Nessのテレビ・映画レポート

自分がテレビ・映画を見て思った事を率直に感想・考察を述べていきます。自分の見ている物に関しては、他人のレビューを読むこと無く先入観無しで書いていきます!その後しっかり他の方々の考え方読ませて頂きます!

【ドラマ】天国と地獄~サイコな2人~⑨  ~解け始める伏線!最後は素直に見よう!~

天国と地獄~サイコな2人~

2021年1月17日スタート TBS系列日曜21:00~

第9話 2021年3月14日放送

 

 

 

 

 

9話で回収された伏線

私が前回のブログで謎としていた一覧を下に引用してみました。

謎の一覧として

 

・リストアップされた人間の共通点

・数字を予告した理由

・「クウシュウゴウ」は、一体誰なのか?(十和田or東)

・ボストンでの事件の犯人

・3年前の一之瀬殺しの犯人

新月の日に殺された3人の犯人

・なぜ久米の息子がリストにないのに殺されたのか?

・日高が漫画を持ってた訳

・日高が奄美大島で東と名乗ってた訳

・東と日高が二人が大人になって出会ったのはいつか?

・事件現場で起こっていた出来事は?

・入れ替わりの謎

  

などなど考えただけでも結構浮かびます。きっと気になる部分はこれだけではないでしょう。第9話は15分拡大SPだとしてもこれから新展開を向かえるには確実に回収不可能になるに違いないので、どんどん伏線回収に向けてこれからは動いていくと思います。丁寧に回収していってほしいですね。

 

 

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  9話で判明した事実(赤字は判明していないと思われる)

・リストアップされた人間の共通点

→殺したほうが世の中の為の人間をリストアップしていた。

・数字を予告した理由

→日高を試したという事になるのでしょうか?明確な答えはわかりません。

・「クウシュウゴウ」は、一体誰なのか?(十和田or東)

→一ノ瀬の事件では十和田、他の3人は東がクウシュウゴウとなっていた。

・ボストンでの事件の犯人

・3年前の一之瀬殺しの犯人

→東いわく「漫画の描いた奴が本当に人殺しをしていた」と言っていて証拠の写真も持っていた。

新月の日に殺された3人の犯人

→ほぼ話の流れから東で確定

・なぜ久米の息子がリストにないのに殺されたのか?

→刑事と一緒に張り込みしている日高(魂・望月)を見て目が覚めて、日高のせいにしないように最後は自分でけりをつけ、日高に迷惑をかけないようにするためにあえて痕跡を消させないようにした。

・日高が漫画を持ってた訳

→東に歩道橋であっていた時に渡され、ケンカ別れして置いていった。

・日高が奄美大島で東と名乗ってた訳

→太陽と月の伝説でもしかすると自分がいけなくなってたかもしれないと思うと、運命に負けている気がして兄の名前を語り一緒に奄美に行ったことにした。

・東と日高が二人が大人になって出会ったのはいつか?

→東はコ・アースのビルで清掃員をしていて、日高がコンタクトを探している時に東が拾い仲良くなる。手紙の話を東にした時に手のひらのほくろを見て兄かもと思い、DNA鑑定をしてもらい兄だと気づく。うすうす日高は兄の存在に気づいていた。東は日高に会った時から弟の存在に気づいていた。

・事件現場で起こっていた出来事は?

→兄が書いたかどうかもわからないが現場に行くと本当に田所が殺されていた。理由は明確ではないが、置かれていた遺留品から兄と確定していた。先回りして捕まえようとしていた。日高の乳歯を落としたのは故意ではなくアクシデント本当に大切にしていた東にとっては宝物。

・入れ替わりの謎

 

ほぼ9話で殺人の謎が解明されていたのではないかなと思います。双子の兄弟の15分先に生まれるかどうかの運命でここまで左右されるのは本当に切ない話で、殺人を犯している東にもちょっと同情してしまう点はありますね。

 

まだまだ黒幕が存在するのか?

最終回は、望月(綾瀬はるか)がいかに日高を助けるか?という所が焦点に当たるのではないでしょうか?それに合わせて日高と東の兄弟愛を描きながら、望月と陸(柄本佑)の行く末も描かれると思うので、ここの丁寧な流れから物語が一気に破綻するような作りにはしないと思います。

八巻(溝端淳平)の黒幕説もまだ最終回まで流れていましたが無いでしょう・・・最後に八巻が上司に言おうとした事は、日高と望月が入れ替わっていたという真実を伝えたと思いますが、ファンタジー要素は一切信じてもらえないオチではないかと考えます。

何故かというとこのドラマでは、常にどっちにも捉えることのできる意味深のシーンを先延ばししますが、シンプルな答えが多いからです。(7話の最後での陸が東の手のほくろの有無を確認するシーン・・・手のひらにほくろがあり東と確信する・8話最後での望月と日高の入れ替わったかどうかのシーン・・・結局入れ替わっていた)

なので八巻の裏切り説などは低いと思います。

 

総括

数々の日高の優しさのエピソードは本物だと確定しましたね!1話から考えるとこんな感じの兄弟愛のストーリーになるとは思いもよらなかったです。

伏線の回収もすごく丁寧で突っ込みたくなるところはほとんどなく、脚本がすごく優秀だという事がわかります。ただ単純に見るだけでも面白い作品です。私たちが踊らされていただけなのかもしれませんが、色々考察できるような伏線づくりや演出などどれをとっても魅了してくれました。特に登場人物に数字を入れてくる辺りも私たちを混乱に陥れて考察させようとしてくれている演出の一つと思っています。

綾瀬はるか高橋一生の演技が最高で、特に高橋一生は入れ替わった瞬間から一気に女らしさが消えるという素晴らしい演技を魅せてくれています。間違いなくこのドラマ自体のMVPは高橋一生でしょう!迫田孝也も東と判明してからすごく良く見えてきました。このドラマの真の主役はこの兄弟だったかもしれませんね。

最終回も考えすぎず素直に見る事考える事によって真実が見えてくるのかもしれません。きっと楽しめる75分になると思います。

いつもこのドラマの感想を書くと長くなってしまいます・・・それほどこのドラマは1話1話たくさん皆さんに伝えたい事があるという事です!ここまで読んで頂きありがとうございます!

 

 

最終回予告

 

予告を見る感じ

日高の無実を証明するために動いている望月の姿が見られます。どうやって釈放されたのかは気になる所です。最後は、東が日高の無実を証明する形になるでしょう!きっとあのSDカードが証明してくれるはず・・・

陸が「オレもなかなか最低」と言っているところや「日高・日高すごいね~」と言っているところから望月に対して別れを告げたのではないかなと思います。最低=望月を傷つけたという事に繋がるのかなと予想しています。

 

9話の視聴率は16.5%と8話の14.8%から大幅のアップです。最終回は更にアップするでしょう!視聴率が全てではないですが、多くの方に楽しんでもらいたい所ですが、このドラマ最終回が初見だと面白さわからないかもですが・・・

【映画】ウォーム・ボディーズ ~ゾンビ男子からのアプローチ~

 

ウォーム・ボディーズ

 ポスター画像

画像引用元:映画.com ウォーム・ボディーズ:ポスター画像

 

2013年9月21日 日本公開

 

 

 

キャスト・あらすじ

R・・・ニコラス・ホルト【2013年 ジャックと天空の巨人

ジュリー・グリシオ・・・テリーサ・パーマー【2014年殺し屋チャーリーと6人の悪党

 

ゾンビの青年R(ニコラス・ホルト)は空港に暮らしている。ゾンビと人間の住む境界線には壁によって仕切られているが、医療品を持ち帰る任務の為壁の中に入ってきたボランティア、ジュリー(テリーサ・パーマー)達と遭遇してしまう。ゾンビ達は、人間を襲ってしまうが、Rはシェリーの恋人の脳を食べてしまい、食べたことで彼の記憶のジュリーが蘇ってしまい、ジュリーを自分の住んでいる空港へ連れていってしまう。そして徐々に人間らしくなるRにジュリーもまた惹かれていく、ゾンビと人間の恋はいったいどうなるのか?この行動がゾンビVS人間の状況に影響を及ぼすことになることは2人はまだ知らない・・・

 

原作は、アイザック・マリオンの小説「ウォーム・ボディーズ ゾンビRの物語」で、監督を務めるのは、「50/50 フィフティ・フィフティ」(2011年)のジョナサン・レヴィン監督がメガホンを握っています。

 

ニコラス・ホルトは今回は、ゾンビの青年を演じていますが、X-MEN」シリーズ(ファーストジェネレーション以降)や【「マッドマックス 怒りのデスロード」(2015年)】でも個性的な見た目の役を演じていましたがどんな役でも型にはまるのが多いです。マッドマックスでは言われないと全く気づきませんが・・・

ジュリーの父親役に、ジョン・マルコビッチが出演しています。そして、この映画でジュリーの親友役のノラを演じていた、アナリー・ティプトンちょっと気になりました。

 

 

 

総括

簡単にいうと一見変わったゾンビ映画です。ゾンビの目線・心情から始まるのでその時点でも斬新といえるのではないでしょうか。数々の作品で人類を恐怖に陥れたゾンビが今回は敵対する人間とのラブストーリーを描いていますが、世界観はそのままゾンビVS人間の構図という背景を持続しながらも少し変わったタッチで描かれています。 

トワイライト」シリーズの様に人間×ヴァンパイアの種族を越えた禁断の恋愛模様を描き、原作者は「ロミオとジュリエット」をもとにしているとはいえ、誰もゾンビに焦点を当てゾンビ×人間の恋愛映画にすることなど斬新でなかなか考えつかない物語でないかなと思います。

個人的にはもっと評価されてもいい作品だと思いますが、ゾンビ映画という事とパッケージの画像で抵抗ある方もいるかもしれません。しかし、ゾンビ映画でここまで、優しく心温まり時には熱い展開を向かえる映画は無いと思います。なので抵抗ある方に是非一回勇気をもって観ていただきたいです。本編のネタバレはしませんが、すっきりとした後味の良いエンディングを向かえますので、今までのゾンビ映画みたいにちょっとバッドエンドになりがちで緊張感たっぷりグロテスクな映画が大好き!という方には物足りない展開かもしれません。ゾンビ映画のスピンオフとして捉えてもらえるといいかもです。あくまでもゾンビ×人間のラブストーリーの位置づけなので。

 

 

 

 

 

3月14日はホワイトデーです。バレンタインデーのお返しにプレゼントを女性へ送る日とされています。この習慣は日本で生まれたもので、東アジアには浸透しているものの、オセアニア・アフリカ・アメリカなどではこう言った習慣は広がっていないそうです。

本日はホワイトデーなので、男性から女性への映画を探してましたがこの前「ライト/オフ」を観た時にテリーサ・パーマーのおかげで思い出せたこの映画「ウォーム・ボディーズ」を観てみる事にしました。

 

 

この映画の評価は、yahoo映画3.9、映画.com3.6、Filmarks3.6となっております。Amazon primeでは現在配信されていません・・・

しかしレンタルショップには、ほとんどのお店に置いてあるので興味をもった方は是非ご覧ください!

【ドラマ】天国と地獄~サイコな2人~⑧ ~単純に見るほど真実につながる~

天国と地獄~サイコな2人~

2021年1月17日スタート TBS系列日曜21:00~

第8話 2021年3月7日放送

 

 

 

もうこれ以上伏線はいらないかな

日高陽斗(高橋一生)の双子の兄、東朔也も湯浅和男(迫田孝也)と判明した事ですし、後は今までの謎をしっかりと回収してくれれば問題ないと思っています。

まだまだ伏線広げ過ぎると「あなたの番です」みたいに回収出来ずモヤモヤした気持ちで終了もあり得るので、残り2話はほとんど回答編という事でやってもらえれば点と点が線に繋がっていくと思うので、まずは、東が実行犯という事でこれからの残り2話は単純に見ていきたいと思います。

 

まだまだ謎も隠されています。私が思う謎だけでこれだけあります。

・リストアップされた人間の共通点

・数字を予告した理由

・「クウシュウゴウ」は、一体誰なのか?(十和田or東)

・ボストンでの事件の犯人

・3年前の一之瀬殺しの犯人

新月の日に殺された3人の犯人

・なぜ久米の息子がリストにないのに殺されたのか?

・日高が漫画を持ってた訳

・日高が奄美大島で東と名乗ってた訳

・東と日高が二人が大人になって出会ったのはいつか?

・事件現場で起こっていた出来事は?

・入れ替わりの謎

などなど考えただけでも結構浮かびます。きっと気になる部分はこれだけではないでしょう。第9話は15分拡大SPだとしてもこれから新展開を向かえるには確実に回収不可能になるに違いないので、どんどん伏線回収に向けてこれからは動いていくと思います。丁寧に回収していってほしいですね。

 

考えすぎない予想

思いつく限りで上で紹介した謎からちょっと予想をしてみました。

河原(北村一輝)が単独の捜査で調べて予想している事は、的確に当たっていると予想します。一ノ瀬の事件の犯人の「クウシュウゴウ」は、十和田という男で、十和田の漫画を持ち帰った東が感化されて2代目「クウシュウゴウ」になったという説は当たっている気がします。いわば模倣犯的に東は犯罪を犯していたのかもしれませんね。

私が単純に考えた予想で今までの展開を考えると、ボストンでの事件に関しては確実に日高は全く関与してないでしょう。ほぼ、秘書の五木の話が全てであるようにサイコパス気質がない事がほぼ確定していて彼女の話している事に裏は無いでしょう。日高自身はすごく人の事を考えて優しい人物なのは間違いないですね。日高以外の真犯人でこれ以上、新キャラを出さずに犯人を出現させるとしたら、5話で日本に戻り陰で日高を陥れようとしていた人物が一人います。九十九(中尾明慶)です。普段から日高を良く思ってなかった九十九が日高が犯人と見せかけて痕跡を残したといってもいいかもしれません。司法取引を求めてくる点からしても、腹黒い感じがするので最終回でちょっとボストンの事に触れるかもしれませんね。

するとタイトルの「天国と地獄~サイコな2人~

天国・・・日高陽斗 地獄・・・東朔也 

サイコな2人・・・九十九・十和田

であてはまります。

8話の最後に望月(綾瀬はるか)と日高は入れ替わったかどうかでまた考察合戦が始まってますが、今までみたいに考えすぎず素直に観ると恐らく入れ替わっていると思います。入れ替わりの最大の謎は最終回まで取っておいて残り2話はそれぞれオリジナルの体に戻って2人は協力していきそうな気がします。

予告編からいっても日高のあのどす黒い声を聞く限りは、もとに戻っているのではないかなと想像できます。今までの日高の望月としての行動は、あくまでも東朔也と望月を助けるための行動だった事も日高なりの優しさだったという事が明かされていくとより面白い展開になっていくと思います。

 

総括

私の予想していた犯人は日高優菜(岸井ゆきの)の線はほぼなくなったと言ってもいいと思います。私の中では、八巻(溝端淳平)や陸(柄本佑)も真犯人説から消えています。今更彼らがサイコパスな動機を語ったところで逆に薄っぺらく感じてしまいますので、これまでの流れのように犯人を見つける事も大事ですが、兄弟愛・家族愛をより濃く描いたドラマにしてほしいと思います。秘書の五木も犯人に推している人がいましたが、その線も無くなったといえるでしょう。

実際考えてみると深読みしすぎて答えは単純な所にある事が多いこのドラマですが、考える楽しみを与えてくれた事、毎週日曜日が楽しみになった事、素晴らしい演技で常に騙されてしまう事、を考えると俳優陣を含めこのドラマの製作スタッフには感謝しないといけませんね!

正直言って深読みしすぎたのか私自身の展開予想は全然あたりませんでした。今まで読んでくださった方々は、妄想に付き合っていただきありがとうございました。あと2話楽しみましょう!

 

 当たっていない妄想の一つです・・・

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9話予告

 

 

第8話の視聴率は14.8%と7話に比べて0.1%アップです!リアルタイムでなくても録画や見逃し配信などでどれくらいの人が見ているのか気になります。残り2話で9話が15分拡大という事は、最終回は30分拡大あたりになりそうですね!

【映画】パラノーマル・アクティビティ ~モキュメンタリー演出で臨場感~

パラノーマル・アクティビティ

ポスター画像

画像引用元: 映画.com  パラノーマル・アクティビティ:ポスター画像

 

2010年1月30日日本公開

 

 

 

キャスト・あらすじ

ケイティ・・・ケイティー・フェザーストーン

ミカ・・・ミカ・スロート

 

夜な夜な起きる怪奇現象に悩ませられるケイティとミカ。この怪奇現象を解明するためにハンディカメラを購入して自分たちが寝ている間に何が起きているのか記録することにする。日に日に怪奇現象がエスカレートしていく・・・自分たちが寝ている時に一体何が起こっているのか?録画の映像をのぞくとそこには・・・

 

この映画は、「ザ・スイッチ」や「ハッピー・デス・デイ」などを手掛けるブラムハウス・プロダクションの作品です。製作費は1万5000ドル(日本円で約160万円)位で製作を行い興行収入が世界で2億ドル(日本円で約210億円)ととんでもない数字をたたき出した作品で、ブラムハウスの名前もこの成功で広まりました。

監督はオーレン・ぺリ監督で今回の作品では、監督・脚本・製作・編集と全て携わっており、次回から「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ、「インシディアス」シリーズの製作に携わっています。

 

総括

モキュメンタリーとはフィクションをドキュメンタリーみたいに演出する手法であって、今回のこの作品もモキュメンタリーが採用されています。日本で言うとテレビや映画で放送・公開された「放送禁止」シリーズがこの手法に当たります。

常にハンディカメラで撮影されていて登場人物の一人がカメラを持って撮影しているので臨場感溢れるドキュメントタッチに描かれています。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のみたいにいかにも本当にあった出来事の様に見せてくれています。

コンジアム」みたいにほぼ無名の俳優を使ってくることにより、登場人物も一般人に近い形に見えるので現実味が増してきます。終始、彼氏の行動にイライラしっぱなしで全く共感できませんが・・・

この手の手法の映画は、臨場感を味わえるので吹き替えよりも字幕で観てみる事をお勧めします。言葉も難しい言葉がそれほど出てくるわけでもなく雰囲気を楽しむ映画なので吹き替えを主として観ている人にも字幕で観て頂いた方がより恐怖感も増すと思います。86分と短い映画になっているので観やすいと思います。

 

 

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この作品だけを観るときっと後味も悪く意味がわからない点が多々ありますが、「パラノーマル・アクティビティ」は2~5まで続編が出ているのでどのようにこの怪奇現象が解決、証明されていくかも見どころだと思います。2以降は流行った記憶もないですが・・・

2~4までは、「ハッピー・デス・デイ」の監督クリストファー・ランドンが脚本を務めているのでその点でもちょっと期待は持てそうですね。

2021年8月9日現在Amazon primeで配信されていますがNetflixでは配信されていません。評価は、yahoo映画2.7、映画.com2.7、Filmarks2.8、とちょっと低めですが、ブラムハウスファンは必見でしょう!

 

 

【映画】バックドラフト ~3月7日は消防記念日!~

バックドラフト

 

1991年7月6日日本公開

  

本日3月7日は消防記念日という事で消防に関係する映画を観てみました。

消防記念日

1950年に消防庁が制定された日。1948年の3月7日に消防組織方が施行されて警察から消防が独立した日にちなんで消防記念日となりました。消防士の皆さんいつもありがとうございます!

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

ティーブン・マカフレイ・・・カート・ラッセル【1992年 不法侵入

ブライアン・マカフレイ・・・ウィリアム・ボードウィン【1993年 硝子の塔

ドナルド・マカフレイ・・・ロバート・デ・ニーロ【1991年 ケープフィアー

 

あらすじ

幼い頃、消防官の父に連れられ現場へ言ったブライアン(ウィリアム・ボードウィン)は消防学校を卒業して消防士となるが、配属先は兄のスティーブン(カート・ラッセル)が所属している17分署に配属される。兄との確執があるブライアンは、兄に他の誰よりもしごかれる事に・・・そんな中バックドラフトによる火災が発生するが放火の疑いがある事に火災調査員のリムゲイル(ロバート・デ・ニーロ)は気が付く。2人の兄弟の絆は?一体誰が何のためにバックドラフトを引き起こしているのか?

 

監督を務めるのは「ダ・ヴィンチ・コード」や「天使と悪魔」などラングドン教授シリーズのロン・ハワード監督が務めています。

 

30年前の映画に感じない!

1991年の映画なのでもう30年前の作品になりますが、全然作品の映像自体には全く遅れを感じず、炎もリアルな描写でCGとかの域では無くて本物で撮影しているのでは?と思うくらいの映像描写です。役者のカート・ラッセルロバート・デ・ニーロが若すぎる事以外は、今の下手な映画よりは現在でも通用すると思います。20年前位の作品ではありますが、【「マトリックス」1999年】や【「パイレーツ・オブ・カリビアン」2003年】なんかも今の映像やCGと引けを取らない位な感じだったと感じています。

アメリカの消防署がメインで話が進みますが、アメリカの消防士って現場に行くまでにあんなに陽気な感じなのでしょうか?現場までの間でも日本の映画やドラマでは緊張感漂う雰囲気になっているのであまり消防士の映画を観ないのでちょっとその辺に違和感が感じました。しかし、そこはさすが消防士現場に行くと緊張感が素晴らしい!とくに炎描写が炎は生き物と言わんばかりに右往左往するので炎の怖さも十分伝わります。

30年前の作品でもそう魅せてくれる映像の作り方は素晴らしいと思います!

 

総括

ストーリーは別格で消防士の兄弟のヒューマンドラマかなと思えば上手く放火犯のキーワードを入れてサスペンスを混合してきてこのサスペンス無しでは兄弟愛は語れない位の勢いで見事に2つのジャンルの融合を果たしています。130分位のちょっと長めの作品ではありますが、この濃厚なストーリーのおかげで全く長さを感じず、逆に短いと思ってしまうほどです。映像の迫力を見るだけでも十分満足できます。

サントラも聞き馴染みのあるテーマが流れるので懐かしさも感じるのではないでしょうか?「料理の鉄人」のオープニングに使われていた曲なので特にアラフォー世代には懐かしさも感じるはずです。

続編「バックドラフト2 ファイア・チェイサー」も2019年に作成されていますが、日本では劇場未公開になっています。キャストがウィリアム・ボールドウィンドナルド・サザーランドが続投してますのでちょっと興味がわきますね。しかし、評価を見てみると散々な点数になっているので怖いもの見たさかもしれませんね。

 

2021年3月7日現在Amazon primeで字幕・吹替共に配信されています。

yahoo映画 4.1、映画.com 3.6、Filmarks 3.6という評価になっています。

 

 

 

 

【ドラマ】天国と地獄~サイコな2人~⑦ 東朔也は双子の兄だった。もう一つの入れ替わり説を推したい!

天国と地獄~サイコな2人~

 2021年1月17日スタート TBS系列日曜21:00~

第7話 2021年2月28日放送

 

 

 

このドラマ本当に情報量が多すぎてどうやって考察していけばいいのか全く分からなくなってしまいました。書いている事はまとまっていないかもしれません・・・本当に嬉しい悲鳴です。

 

 

師匠=東朔也はミスリード

今回、明らかに湯浅がピックアップされ明らかに湯浅が東朔也というでないかという場面が次々と生まれていますが、なんとなく製作者側のミスリードの様な気がします。しかし、MDカードという意味深なもので今後のキーアイテムとなりそうなアイテムも所持していましたし、事件には確実に絡んでいると推測されるのであくまでも十和田と同じ「クウシュウゴウ」扱いで、真犯人に依頼を受けて字を若者に書かせて陸に文字を消すように依頼していたという事が判明するのではないでしょうか。

奄美大島行ってみないか?」と8話予告で湯浅が陸に言っているので間違いなく彼が東ではないような気がします。しかし、今後事件を解決に導くキーマンという役割を果たしそうな気がします。東朔也はまだ新キャラで出てくるのではないでしょうか?

 

 

日高陽斗・東朔也は双子

過去の回想で明らかになった双子説。この考察をする人が多かったですがこれだけはないと思っていましたがまさかの双子でした。日高は殺さなかったのではなく元々掃除をするだけの役割で実行犯は、東朔也の線が強くなっています。

幼少期の頃の彼は別に貧乏でも陽斗を恨むこと無く明るい振る舞いで接していたので恐らくサイコパスになる気質はなく、逆恨みで人殺しをするような感じでも無い気がします。どちらも性格が優しい朔也が犯人になるとも考えにくいです。

 

 

入れ替わったのはもう一組?

そこで、東朔也の体と何者かが入れ替わっている説が浮上します。入れ替わっているのは、母親の茜と東でないでしょうか?一応、西と東ですし・・・

東朔也に電話番号を渡していたのは母親の茜なので、何度か2人はコンタクトを取っていたと推測されます。会っていたその時に2人は彩子と陽斗のように歩道橋から落ちてしまい入れ替わってしまい、母親の体と東の魂が不慮の事故で死んでしまった。朔也が不幸になるきっかけを作ったのはリストのメンバーで共通点は、東朔也を不幸の道へと進ませたメンバーという事になるでしょう。

母親の死因については全く劇中で触れられていなかったのでこの死因について触れられる時に真実が見えてくるのかもしれませんね。そして、母親の体の中に東の魂が入っていたと仮定すると息子の復讐の為に次から次へと殺人を犯してしまってもおかしくありません。

日高は、東と母親が入れ替わった事を知っているので2人で母親の奄美大島に行ったり、2人で居酒屋で飲んだりしているうちに朔也が不幸になった原因を母親が東の父親から聞き復讐心を燃やし次から次へと行動を実行する。朔也=新月の時に東朔也の弔いとして犯行に及び東朔也の痕跡をワザと残すが日高は東の肉体の母親が捕まって欲しくないため、痕跡を消して歩いている。というような説がわたしの中では浮かび上がってきます。

 

東朔也を心配しての言葉

東を死亡届一覧や家事の被害者の手のひらを見て東に対して「まだ、生きてるのかよ」の日高の言葉は、何で生きてるんだよ!死んでいて欲しかったという事ではなく心配の言葉で、今回久米宅へ来なかった事により、すい臓ガンが発症してどこかで死んでしまったもしくは、何か事故に巻き込まれてしまった為に現場に現れなかったのではないか?と思って吐き出した言葉ではないのかと思いました。そして、必死に探している事から実際には、犯行後は日高と東はしばらくは接触はしていない事がわかります。

 

 

私は真犯人は優菜説がまだ濃厚だと思っています。が、日高は誰とも入れ替わっていないのかもしれません。あくまでも日高陽斗⇔望月彩子、東朔也⇔日高茜、という構図になっていてもおかしくありません。日高陽斗⇔東朔也だとそのままのになってしまうので脚本はもうひとひねりしてくるのではと感じます。

もう一回情報を改めてまとめて考察する必要があるかもしれません・・・

 

 8話予告

 

 結構、日高がいら立つ場面が多い予告編です。

もしかするとまた日高⇔彩子が故意的に入れ替わることを示唆するようなシーンもあったりと次回も楽しみですが、このドラマの予告って今まで観てきて核心に迫るような感に見えますが編集の力で上手く切り貼りしているんですよね~・・・

 

7話の視聴率は14.7%と6話と同様の視聴率でした。どんどん謎か解明されていくとともにどんどん謎も増えていく観ている側としてはとても面白いドラマですよね!

 

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【映画】億男 ~出演者たちの演技が立っている~

億男

 

2018年10月19日 日本公開

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

大倉 一男・・・佐藤 健【2018年 いぬやしき 義母と娘のブルース TBS系列 夏ドラマ】

古河 九十九・・・高橋 一生【2018年 空飛ぶタイヤ 僕らは奇跡でできている フジテレビ系列 秋ドラマ】

 

あらすじ

兄の借金の保証人になってしまい3,000万円の借金を背負ってしまってしまった一男(佐藤健)は、借金返済の為に妻と別居で家族バラバラの生活をしていたが、ふと商店街の福引で当たった宝くじが3億円の宝くじになってしまう。急な大金が入りお金の使い道を考えていたところ、学生時代の親友・九十九(高橋一生)を訪ねる。九十九は「バイカム」という会社を起業して大成功していた億万長者だった。九十九と一緒に壮大なパーティーを行い酔いつぶれていた一男は、朝目覚めると3億円と一緒に九十九も消えていた。一男は九十九の行方を探し始める。九十九の行方とは?お金を持っていった真の目的とは?

 

この原作は来る」「何者」「怒りなどの映画プロデューサーであり小説家でもある川村元気さんの長編小説を実写化したもので、雑誌「BRUTUS」で連載されていました。他の小説の実写化に「世界から猫が消えたなら」も彼の作品となっています。

メガホンを握るのは「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督で、るろうに剣心と同様佐藤健とタッグを組みます。

他の共演者として北村一輝沢尻エリカ藤原竜也が九十九の元同僚として出演しており、黒木華が一男の妻として出演しています。結構役者陣も豪華な映画となっています。

 

 

出演者たち

佐藤健の今回の立ち位置はかなり地味な役柄を演じています。主演だけど佐藤健を目立たせること無く他共演者を完全に個性的なキャラクターとして魅せそして活かしています。この主演よりも共演者が活きている感じは【「グランメゾン東京」2019年 TBS系列 木村 拓哉主演】を思い出させてくれました。

高橋一生の演技は今回は吃音症を患っている役柄でしたがしっかりと演技の為に研究しているような様子が見受けられました。【「岸辺露伴は動かない」2020年や現在放送中のドラマ「天国と地獄~サイコな2人」など高橋一生だけど高橋一生でない細かい演技に魅せられます。山田孝之みたいな全く別人に見えるカメレオンとは違い、高橋一生に見えるけどそうでは無い、内面のカメレオン俳優の様に感じます。

藤原竜也北村一輝も個性的なキャラを演じており、北村一輝は関西弁を話VIPルームで競馬を楽しむ男を演じ、藤原竜也は表向きはセミナーを主催する実業家ですが、裏では怪しい団体の教祖をお金をだまし取る目的で演じている役をしています。

北村一輝は、あまり観た事が無い役柄でちょっとコメディかかっているような雰囲気で、現在「天国と地獄~サイコな2人~」を視聴している人にとっては目新しい感じにも見えるのではないでしょうか?藤原竜也は、彼の演技自体が妙にはまっている感じなので藤原竜也そのままですが、妙な演説と説得力は藤原竜也堺雅人くらいしかこの雰囲気はだせないでしょう。

 

 

総括

この映画は宝くじの賞金3億円を軸に展開されますが、お金の価値観は人それぞれ違う事が、それぞれの登場人物により垣間見る事ができますが、この価値観はあくまでも使っても無くならないお金を持っている人たちの価値観で、私を含め多数の人たちはなかなかお金に関してや登場人物、この話の内面に対しては感情輸入や共感しずらい物語ではないかなと感じます。それでも現実社会でも人それぞれ価値観が違うのでお金について見直すきっかけを与えてくれる作品になっていると思います。

先ほども少し書かせていただきましたが、この映画はストーリーの流れと合わせて俳優の演技を楽しむ作品ではないかと思います。

 

2021年2月28日現在Amazon primeで配信されています。評価は、yahoo映画 3.3、映画.com 3.1、Filmarks 3.3となっています。

 

【ドラマ】天国と地獄~サイコな2人~⑥ ~新しい名前出現により予想パニック~

天国と地獄~サイコな2人~

2021年1月17日スタート TBS系列21:00~

第6話 2021年2月21日放送

 

 

 

展開に追いつけない・・・

第6話での最後の新キャラクター「東朔也」という人物の名前が出てきました。今までの考察が全て覆りそうな感じで終わってしまいました。しかし今回の「東朔也」は、彩子・日高・河原がラストでそれぞれこの人物の情報を得る描写があるので確実に今回の物語に確実に重要なカギを握る人物になってきそうです。「戸田一希」みたいなサブキャラではないような気がします。

単純に考えると今回の現場に現れたが彩子と八巻が見張っている事に気づいて帰った人物が「東朔也」という人物で、中身は日高でこれまでの殺人の実行犯だったという線が一番しっくりきます。今回は現場に現れなかった為、何かに「東朔也」(自分の体)が巻き込まれたのではないかと思い死んでいるのかどうか彩子の中の「東朔也」は確認していた。「東朔也」⇔「日高陽斗」の入れ替わりというのが一番今回の話の流れでしっくりきそうです。

が、展開の予想を常に覆してくるこのドラマです一筋縄ではいきません。次で7話なのでまだ核心を突くには早いと思います。この展開が8話あたりで繰り広げられるならほぼ単純考察で確定な気もしますが。

ここから先は私の当たらない予想と妄想です。(何度映像を見て考察しても斜め上をいくドラマの為当たらないので・・・)

 

クウシュウゴウという人物

今回、戸田 一希(橋本 真実)から一ノ瀬の情報を購入した人物で、陸の便利屋に数字を消してほしいと依頼をしてきた人物です。一ノ瀬の情報を購入したのは、十和田 元(田口 浩正)という男が河原の調べでわかりましたが、自殺していました。

一ノ瀬の情報を購入したのは、十和田で間違えないのですが陸に依頼した「クウシュウゴウ」は別人という事になります。十和田は金に困っていてアルバイト感覚で戸田一希から一ノ瀬の情報を購入したが、用済みになったために真犯人に自殺に見せかけて口封じのために殺されてしまったのではないかと思います。

現在の陸に仕事を依頼している現在の「クウシュウゴウ」は、陸の師匠といわれる湯浅(迫田孝也)ではないかと考えています。本当は元々、陸が便利屋をやっていたことも知っていたので少しでも仕事をさせてあげようと思っていて、本来は自分で消さないといけない真犯人からの依頼を陸に依頼をしていたのではないでしょうか?陸に対して本当に優しい先輩なので・・・「4」の文字を消しているときに会ったのも偶然ではなく本当は仕事を見に来たのではないかなと思います。「9」の文字を書いてほしいと頼んだ「池袋のオッサン」も恐らく彼で全て真犯人の指示でバイトしていたのではと予想します。用済みになった時に自殺という形で幕を終盤で閉じてしまうかもしれません。その匂わせとして、5話での「3か月の命」という言葉にあるのではないでしょうか。(言葉自体には意味はありませんが)

色々と犯人説が濃厚な湯浅和男で登場人物の中で数字が入っていない人物ともいわれていますが、「三枝」扱いすれば数字が入っています。あくまでも真犯人の依頼で「クウシュウゴウ」として動いていると予想しています。

 

 

東朔也という人物

私は東朔也は新キャストで出演してくると思います。以前、優菜が話していた隣のおじいさんの孫で日高の同級生もしくは幼馴染ではないかと思います。予告で秘書の五木(中村ゆり)が「社長が一緒に奄美に行くって言ってた方では?」というフレーズがあるので旧知の仲なのは間違いなさそうです。

ここからはあくまで妄想ですが、奄美で東⇔日高が入れ替わってしまう。元々サイコパス気質だった日高はこれをいい事に犯罪を犯す。自分の体を犯人にしたくない東は持ち帰った漫画「暗闇の清掃人」に沿って痕跡を消して回っていたが、優菜と東も旧知の仲で朔也に気があった優菜入れ替わりの事実を聞かされた後に歩道橋から転げ落ちて入れ替わってしまい、優菜に「東朔也の魂」が、日高陽斗に「優菜の魂」が入っているのでは?と思ってしまいました。私が何とかするという事でボストンへ飛び痕跡を消す特殊洗剤のベンチャー企業を立ち上げ、優菜(魂・東)は、優菜になりすまして父親の会社で働いているのだと思います。

長くなってしまいましたが私の予想では、

現在は日高 陽斗(魂・望月 彩子)、望月 彩子(魂・日高 優菜)、日高 優菜(東 朔也)、東 朔也(魂・日高 陽斗)、クウシュウゴウ=湯浅和男という感じですね。

※どうしても、あまりにも女性らしく化粧したりとふるまっているので日高の中に入っていた人物は同性愛者ではなくて女性と思っている私なので優菜を絡めて予想してしまいます。秘書の五木でもいいのですが・・・

しかし、指示を出している人物本当の黒幕が謎のままです。黒幕も新キャストなのでしょうか?日高が言いなりになりそうな人物といったら、「自分の母親」か「隣のおじいさん」、法で裁けない人物を粛正しているとしたら正義感の強い警察内部の人間ではないのかとも考えられます。実行犯についてはだんだん核心に迫りつつありますが、黒幕はまだ姿の片鱗すら出していない気がします。

 

今回も長々と読んで頂きありがとうございました。

6話視聴終了後から他の方の考察は一切見ないで自分なりに考えています。なので見当違いすぎる予想もあるかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

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7話予告

 

 

謎の女性?お母さんらしき人物もちょっと登場しています。お父さんもついに出てきて日高の過去が明かされそうですが、だいぶ核心に迫る回になるのではないでしょうか?

来週を見るとガラッとまた予想が変わってしまうかも・・・・

第6話の視聴率は14.7%と5話の視聴率13.2%も大幅アップです。色々と話題にもなっていますしここから伸びてくれることを期待します。

 

 

 

【映画】ドント・ブリーズ ~緊張感良し!雰囲気良し!でも登場人物は共感できない・・・~

ドント・ブリーズ

 

2016年12月16日

 

 

キャスト・あらすじ

キャスト

ロッキー・・・ジェーン・レヴィ【2016年 モンスタートラック

アレックス・・・ディラン・ミネット

マネー・・・ダニエル・ソヴァット

盲目の老人・・・スティーブン・ラング【2018年 必殺処刑チーム

 

あらすじ

定期的に留守の家に強盗に入る、ロッキー・アレックス・マネーの3人は、莫大な金を持つ盲目の老人の家に強盗に入る計画を企てる。老人宅に侵入した3人だったが、とんでもない誤算が・・・老人は元軍人で盲目の為、聴覚が鋭く研ぎ澄まされた超人だった。少しでも音を立てるとすぐに感知してしまう老人から老人の家で音を出さず部屋を進むと徐々に老人の異常性が浮かび出るものが見つかる。3人は無事老人の家から脱出することができるのか・・・

 

この映画のメガホンを握っているのは【「蜘蛛の巣を払う女」(2018年)】の監督を務めたフェデ・アルバレス監督です。製作には【「スパイダーマン」シリーズ3部作(トビー・マグワイア主演)】でメガホンを握ったサム・ライミが携わっています。

 

総括

ドントと付く映画に関しては、私は勝手に「~してはいけないシリーズ」と名付けているのですが今回は、ドント・ブリーズ」=「息をしてはいけない」という事になります。名前の通り、老人の屋敷に入った時から薄暗くいかにも不気味で老人はターミネーターレベルで感知してくるといった凄まじい緊張感とこちらまで息を止めてしまう一体感を味わう事ができます。そして更に老人の家にいる犬が「バイオハザード」シリーズを彷彿させるゾンビ犬みたいに追ってくるので観ているこちら側も気の休まる所が家に侵入してからは本当に無くなります。

 

私の個人的な感想では【「クワイエット・プレイス」(2018年 エミリー・ブランド主演)】もどちらも音を出してはいけないという設定ですが、密室感が強い今作「ドント・ブリーズ」が緊張感・一体感・雰囲気に関しては上回っていると個人的には感じました。

設定としては、緊張感が伝わり先の展開が読めなくて素晴らしいのですが、今回の逃げ回る3人は泥棒なのです。老人の側から見てみると異常性も確かにやってはいけない事もして気持ち悪い部分もありますが、バックグラウンドを見ると少し可哀想な気もします。ただ泥棒を退治している完全に正当防衛をしているだけなのです。

なので、3人は被害者の様になっていますが悪党です。この前ブログで紹介した「ドント・ハングアップ」の様な悪党側の視点で展開されている映画になります。完全には、泥棒達には感情輸入もできませんし、老人に共感できるかというと共感できません。キャラクター設定は4人誰も救いがないので誰にも共感できないで終わってしまうので、なんか歯切れが悪いまま終わってしまう映画に感じました。

グロテスクという意味では特にそんな描写もありませんでしたのでそのような描写が苦手な方でも観れます。雰囲気と緊張感を楽しむ映画で、人間ドラマを楽しむべき映画ではなく全体的には暗い感じがしました。

 

 

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2022年4月10日現在この映画は、Amazon primeでは配信されていませんが、Netflixでは配信されています。

評価は、Yahoo!映画3.6、映画.com3.6、Filmarks3.5となっています。