花の変化
過去を知る女
その時の発言で「三ツ星を狙い始めてからみんな辛そうだった、ミシュランが憎い」
と言ってました。以前は、家族サービスなども積極的にエスコフィユは行っていたという事が明らかになりました。
エスコフィユ時代の尾花もまさに料理を愛しているのはわかりますが、取りつかれた用な形相だったのは過去のシーンからでも分かります。
しかし今はイキイキと楽しそうに料理に取り組んでいる姿が多いですし、人の事を思いやる事が出来るようになったのではないかなと。
さりげない一言が心に染みる
ベスト10位だった時、皆が喜んでたのにも関わらず尾花は相沢に
「ホントにごめんな」とハグして謝ってました。
これは、さりげないシーンでしたが尾花の心の成長も意味してたと思います。
かつての尾花なら人の為ではなく自分の為だけに順位を狙っていたはずだからです。なので相沢の為に何とか順位を取ってやろうとした尾花の心情がこの一言に全て込められています。
倫子シェフだからこその3つ星
物語序盤から見ていてこの変化は、倫子と出会った事から全て始まっているのです。
そしてエスコフィユ時代に無くなった家族サービスも復活させています。
尾花に足りなくて倫子にあるものとは、回りがイキイキと出来る環境を作れることではないでしょうか?皆がのびのびと意見を出し合いながら料理を作る事こそが、がんじがらめのエスコフィユとは、違うグランメゾン東京の3つ星の取り方なのではないかと思います。
gakuは更に上をいく
トップレストラン50でグランメゾン東京のライバルgakuは、8位とグランメゾン東京の上をいきました。
丹後(尾上菊之介)フェアプレー精神が異常ですよね。
芹田(寛一郎)が江藤オーナー(手塚とおる)にお金を返しに来た時に、スパイをしていた芹田にわざわざ自分の厨房を見せるほど正々堂々しています。
ライバルとして憎めない存在に見えるからこそ、ちょっと頑張って欲しいと思わせるからこそナッツ混入の真犯人と疑ってしまいますね。過去にやましい事をしているからこそのフェアプレーに固執しているようにしか見えません。
今回は素直にgakuに拍手を送りたいと思います。
雑って思う事も何点か
まずトップレストラン50に日本のレストランは、20位以内に入ったこと無いと言う話があったのにあっさりと10位や8位入り…
物語としては楽しいのですが、いきなりはやり過ぎではないかな?と思ってしまいます。
別に20位からでも良かったのかなと思ってしまいました。
最後の京野の倫子への告白も突然過ぎて
ん?
と思ってしまいました。この気持ちは予測できたものの、いきなりの告白はひどい恋愛ドラマよりもストーリーを壊してしまってないかなとも思ってしまいます。
これが後々活きるのかもしれませんが…
雑だなと思っても上手く繋がる事もこのドラマはあるので!
とにかくグランメゾン東京は書き足りない位書きたい事沢山あります!
次回に期待しましょう!